自然栽培米ササニシキ ~【世界農業遺産】大分県国東半島からお届けします~

大分県国東半島で私達が一生懸命作りました。

手作りホームページへようこそ。どうぞごゆっくりご覧くださいませ。
当店、自然栽培米専門店【Natural Style】がお届けする自然栽培米は、
農薬・肥料不使用、自家採種された安心安全のお米に限定しております。
週1回火曜日発送となります。※日曜日17時までのご注文を火曜日発送致します。

‘無農薬’ カテゴリーのアーカイブ

無農薬にこだわる自然栽培米ササニシキ田植え(大分県国東半島)

2017 年 4 月 24 日 月曜日

世界農業遺産に登録されている大分県国東(くにさき)半島で
農薬も肥料も使用せずに育てる自然栽培米ササニシキの田植えが4/20頃から始まりました。

九州で最も栽培面積の多い品種は、ヒノヒカリですが
ヒノヒカリの田植え時期は6月中旬頃です。

大分県国東半島で栽培されるササニシキの田植え時期は早いですね。

自然栽培米ササニシキ田植え

いわゆる「早期米」の部類に入るかと思います。
もともとササニシキは、東北地域のお米ですので品種特性上早く植え付けられます。

九州でササニシキは珍しいのですが
それを可能にしているのには種に秘密があるのです。

大分県産 自然栽培米ササニシキの種の秘密

大分県国東半島に村田 光貴さんという米農家さんがいます。

ご自身の体が化学物質過敏症であったために
農薬や肥料を使用しない無農薬にこだわった自然栽培米ササニシキを育てています。

九州でササニシキを育てることができる
村田さんの自然栽培米ササニシキの特徴は
大分県で自家採種を10年以上していることにあります。

種籾

ササニシキの種籾自身が、
九州の大分県で育つ遺伝子を引き継いでいるのです。

さらに、
栽培では、農薬も肥料も使用しませんので
無農薬や自然栽培で育ってきた遺伝子情報も引き継いでいます。

消毒しないササニシキのポット苗

3月上旬にササニシキの播種をしました。

播種をする前に通常は、温湯種子消毒をします。
温湯種子消毒とは、播種前の種籾を60度くらいのお湯に10分ほど浸ける作業です。

温湯種子消毒により
種子の周りにいる病気の原因となるカビや細菌を消毒するのですね。
ばか苗病、いもち病、苗立枯細菌病などを防げる効果があると言われています。

村田さんは、この温湯種子消毒を行いません。
消毒という言葉にピンとこなく、そのままで良いという考え方なのです。

4/20頃には15㎝ほどの苗に育ちました。

自然栽培米ササニシキのポット苗

播種する際に、苗箱に播種する場合とポットに播種する場合があります。

写真のように村田さんは、ササニシキをポット苗で育てています。

ポット苗の方が、田植え時に根を傷つけることがないので
定植後に根の活着(根付き)が良いと言われています。

無農薬にこだわった自然栽培米ササニシキの田植え

ポット苗を使用した時と苗箱を使用した時では、
田植え機が異なります。

ポット苗の田植え機は、
ポット苗を前方にセッティングするタイプなのです。
(苗箱タイプの田植え機は、後ろに苗箱セッティング)
自然栽培米ササニシキ田植え

村田さんは、この大分県国東半島で10町ほどの大面積でお米栽培をしていますが
田植え時には、村田さんの弟や知人の方々に手伝ってもらっています。

この時期は、朝6時から夜22-24時くらいまで
昼は田植え、夜はライトを付けて代かきをするようです。

また、田植え後、2~3日後にチェーン除草を開始するので
かなり濃い作業を1日で終わらせていきます。

自然栽培米ササニシキ田植え

村田さんの奥さんの恵さんも
田植えがスムーズに進むように一緒に作業をしています。

村田 光貴さんに田植えで大事にしていることを伺いました。

その答えは、

「なるべく、うすく」という答えでした。

うすく、つまり疎ということですね。

ササニシキの定植後の写真を見てもらうとお分かりのように
一本植えでかつ、間隔が広いのです。

自然栽培米ササニシキ苗

苗の間隔は、30㎝×30㎝となっており
田植え機で最大限広くできる間隔で植えています。

通常は、なるべく
多くの収量を上げるために一株に3~5本ほど植え
苗の間隔も条間30㎝、株間15~20㎝ほどで自然栽培に比べると密ですね。

密に植えると
稲の高さが50㎝ほどになってくると稲の根元が暗くなってきますが
疎に植えると
稲の根元は明るく、風通しも良いです。

稲にとってどちらの方が気持ちが良いのか?

自然栽培米農家は、稲の気持ちになって環境作りを考えているのだと思います。

田植え後に、自然栽培米農家がする作業は
苗が田んぼで主役になるように除草や水管理をしたり
稲が育ちやすい環境作りをしていくのですね。

田植えは、これまで大切に育てた子供が社会(外の世界)に出るのと同じです。
完全な保護の下ではありませんが
育ちやすい環境作りはしてあげて、
これから育っていく姿を見守っていきたいですね。

 

無農薬 玄米麺-アレルギーの方にも安心-

2016 年 11 月 20 日 日曜日

【世界農業遺産】に登録された大分県国東(くにさき)半島の
無農薬・無肥料の自然栽培米ササニシキを原料として
アレルギー体質の方にも安心して食べて頂けるようにと想いを込めて
玄米麺・胚芽麺をお届けしております。

玄米麺・胚芽麺-自然栽培米ササニシキ使用-

何故私たちが自然栽培米ササニシキを原料とした玄米麺・胚芽麺を届けるのか?

日本の米食文化は、
約3000年前の縄文時代には始まっていたと言われています。

私たち日本人にはお米は
本来、体になじむパワーフードでした。

お米

お米を食べてアレルギーになる人が増えてきた?

約3000年も米食文化がある日本で
お米を食べてアレルギーになる方が増えてきたと言われています。

このことは、
昔の日本人が食べていたお米と
現代の日本人が食べているお米は違うという意味だと私どもは捉えています。

私は、大きな転換期は、戦後にあると考えています。

明治時代以降に農薬・肥料の技術が入り込み
戦後、1952年(昭和27年)頃には、病害虫対策を目的として
水田にも農薬の使用が開始されました。

その後、
農薬も多種類使用され、
化学肥料も多種類使用され、
いつしか65年前に始まった農薬・化学肥料使用の農法が
当たり前の農法となり、慣行農法と呼ぶようになりました。

同時に
食品では、保存性、食味性や外観性等を良くするため
多種多様な添加物を使用し、
食本来が持つ「命を養う」という目的から外れて
徐々に食の在り方が乱れてきたように感じます。

本来のお米とは?江戸時代に学ぶ

私たちの食が乱れる前の
本来のお米とはどのようなお米だったのでしょうか?

そのヒントは、
約200年前の江戸時代にあると考えています。

その時代のお米の特徴は
1) 農薬、化学肥料は使用されていない
有機肥料を使用している農家はありましたが
使用する有機物はその地域で循環する分くらいです。
一般には、刈草、草木灰、厩肥(自家用家畜の)、時に地域の人糞尿です。

現代みたいに外部から大量に家畜糞の厩肥等の有機物を入れ込むという事はありませんでした。

2) あっさり系のお米
江戸時代の人は一日に5合のお米を食べていたと言われています。
現代の人で一日平均1合弱ですので
現代人の約5倍も食べているわけです。

1980年代から粘りと甘みを特徴とするコシヒカリが主要作付品種となり
現在のほとんどのお米の品種はコシヒカリの遺伝子を引き継いでいます。

つまり、
粘りや甘味が強いお米が普及したのは、戦後からです。

明治以前は、あっさりとしたお米が主流だったのです。

よく考えると
粘りや甘味が強いお米を一日5合も食べれるでしょうか?

江戸時代の人たちは、
あっさり系のお米だったから一日5合を食べれたのです。

誰がササニシキを作り、誰が玄米麺・胚芽麺を作るのか?

私ども自然栽培米専門店【Natural Style】では、
次世代に残していく食べ物を皆様に届けています。

食べ物を選ぶ時に
大事にしている点があります。

それは、実際に生産者に会い、 話をして、
その生産者さんの想いを聞き取るという事です。

「想いが農産物の形になる」
私どもは捉えていますので、すごく大事なポイントなのです。

今回、お届けできる玄米麺・胚芽麺を作り
無農薬・無肥料の自然栽培米ササニシキを育てる農家さんは
大分県国東(くにさき)半島の村田 光貴さんです。
村田 光貴

村田さん自身が、
化学物質過敏症でアレルギー体質であったために
食べれる物が制限されていました。

食べれる物が少ないなかで
それならば、自分で食べれるお米を作ろうという事で
自然栽培米ササニシキの栽培を始めました。

私たちがお届けする
玄米麺・胚芽麺は、
無農薬・無肥料の自然栽培米ササニシキ100%を原料として
添加物やグルテン、デンプン等の繋ぎを一切使用せずに作っております。

完全グルテンフリーの無添加安心麺ですので
アレルギーの方にも安心して食べて頂ければと思います。

⇒ 玄米麺・胚芽麺 – 自然栽培米ササニシキ100%使用 –

 

乳白色のお米に関し-無農薬・無肥料栽培のお米

2016 年 10 月 15 日 土曜日

【世界農業遺産】に認定された大分県国東半島で
農薬も肥料も使用せずに自然栽培米ササニシキとヒノヒカリを育てて
皆様にお届けしています。

農作物は、天候の影響を受け
天候が良い日が続くと稲の収量は増加すると言われています。

しかし、
天候が良くても高温時期が続き過ぎると
逆に収量も減るし、お米の品質も下げてしまいます。

2016年の夏は、水不足と非常に高温時期が続きました。
そのため夏の高温の影響を受けて
お米が乳白色がかっております。

大分県のササニシキは、9月中旬頃には収穫をします。
2016年8月の夏時期の高温の影響を受けて
9月に入り収穫時期を迎えたササニシキはその影響を受けてしまいました。

自然栽培米は、ある程度環境変化に柔軟な面もあるのですが
今年は気温の影響を受けてしまいました。

乳白色の米

例年の玄米と色を比べると
お米の色が乳白色がかっているのが分かります。

お米が乳白色になる理由

一般に夏の昼間の温度が35度、夜の温度も30度近くあると
稲に高温障害が起きる可能性があると言われています。

あまりに暑すぎると
昼と夜に稲の中で何が起こっているのでしょうか?

今年の夏は、
水不足と高温時期が長かったのですが
植物体内の水の動きを見てみましょう。

蒸散・光合成
出典:気孔の働きは? http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/publications/annual_exhibitions/PLANT2002/01/05.html

ポイントは、
水H2Oと二酸化炭素CO2が出入りする気孔の開閉にありそうです。

昼間が暑すぎると、
葉からH2Oが出るのを防ぐために気孔を閉じます。
そのためCO2も吸収できません。
光合成産物(デンプン等)量が減ります

夜間が暑すぎると、
昼間に生成した光合成産物(デンプン等)を稲に蓄えていきますが
気温が高く暑いと呼吸量が大きくなります。
呼吸により光合成産物(デンプン)を消費します

米粒が充実してくる初期から中期に高温状態に当たると
稲のデンプン合成酵素の活性が阻害され、
米粒内のデンプン量が不十分となり、米粒内に空気の隙間が残ります。

デンプンとデンプンの間に空気があると
光を乱反射して、不透明になり乳白色に見えるのです。

食味の面でいうと
例年のお米と比較して
粒感が弱くなったように感じます。

お米と人間は似ている?

私たちは、
無農薬・無肥料(一年を通して農薬・肥料を使用しない)で
自然栽培米ササニシキを育て、届けております。

自然の環境で育つ野生児の生命力が高いように
私たちも生命力のあるお米を皆様にお届けしたいと思っています。

2016年は、夏の水不足と高温の影響を受け
収量も減りましたが、力強く育ってくれた稲が残りました。

今年の新米ササニシキを発芽させてみました。
村田自然栽培米ササニシキ発芽浸水108時間後
4日間で上の写真の状態まで発芽してくれました。

2016年は
夏の水不足と高温の影響により
乳白色がかったお米となってしまいました。

夏の昼間と夜間の高温により
光合成産物量が減ったり、呼吸量が増えて
体内のでんぷん質を消費したためです。

このことは、
人間も同じですよね。
夏場に暑い外に出されていると汗が出てきて、
働く気力が落ちてきて
呼吸も速くなってきますよね。

そして、体力が奪われていきます。

人間は、陰の下に移動したり
水分補給したりと自己防衛できますが
稲は、移動ができないので、自らの体力で踏ん張るのみです。

そのように考えると
稲達は、今年の夏の水不足と高温をよく踏ん張ってくれたと思います。

無農薬や自然栽培で育てたお米は体に良い!?|自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリ

2016 年 9 月 4 日 日曜日

日本の稲作においては
1950年代から西洋から入ってきた農薬を使用開始し
今や99.6%の農家さんが農薬を使用していると言われています。

農薬や化成肥料を使用する栽培が
明治から導入され、昭和には一般の農家さんにも広がり
現在では、慣行栽培とは
農薬・肥料を使用する栽培のことを言います。

一部の虫により作物に大きな被害を受けたり
草が繁茂して作物の収量が激減したり
形の良い農産物が高値で売買されたり
農家さんにも生活がありますので
農薬の使用は、やむを得ないかもしれません。

しかし、
1980年代後半頃に「残留農薬」という言葉が注目され
無農薬栽培する農家が現れてきました。

農薬を使用していた農家さんの農薬被害

残留農薬の検査をしている方と話した時に
こう仰っていました。

「農薬を使用しても、残留農薬はほとんどないし、
例え残留農薬があったとしても大量に摂らない限り危険性がない。
農薬を使わないと日本の食糧供給が減り、自給率も下がってくる」と

かれこれ10年ほど前に
研究機関の人と話した事ですが
今もこのような考え方の方もいるかもしれませんね。

私は、いろいろな農家さんと話す中で
農薬を完全否定しているわけではありませんが
自然農法家さんがその昔、
慣行栽培農家として農薬を使用しているときに
農薬被害を受け、長期間倦怠感が抜けなかったこと
全身がアトピーのように荒れたこと等話を聞くと
毒であることは間違いないなと感じるわけです。

無農薬や自然栽培で育てた作物は体に良いのか?

少し違った視点で話をすると
私達の体を構成している元素は、
自然界を構成している元素と同じです。

私達も死を迎えれば
肉体は、自然界の物質に返っていくので
当たり前といえば当たり前ですね。

そのため私は、
自然界での法則は、人間にも当てはまると考えています。

ここでは
自然の健康状態と人間の健康状態を見てみましょう!

自然界の土壌の健康な状態とは、
どのような状態でしょうか?

大事なポイントは下の2つです。

適度な有機物が存在している(外から持ってくるのでなく地域の有機物)
土壌微生物・土壌動物が多様に存在している

適度な有機物があり、生物が多様に存在していれば
土壌は、どんどんと豊かになっていきます。

しかし、慣行栽培では、
一部の病害虫を殺すために殺菌・殺虫剤を使用したり
草(有機物)を除去するために除草剤を使用します。

健康な土作りとは、
まるっきり逆の事をしているのです。

それでは、
人間の健康とは、どのような状態でしょうか?

人間の健康状態は、腸を見ると分かると言われていますが
腸内の善玉菌:日和見菌(中間菌):悪玉菌=2 : 7 : 1 に分かれているようです。

悪玉菌も人体に必要だけど
善玉菌の数が悪玉菌よりも多ければ健康状態ということです。

腸内の悪玉菌が増えてしまう環境とは
・抗生物質の服用
・ジャンクフード
・動物性タンパク質、脂質を多く摂る
・食物繊維が少ない

・ストレスを強く受ける事

人間の体の中においても
抗生物質等の薬剤を入れることで腸内細菌のバランスを崩し
悪玉菌が優先する不健康な状態を作ることになるのです。

20年ほど前に書かれた
土壌微生物の基礎知識(著:西尾 道徳)では、
土壌微生物の数は1g当たり10億個と言われ
現在の研究では、土壌1g当たり約100億個体いると言われています。

一方、人間の体を見ると
最も腸内細菌が多い大腸において
大腸1g当たりに住む細菌数は、何個体だと思いますか?

答えは
大腸1g当たり約100億個体です。

面白いですね。
土壌微生物と人間の大腸の腸内細菌数1g当たりの数はほぼ同じという事です。

私達の体の細胞数は約60兆個と言われ
体内の微生物数は約600兆個と言われています。

細胞サイズは異なりますが
個数で見ると体内微生物数は、体細胞の約10倍あるわけです。

いかに私達は微生物と共生しているかが分かると思います。

体内の微生物だけでなく、
外の微生物の存在にもっと注意を払うべきかもしれませんね。

土壌の微生物の存在を考え
農薬を使用せずに自然に優しい栽培方法をしてできたお米は
きっと人間の体にも優しいお米となっているはずです。

 

無農薬で育てるササニシキ|村田 光貴の自然栽培米ササニシキ

2016 年 7 月 20 日 水曜日

大分県国東(くにさき)半島の村田 光貴さんは
農薬、肥料を一切使用しない
無農薬で育てられた自然栽培米ササニシキを育てています。

村田 光貴さんは
2011年に大分県に移住してきましたが
始めにヒノヒカリの自然栽培米を作り
2013年からササニシキ自然栽培米を作り始めました。

村田 光貴さんは,
ご自身が化学物質過敏症であったことから
自分が食べる物には気を付けてきました。

そのため、自分が栽培して育てる作物は
農薬や肥料が含まれていないことが大事だったのです。

村田 光貴の自然栽培のきっかけと想い

村田さんは、
新しく田んぼを始める際には、
その田んぼでずっと農薬や肥料を使用していない所を選んでいます。

例えば、
ヒノヒカリは、
農薬・肥料不使用歴(無農薬、無肥料歴)5年ですが、
田んぼを開始する際に、
10年以上農薬や肥料が一切含まれていない
自然放置された田んぼを選んでいるので
農薬が15年以上は入っていない田んぼとなっています。

ササニシキは、
農薬・肥料不使用歴(無農薬、無肥料歴)3年ですので
農薬が13年以上は入っていない田んぼとなっています。

無農薬栽培米のササニシキ

通常は、無農薬栽培という言葉は使われず
栽培期間中、農薬不使用という表現を使うことになっています。

村田自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリでは、
栽培期間中とは1年中を指しますので
村田さんの田んぼには、
13年以上は農薬が入っていないことになります。

ここ10年で無農薬米という言葉も聞くようになりましたが
無農薬米の割合は多くはありません。

2011年に行われた有機農業普及の調査において
有機農業の面積は、全体耕地面積の0.36%というデーターが残っています。

有機農業は、
自然由来の一部の農薬の使用は許されていますが
ほぼ無農薬だと捉えても良いでしょう。

無農薬で栽培する方は、
まだまだ少数派のようです。

また、
ササニシキは、
1985年には、全国作付面積2位となり
1990年には全国で約20万ヘクタールも栽培される主要品種でした。

しかし、1993年の冷害で大きな被害を受け
冷害に強い”ひとめぼれ”へ転換され、
作付面積は大幅に減少しました。
(現在、ひとめぼれは、全国作付面積2位です)

2013年には、
ササニシキにの作付面積は3000ヘクタールほどと言われています。

村田 光貴さんは、
ご自身が農薬や肥料を使用した食べ物が食べれないことから
農薬や肥料を使用せずに(無農薬、無肥料)自然栽培でササニシキを育てています。

ぜひ、あっさりとした食感で
体にスッと入ってくる
自然栽培米ササニシキをご賞味いただければと思います。

大分自然栽培米ササニシキ540
村田 光貴の無農薬、自然栽培米ササニシキはこちら

 

 

 

 

 

ササニシキとヒノヒカリの違い|自然栽培・無農薬のお米

2016 年 7 月 1 日 金曜日

自然栽培米農家の村田 光貴さんは
大分県国東(くにさき)半島で
農薬も肥料も使用せずに自然栽培でササニシキとヒノヒカリを育てています。

この九州においては
ササニシキは、ほとんど栽培されていませんが
ヒノヒカリは、最も主要な品種となっています。

ササニシキとヒノヒカリは
一体どのような違いがあるのでしょうか?

ササニシキとヒノヒカリの違いを見てみましょう。

誕生と親

ササニシキの誕生は、
1963年(昭和38年)に宮城県古川農業試験所で
母がハツニシキ、父がササシグレの子として生まれました。
ササニシキ系統図
一方、ヒノヒカリは
1989年(平成元年)に宮崎県農業試験所で
母が黄金晴、父がコシヒカリの子として生まれた
比較的若い品種です。
ヒノヒカリ系統図

 ササニシキ、ヒノヒカリの栽培地、栽培面積

ササニシキが宮城県の農業試験所、
ヒノヒカリが宮崎県の農業試験所で生まれたのを見て分かる様に
主要な栽培地は、
ササニシキが東北地方で栽培され
ヒノヒカリは九州地方で栽培されています。

ササニシキは、
主に宮城県で栽培され、
その他にも山形県、秋田県、岩手県、福島県でも一部栽培されています。

1985年(昭和60年)には、作付面積は全国2位となり(1位はコシヒカリ)、
1993年(平成5年)の大冷害を受けるまでは、ずっと2位を維持していました。

全盛期には、全国で20万ヘクタール栽培されていたササニシキも
2005年には、1万ヘクタールとなり、
近年では、3000ヘクタール程度の栽培となっているようです。

ヒノヒカリは、
多くの県で奨励品種となっており
九州を中心に中国・四国・近畿地方の西日本で栽培されています。

コシヒカリは、全国区で栽培される品種ですが
ヒノヒカリは、西日本で最も栽培されており、
日本全体では、3番目に多く作付されている有名品種です。
(1位:コシヒカリ、2位:ひとめぼれ)
平成27年の水稲全国作付面積が約150万ヘクタールであり、
その9%がヒノヒカリですので、約13.5万ヘクタール栽培されています。

平成27年米品種作付順位
出典:米穀機構 米ネット http://www.komenet.jp/jishuchousa/144.html

 ササニシキとヒノヒカリの食味の違い

1979年から作付面積全国1位を維持しているコシヒカリが
日本のお米の代表品種となり
甘味や粘りを追求したお米が重宝されるようになりました。

ササニシキとコシヒカリは、
実は、遺伝的には近く、
「農林22号」と「農林1号」との交配から生まれたお米が
コシヒカリとハツニシキであり、
ササニシキは、ハツニシキの倒伏性を少し改善するためにササシグレと交配してできた品種です。

そのため、コシヒカリとササニシキは、兄弟親戚品種なのです。

ヒノヒカリは、
九州に適した品種を作るため
母が黄金晴、父がコシヒカリとして生まれたので
コシヒカリの特徴である甘味と粘りを持った品種となります。

ササニシキとヒノヒカリは、
そう遠くはない関係のように見えますが、
食味は全く異なります。

極端に違いを一言で言うと
ササニシキは、さらっと
ヒノヒカリは、もちっとです。

ササニシキは、
さらっと淡泊であり、胃に負担が来ないお米です。
ヒノヒカリは、
モチモチ感があり、甘味があるお米です。

私どもがお届けしているお米は
農薬も肥料も一切使用していない自然栽培米ですが
ヒノヒカリも自然栽培で自家採種を続けていくと
徐々にあっさりと淡泊になってきます。

大分県国東(くにさき)半島の村田 光貴さんが育てる
自然栽培米ヒノヒカリもさらっとしてきています。

私達、自然栽培に関わる人間としては
自然状態に近く育てれば、さらっと淡泊になることから
それが本来のお米の姿ではないかと思っています。

 

 

無農薬ササニシキを直送|大分県産【喜び米】

2016 年 6 月 12 日 日曜日

世界農業遺産に認定された
大分県国東半島で無農薬・無肥料の自然栽培で
ササニシキとヒノヒカリを作っている村田 光貴さんがおられます。
村田 光貴

無農薬栽培米ササニシキという表現は
現在では、栽培期間中、農薬を一切使用していないという意味ですが、
村田 光貴さんの場合、
一年中、お米の栽培期間と考えていますので
一年中、除草剤も含め農薬は一切使用しておりません。

今年で
ササニシキは自然栽培歴3年目
ヒノヒカリは自然栽培歴5年目となりますが
村田さんは田んぼを選ぶ際に10年以上自然放置された田んぼを選んでいるので
ササニシキは、13年以上農薬も肥料も入っていない田んぼで栽培し
ヒノヒカリは、15年以上農薬も肥料も入っていない田んぼとなっています。

農薬・化学肥料使用が慣行農法に

農薬は、本来日本にはありませんでしたが
明治時代の1890年代に西欧から入ってきました。

稲作に関しては、
1952年(戦後7年目)に病害虫対策で
イモチ病に効果があるという事でセレサン石灰(水銀剤)
ニカメイチュウに効果の高いホリドール(パラチオン)の使用を開始しました。

農薬や肥料の使用目的は
生産効率化です。
いかに、単位面積で多収で傷のない形の良いお金になる農産物を作るか。

戦後は、特に食料が不足し、
西欧の文化が日本に入り込んできましたので
これまで日本にはなかった不自然な農薬や化学肥料が普及してきました。

西洋から農薬が入ってくる前の
1890年より前は
有機農法(無農薬栽培、地域の有機物還元)が日本の慣行農法でした。
しかし、いまでは、
農薬や化学肥料を使用することが、慣行農法と呼ばれるようになっています。

稲作3000年の歴史の中で
120年ほど前に入ってきた不自然な物質を使用する農法が
慣行農法と呼ばれるのは、何だか変な感じです。

現在でも、
新しく農薬・肥料不使用の自然栽培米に挑戦される方もおられますが、
周りの農家さんから
除草剤を使用しないからうちの田んぼに草が入ってくるじゃないか。
とか
農薬を使用しないからうちの田んぼに害虫や病気がくるじゃないかと
言われる方もいます。

農薬や肥料を使用することが
慣行農法と呼ばれるようになったので
今ではそれが普通なのかもしれません。

無農薬栽培米は広がってきているのか?

農薬を使用していた農家さんに健康被害があったり
農薬を使用している食べ物に化学物質過敏症を示す方がおられたりと
約30年ほどくらい前でしょうか、
無農薬栽培をされる方が徐々に現れてきました。

無農薬で栽培されている方がどれくらいいるのかという統計はございませんが
2010年に有機農業(無農薬、無化学肥料)の普及率を調べた統計を見てみますと
下記のようになっております。

2011有機農業普及率
出典:農林水産省 有機農業の推進に関する現状と課題 平成25年8月

統計年によって異なるかもしれませんが
2010年では約1.2万戸(全体の0.5%)の農家さんが
1.6万ヘクタール(全体の0.4%)で有機栽培されているそうです。

徐々に無農薬で栽培される方は増えてきているのですが
2010年時点の統計では、
有機農業(無農薬・無化学肥料)は約0.4%。

まだ、大きく普及しているわけではなさそうですが
一歩一歩ですね。

無農薬栽培でササニシキは育つのか?

ササニシキは、1985年(昭和60年)には、全国作付2位となりましたが
1993年(平成5年)の大冷害をきっかけに、生産量が激減し
ササニシキの全盛期には20万ヘクタール栽培されていましたが
2005年では、約1万ヘクタールとなり
現在では、ほとんど栽培されていません。

しかし、化学物質過敏症の方を中心に
あっさり系のお米が少しずつ見直されてきています。

江戸・明治時代に普及していたお米は
現在のような粘り・甘味のあるモチモチ系のお米ではなく
サラッと淡泊なあっさり系のお米だったと言われています。

あっさり系のお米が日本人に合った
本来のお米なのではないかと思っています。

このほとんど栽培されることが無くなったあっさり系のササニシキを
無農薬栽培で育てる挑戦をされている方が、村田 光貴さんです。

2013年に農業世界遺産に登録された大分県国東半島で
農薬も肥料も使用しない自然栽培でササニシキを育てています。
自然栽培米 ササニシキ

農薬や肥料を使用せずに
無農薬・無肥料の自然栽培で育てたあっさり系のササニシキを
ぜひ味わって頂けたらと思います。

心も体も喜ぶようなお米を作りたいという想いから
【喜び米】と名付けて皆様にお届けしております。

 

 

 

無農薬米ササニシキ|村田自然栽培米ササニシキ

2016 年 3 月 19 日 土曜日

大分県国東半島で
農薬も肥料も使用しない自然栽培でお米を育てている
村田 光貴さんの【喜び米】ササニシキ・ヒノヒカリ。

農薬を一切使用していないので無農薬栽培なのですが
一応、表記上は、栽培期間中、農薬不使用という表現にする必要があります。

もちろん、私どもは一年を通して、稲を栽培していると考えているので
栽培期間中とは、一年中を意味します。

村田 光貴さんの場合は、
大分県国東半島に2011年に移住して
農薬も肥料も使用しない無農薬米・自然栽培米ササニシキ、ヒノヒカリを育ててきました。

栽培前の田んぼを選ぶ時にも
農薬も肥料も10年以上使用していない自然放置だった田んぼを選んでおりますので
合計すると
15年以上農薬が入っていない無農薬米ササニシキといえるかと思います。
(15年以上栽培期間中、農薬不使用のお米です)

自然栽培米 ササニシキ

農薬も肥料も使用していない無農薬米(自然栽培米)のササニシキですが
一反当たり平均5.5俵ほど収量があります。
(一般の慣行農法では、平均約9俵/反、有機栽培では、平均約7俵/反の収量)

無農薬米のイメージ

無農薬米と聞くと、どのようなお米のイメージを抱くでしょうか?

無農薬米ということは、
残留農薬がない安心安全なお米だというイメージでしょうか?

もちろん、残留農薬がないという視点もありますが、
私達が大事にしている視点は、
田んぼにいる生物・微生物を殺していないという点です。

残留農薬や肥料の窒素、リン、カリ等は
無農薬栽培や自然栽培をしている農家さんから見ると本質ではありません。

本質は、
生命重視の視点です。

この自然界を豊かにしていく仕組みは
裸地から森林へと変化する過程で見えてくる
有機物と微生物の働きがキーワードになるのです。

土壌微生物は
その菌体自身が死滅した時にお米の栄養分となるだけでなく
稲の根っこ栄養分を運んだりと共生関係を築いているのです。

土壌微生物を豊富にし、多様にすることで
病原菌の繁殖も抑えれ、病気に強くなるので
微生物を重要視することが本質だと
私達、自然農法に関わる人間は考えています。

私達が届けている無農薬米ササニシキというのは
田んぼの生物・微生物を重要視した
生命重視のお米です。

私達は、生物の命を頂いて生き繋いでいます。

多様で豊富な土壌微生物の中で育ったお米と
農薬を使用し菌を殺して人為的に守られたお米と
どちらの方のお米の生命力を自分の命の糧にしたいのか
感じてみるのもいいかもしれません。

 

土壌微生物の働きからみる無農薬米、自然栽培米の重要性

2016 年 3 月 13 日 日曜日

農薬も肥料も使用しない自然栽培は
土壌微生物達の多様性を守る事に大きな意味があります。

畑1反(10アール:100m×10m)当たりに約700kgの土壌微生物がいると言われ
その種類は
・70-75%が糸状菌(カビ類)
・20-25%が細菌類(放線菌も含む)
・5%以下がミミズなどの土壌生物と言われています。

下イラストは、参考に
有機物(堆肥)が入った時の菌の状態です。

土壌微生物
出典:YANMAR 営農プラス 土づくりのススメ
http://www.yanmar.co.jp/campaign/agri-plus/soil/knowHow/knowHow06.html

自然栽培米においては
有機物(堆肥)に当たる物は、
収穫時のコンバインの後ろから出てくる粉砕された稲わらになります。

さて、
自然栽培をする方たちは、多様な土壌微生物層を維持しようとしますが
土壌微生物の働きはどのようなものがあるのでしょうか?

土壌微生物の働き

1) 有機物分解
粉砕された稲わらは比較的大型のミミズ等の土壌生物により分解されたり
セルロース分解菌(糸状菌&細菌)により分解され、
糸状菌、細菌、放線菌によって、デンプンやたんぱく質に分解されます。

分解されにくいリグニン等の物質が残りますが、
徐々に糸状菌によって分解されます。

2) 腐植をつくる
分解されにくいリグニンの変質物と微生物の死骸(タンパク質)が
微生物の働きを受けて腐植を構成します。

腐植は粘土と結びつき、大きい孔隙と小さい孔隙を併せ持つ土壌形態となり
保肥性、保水性に優れながらも通気性に優れる土壌環境を作り出します。

3) 養分蓄積
菌体は畑1反(10アール:100m×10m)当たりに約700kgいると言われていますが
菌体の80%は水ですので残り140kgが菌体の個体部分となります。
その量を炭素、窒素、リン、カリで見てみると
炭素:70kg
窒素:11kg
リン:8kg
カリ:7kg
カルシウム:1kg程度存在すると言われています。
その養分量は、普通作物への施肥量にほぼ匹敵すると言います。
(土壌微生物の基礎知識、西尾 道徳著)

4) 根の養分吸収を助ける
根の周辺1㎜以内には、根圏微生物層が存在する。
根から糖やアミノ酸、ビタミンを分泌し、
また根から脱落した死細胞があるためにそれをエサとし、土壌微生物が集まります。
土壌微生物は、栄養分を根からもらう代わりに
根っこでは届かない所へ菌糸を伸ばし、栄養分を運びます。

5) 病原菌から植物を守る
根は、微生物の攻撃から自らを守るために
根から抗菌物質を分泌します。

この時、根圏微生物の中で非病原性の糸状菌は、繁殖でき
根の内部に侵入する。
病原菌よりも先に非病原性菌が占有すると
病気を抑制する効果がある。

土壌微生物達の働きを見てみてみると
土壌微生物達を守る農法が理にかなっているように感じる。

農薬を使用しない無農薬米や自然栽培米では
この土壌微生物たちの働き最大限に活かす考え方が根本にある。

村田 光貴が作る喜び米:自然栽培米ササンニシキもヒノヒカリも
土壌微生物を優先した考え方のもと栽培しております。

喜び米|自然栽培は土壌を喜ばす

2016 年 3 月 9 日 水曜日

喜び米は、人に喜んでもらうお米を目指しています。

人が喜ぶということは、
食べて健康になってもらうことであり、
人の腸内細菌も喜んでいる状態です。

そして、
この腸内細菌が喜ぶお米を作るには
土壌微生物も喜ぶお米作りをする必要があります。

どうやら

「環境に良い育て方をしたお米は、人間の体にも良い」と言えるのではないでしょうか?

畑土壌にいる微生物たち

土壌微生物の基礎知識(西尾道徳著)によると
畑1反(10アール:100m×10m)当たり約700kgの土壌生物がいると言われています。
そのうち
・70-75%がカビ類
・20-25%が細菌類
・5%以下がミミズなどの土壌生物だといいます。

畑1反の700kgの菌体の約80%は水で構成されており
水以外は140kg分あります。

そのうち
・炭素が70kg
・窒素が11kgあると言われています。

つまり、
土壌微生物を豊かに保てば
畑1反あたり自然と窒素11kg分の肥料があるのと同じになるわけです。

喜び米が自然栽培にこだわる理由

土壌の生成に必要なのは
風化作用土壌生物の働きです。

農薬を使用することは、
土壌生物を殺すことになりますので
土壌生成の仕組みを壊すことになります。

土壌消毒をして結果が出るのは1~2年間で
それ以降は徐々に問題が出てくると言われています。

土壌消毒を初めてした年は、病原菌だけでなく、土壌生物達を殺すので
多量の窒素、リン、カリが供給されるのですが
次の年からは、土壌生物達がいないので栄養素的に問題が起こるのです。

そのため、農薬を使用しない無農薬の栽培が大事だと考えています。

また
欠乏した窒素、リン、カリを補う化学肥料や堆肥が必要となってきます。

そうなると
栄養素重視思考となり、窒素、リン、カリの計算で栽培していくことになります。

でも、実際は
豊か土壌を見てみると
大事なのは、生物重視思考ではないかと思います。

自然に入ってくる有機物と土壌生物が豊かなら良い土壌ができます。

大分県国東半島の水田土壌

土壌生物達が喜ぶような自然栽培を行えば
土壌が豊かになり
そこから収穫できる作物も
生命エネルギーの高い食べ物になるのではと思っています。

それを食べてもらうと
人間の体が喜ぶ。

そのような喜びが生まれるような喜び米(自然栽培米)をお届けしていきたいと思っています。