自然栽培米ササニシキ ~【世界農業遺産】大分県国東半島からお届けします~

大分県国東半島で私達が一生懸命作りました。

手作りホームページへようこそ。どうぞごゆっくりご覧くださいませ。
当店、自然栽培米専門店【Natural Style】がお届けする自然栽培米は、
農薬・肥料不使用、自家採種された安心安全のお米に限定しております。
村田自然栽培米は、週一回火曜発送となります。※日曜17時までのご注文を火曜日発送致します。
川﨑・前田自然栽培米は、ご注文後3-4日以内に発送致します。
※玄米麺・胚芽麺シリーズが一時欠品しております。
                   

‘大分 お米’ カテゴリーのアーカイブ

大分県国東半島の自然環境 -自然栽培米ササニシキ-

2015 年 9 月 27 日 日曜日

美味しいお米作りには
1.土壌 2.環境 3.種籾 4.水 等が影響すると言いましたが
今回は、2.環境を見てみましょう。

世界農業遺産である国東半島の環境の特徴は、
伝統的に根付いてきたクヌギ林とため池の存在にあります。

ため池の周りに広葉樹であるクヌギ林を植えて
ため池の水を水田農業と原木しいたけに使用してきたのです。
その水循環により下記の効果が期待できるのです。

1) 生物多様性・生態系の機能

植物・動物・昆虫類・魚類・両生類・鳥類と生息の場を提供しています。
イメージとしては下記の生態系ピラミッドを見て下さい。
ため池とその周辺のクヌギ林の存在により
この生態系バランスがとれている環境を作り出す効果を期待できるのです。
生態系ピラミッド

国東半島には、コバノミクビゴケ(植物)、アカザ、クボハゼ(魚類)など固定種の生息が確認されるほか
オオサンショウウオ(両生類、特別天然記念物)や生きた化石と呼ばれるカブトガニの貴重な生息地となっています。

2) 保水・利水機能

湧水の維持、水質の浄化、農業用水の供給です。

国東半島がもともと雨の少ない地域の為に
ため池文化が根付きましたが、ため池の周りにクヌギ林を植えることで
雨水がクヌギの森の土を通り水質の浄化も期待できるのです。

3) 優れた景観 土地・水資源管理

クヌギ林とため池、棚田と畑が農村集落と融合し、優れた景観であり
特に14世紀の耕地・村落の形態を今に残す田染荘は、
貴重な歴史資源であるとともに優れた文化的景観です(下写真:田染荘)。

国東半島写真1

水田地域は、中山間地域に多く、
上流のため池から見渡すと美しい棚田が見ることができます。

4) 食料・生計の保障

クヌギ林と森林資源から食料を生み出すことが食料安全保障に貢献しています。
さらにシイタケ栽培用の原木確保のためのクヌギ林が、ため池の水源を涵養しており、
お米、シチトウイ(畳の原料)等、多様な農林水産物が生産されています。

過去に自然栽培米農家の村田さんのところに
フランス人の研修生が来たときに「まるで写真を見ているようだ」と言ったそうです。

美しい自然環境で育った自然栽培米を
心を込めて皆様にお届けできたらと思います。

【世界農業遺産】大分県国東半島の水田土壌~自然栽培米ササニシキ~

2015 年 9 月 24 日 木曜日

美味しいお米作りには
1.土壌 2.環境 3.種籾 4.水 等が影響するのですが
世界農業遺産である国東半島の土壌は、少し特徴があります。

元々この地域の土壌は、
雨水が浸透しやすい火山性の土壌なのです。

水田に適した土壌は
一般に水持ち、水はけがよく、微生物や生物が棲みやすい通気性の良い土と言われています。

水はけが良すぎる砂土も水がいつまでも溜まってしまう粘土質の土壌も向いていません。

一般に水田に向いている土壌は
「褐色低地土」、「灰色低地土」と言われていますが
大分県国東半島は「灰色低地土」の割合が多いようです。

「灰色低地土」は、灰色または灰褐色の土層からなり、
水田地に利用されることが多いです。

大分県国東半島の水田土壌

大分県国東半島の特徴としては、
雨水が浸透しやすい火山性土壌と雨の少ない瀬戸内海式気候による
「足りない水」との闘いの歴史の中、生まれた「ため池文化」です。

ため池の周辺には、
乾燥した土壌でも育つ広葉樹が植えれ、主にクヌギが植えられました。

雨水が浸透しやすい火山性土壌は、水田農業にとっては障害となるのですが、
クヌギ林の落ち葉やシイタケ栽培の使用済み原木は、
腐植化し膨軟な保水マットをを形成しつつ肥沃な土となり、
ミネラルと栄養分豊富な水を涵養してきました。

【世界農業遺産】大分県国東半島の特徴としては、
伝統的に根付いてきた「ため池文化」により
ため池から流れ込むミネラル豊富な水で水田の土壌を形成していったのです。

 

 

世界農業遺産の大分県国東半島

2015 年 8 月 13 日 木曜日

平成25年5月30日、国連食糧農業機関(FAO)の国際会議において
大分県国東半島が【クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環】として
世界農業遺産に認定されました。

世界農業遺産 国東半島

この国連食糧農業機関(FAO)の創設した制度の
【世界農業遺産】というのを聞いたことがあるでしょうか?

【世界農業遺産】(Globally Important Agricultural Heritage Systems:Giahs)
社会や環境に適応しながら何世紀にもわたり発達し、形作られてきた
農業上の土地利用、伝統的な農業とそれに関わって生まれた文化、景観、
生物多様性に富んだ、世界的に重要な地域を次世代へ継承することを目的として
2002年に国連食糧農業機関(FAO)の創設した制度です。

大分県国東半島では、
瀬戸内海式気候に属して、年間を通し降水量が少ないのです。

そのため、
古来よりため池を利用する文化があったのですね。

ため池の周りにクヌギ林を植えており
クヌギ林とため池群によって持続的に維持されている
日本一の原木しいたけ生産を始めとする農林水産業システムができあがりました。

ため池を利用した
・原木しいたけ栽培
・水田農業

これが、国東半島の大きな魅力となっているのですね。