自然栽培米ササニシキ ~【世界農業遺産】大分県国東半島からお届けします~

大分県国東半島で私達が一生懸命作りました。

手作りホームページへようこそ。どうぞごゆっくりご覧くださいませ。
当店、自然栽培米専門店【Natural Style】がお届けする自然栽培米は、
農薬・肥料不使用、自家採種された安心安全のお米に限定しております。
週1回火曜日発送となります。※日曜日17時までのご注文を火曜日発送致します。

‘ササニシキ’ カテゴリーのアーカイブ

無農薬にこだわる自然栽培米ササニシキ田植え(大分県国東半島)

2017 年 4 月 24 日 月曜日

世界農業遺産に登録されている大分県国東(くにさき)半島で
農薬も肥料も使用せずに育てる自然栽培米ササニシキの田植えが4/20頃から始まりました。

九州で最も栽培面積の多い品種は、ヒノヒカリですが
ヒノヒカリの田植え時期は6月中旬頃です。

大分県国東半島で栽培されるササニシキの田植え時期は早いですね。

自然栽培米ササニシキ田植え

いわゆる「早期米」の部類に入るかと思います。
もともとササニシキは、東北地域のお米ですので品種特性上早く植え付けられます。

九州でササニシキは珍しいのですが
それを可能にしているのには種に秘密があるのです。

大分県産 自然栽培米ササニシキの種の秘密

大分県国東半島に村田 光貴さんという米農家さんがいます。

ご自身の体が化学物質過敏症であったために
農薬や肥料を使用しない無農薬にこだわった自然栽培米ササニシキを育てています。

九州でササニシキを育てることができる
村田さんの自然栽培米ササニシキの特徴は
大分県で自家採種を10年以上していることにあります。

種籾

ササニシキの種籾自身が、
九州の大分県で育つ遺伝子を引き継いでいるのです。

さらに、
栽培では、農薬も肥料も使用しませんので
無農薬や自然栽培で育ってきた遺伝子情報も引き継いでいます。

消毒しないササニシキのポット苗

3月上旬にササニシキの播種をしました。

播種をする前に通常は、温湯種子消毒をします。
温湯種子消毒とは、播種前の種籾を60度くらいのお湯に10分ほど浸ける作業です。

温湯種子消毒により
種子の周りにいる病気の原因となるカビや細菌を消毒するのですね。
ばか苗病、いもち病、苗立枯細菌病などを防げる効果があると言われています。

村田さんは、この温湯種子消毒を行いません。
消毒という言葉にピンとこなく、そのままで良いという考え方なのです。

4/20頃には15㎝ほどの苗に育ちました。

自然栽培米ササニシキのポット苗

播種する際に、苗箱に播種する場合とポットに播種する場合があります。

写真のように村田さんは、ササニシキをポット苗で育てています。

ポット苗の方が、田植え時に根を傷つけることがないので
定植後に根の活着(根付き)が良いと言われています。

無農薬にこだわった自然栽培米ササニシキの田植え

ポット苗を使用した時と苗箱を使用した時では、
田植え機が異なります。

ポット苗の田植え機は、
ポット苗を前方にセッティングするタイプなのです。
(苗箱タイプの田植え機は、後ろに苗箱セッティング)
自然栽培米ササニシキ田植え

村田さんは、この大分県国東半島で10町ほどの大面積でお米栽培をしていますが
田植え時には、村田さんの弟や知人の方々に手伝ってもらっています。

この時期は、朝6時から夜22-24時くらいまで
昼は田植え、夜はライトを付けて代かきをするようです。

また、田植え後、2~3日後にチェーン除草を開始するので
かなり濃い作業を1日で終わらせていきます。

自然栽培米ササニシキ田植え

村田さんの奥さんの恵さんも
田植えがスムーズに進むように一緒に作業をしています。

村田 光貴さんに田植えで大事にしていることを伺いました。

その答えは、

「なるべく、うすく」という答えでした。

うすく、つまり疎ということですね。

ササニシキの定植後の写真を見てもらうとお分かりのように
一本植えでかつ、間隔が広いのです。

自然栽培米ササニシキ苗

苗の間隔は、30㎝×30㎝となっており
田植え機で最大限広くできる間隔で植えています。

通常は、なるべく
多くの収量を上げるために一株に3~5本ほど植え
苗の間隔も条間30㎝、株間15~20㎝ほどで自然栽培に比べると密ですね。

密に植えると
稲の高さが50㎝ほどになってくると稲の根元が暗くなってきますが
疎に植えると
稲の根元は明るく、風通しも良いです。

稲にとってどちらの方が気持ちが良いのか?

自然栽培米農家は、稲の気持ちになって環境作りを考えているのだと思います。

田植え後に、自然栽培米農家がする作業は
苗が田んぼで主役になるように除草や水管理をしたり
稲が育ちやすい環境作りをしていくのですね。

田植えは、これまで大切に育てた子供が社会(外の世界)に出るのと同じです。
完全な保護の下ではありませんが
育ちやすい環境作りはしてあげて、
これから育っていく姿を見守っていきたいですね。

 

自然栽培米ミナミニシキとササニシキの違いとは!

2017 年 2 月 7 日 火曜日

日本での稲作の歴史を見てみると
岡山県の遺跡調査において、
縄文時代後期の土器から稲の種籾の跡が見つかっており
日本では、約3500年の稲作文化あることが分かりました。

約3500年の稲作文化の中で
いろいろな品種改良が進められましたが
最も品種改良が進んだのは戦後ですね。

特に1970年以降には、徐々にコシヒカリが作付面積を増やし
1979年には全国で作付面積1位となりました。

この頃からコシヒカリ系の甘味や粘りがあるお米が
美味しいお米の代名詞となりコシヒカリ系の遺伝子を含む稲の品種改良が進められてきました。

私達、自然栽培に携わる者たちとしては
本来、私たち日本人が日常に食べてきたお米は
甘味や粘りがあるお米でなく、
あっさり系のお米だったと思っています。

あっさり系のお米:ミナミニシキとササニシキ

私達があっさり系のお米が本来のお米であると思う理由は2つあります。

一つ目は、
江戸時代の人が一日に5合のお米(穀物)を食べていたという記録が残っていますが
あっさりとしたお米でないと一日5合も食べれません。

二つ目は、
コシヒカリであっても農薬や肥料を使用せずに自然栽培で育て
さらに自家採種を続けていくと
あっさりしたお米に変化してきます。

つまり、昔ながらの自然栽培で育てれば、
あっさりしたお米になっていくのが自然体のお米だと感じています。

私たちが現在お薦めしている
あっさり系のお米は2種類あり
【ミナミニシキ】と【ササニシキ】です。

この2種類はどのような違いがあるのでしょうか?

【ミナミニシキ】と【ササニシキ】の栽培地と系譜図

【ミナミニシキ】と【ササニシキ】の栽培地を知るには
そのお米が生まれた出生地が参考になります。

【ミナミニシキ】

ミナミニシキ系譜図

ミナミニシキは
1967年に宮崎県総合農業試験場で南海43号(トヨタマ)×秋晴から生まれ
1967年-1975年の育成期間を経て、1975年に世の中に出ました。

ミナミニシキ系譜図を見ての通り
コシヒカリの遺伝子は含まれていませんね。

【ササニシキ】

ササニシキ系統図

ササニシキは
1953年に宮城県古川農業試験場でハツニシキ×ササシグレから生まれ
1953年-1963年の育成期間を経て、1963年に世の中に出ました。

こちらのササニシキの系譜図を見ても
コシヒカリの遺伝子は含まれていませんね。

出生地を見ると、
基本的には
ミナミニシキは九州生まれ
ササニシキは東北生まれという特性があります。

ただ九州でも一部、大分県の村田さんのように
ササニシキを栽培している自然栽培米農家さんがおられます。
そのような方は、自家採種を続けて、その土地にあったササニシキを作られている方です。

【ミナミニシキ】と【ササニシキ】の生育の違いとは

明治時代の稲の品種で有名なのが、
西の【旭】、東の【亀の尾】ですね。

旭の特徴は、
長稈(ちょうかん:稲の背が高い)で収穫時期が遅い晩生(おくて)品種

亀の尾の特徴は、
長稈(ちょうかん:稲の背が高い)で収穫時期が9月中の中生(なかて)品種

【ミナミニシキ】と【ササニシキ】の生育特性を見てみると

【ミナミニシキ】に関しては
長稈で収穫時期が10月末の晩生品種で昔の旭の特徴と似ていますね。

一方
【ササニシキ】(大分県産)に関しては
長稈ではありませんが収穫時期が9月中旬頃と中生です。

同じ**ニシキという名前ですが
その生育特性は異なっているのが分かります。

【ミナミニシキ】と【ササニシキ】の食味の違いとは

この2種類のお米の特徴は
コシヒカリ系の遺伝子を含まずあっさりした食味に特徴があります。

どちらも甘味や粘りを追求したお米ではなく
昔ながらのあっさり系のお米なのですが
あえて違いを付けるならば
【ミナミニシキ】の方があっさり感があります。

長い間この2種類のお米を食べ続けると
徐々に違いが分かってきます。

ササニシキは、コシヒカリ系のお米よりは
胃に負担無くあっさりと食べることができます。

ミナミニシキは、さらにササニシキよりもあっさりしており
少し粘りが必要と感じる人には物足りないかもしれませんが
体にスッと入ってくる感覚があります。

味や食べやすさに関しては、
人の好みがありますのでどれが良いといえませんので
自分の体に合った体が喜ぶお米を探すのが宜しいかと思います。

【ミナミニシキ】も【ササニシキ】も
昔ながらのあっさりしたお米の特徴を持ち
私どもは、本来日本人が食べてきたお米だと捉えています。

そのため
私どもはお子様にこそ食べて頂きたいお米だと思っています。
おにぎり

これからは
舌で感じるお米の味だけでなく
体に入った後に体がどのように感じるのかというのも大事になってくると思っています。

そのお米は
食べた人の体に喜ばれるのかどうか

私どもはその価値観を大事にして
農薬も肥料も使用しない自然栽培米を届けていきたいと思っています。

大分県国東半島の自然栽培米ササニシキ
大分自然栽培米ササニシキ

熊本県の自然栽培米ミナミニシキ
前田自然栽培米ミナミニシキ

 

 

無農薬 玄米麺-アレルギーの方にも安心-

2016 年 11 月 20 日 日曜日

【世界農業遺産】に登録された大分県国東(くにさき)半島の
無農薬・無肥料の自然栽培米ササニシキを原料として
アレルギー体質の方にも安心して食べて頂けるようにと想いを込めて
玄米麺・胚芽麺をお届けしております。

玄米麺・胚芽麺-自然栽培米ササニシキ使用-

何故私たちが自然栽培米ササニシキを原料とした玄米麺・胚芽麺を届けるのか?

日本の米食文化は、
約3000年前の縄文時代には始まっていたと言われています。

私たち日本人にはお米は
本来、体になじむパワーフードでした。

お米

お米を食べてアレルギーになる人が増えてきた?

約3000年も米食文化がある日本で
お米を食べてアレルギーになる方が増えてきたと言われています。

このことは、
昔の日本人が食べていたお米と
現代の日本人が食べているお米は違うという意味だと私どもは捉えています。

私は、大きな転換期は、戦後にあると考えています。

明治時代以降に農薬・肥料の技術が入り込み
戦後、1952年(昭和27年)頃には、病害虫対策を目的として
水田にも農薬の使用が開始されました。

その後、
農薬も多種類使用され、
化学肥料も多種類使用され、
いつしか65年前に始まった農薬・化学肥料使用の農法が
当たり前の農法となり、慣行農法と呼ぶようになりました。

同時に
食品では、保存性、食味性や外観性等を良くするため
多種多様な添加物を使用し、
食本来が持つ「命を養う」という目的から外れて
徐々に食の在り方が乱れてきたように感じます。

本来のお米とは?江戸時代に学ぶ

私たちの食が乱れる前の
本来のお米とはどのようなお米だったのでしょうか?

そのヒントは、
約200年前の江戸時代にあると考えています。

その時代のお米の特徴は
1) 農薬、化学肥料は使用されていない
有機肥料を使用している農家はありましたが
使用する有機物はその地域で循環する分くらいです。
一般には、刈草、草木灰、厩肥(自家用家畜の)、時に地域の人糞尿です。

現代みたいに外部から大量に家畜糞の厩肥等の有機物を入れ込むという事はありませんでした。

2) あっさり系のお米
江戸時代の人は一日に5合のお米を食べていたと言われています。
現代の人で一日平均1合弱ですので
現代人の約5倍も食べているわけです。

1980年代から粘りと甘みを特徴とするコシヒカリが主要作付品種となり
現在のほとんどのお米の品種はコシヒカリの遺伝子を引き継いでいます。

つまり、
粘りや甘味が強いお米が普及したのは、戦後からです。

明治以前は、あっさりとしたお米が主流だったのです。

よく考えると
粘りや甘味が強いお米を一日5合も食べれるでしょうか?

江戸時代の人たちは、
あっさり系のお米だったから一日5合を食べれたのです。

誰がササニシキを作り、誰が玄米麺・胚芽麺を作るのか?

私ども自然栽培米専門店【Natural Style】では、
次世代に残していく食べ物を皆様に届けています。

食べ物を選ぶ時に
大事にしている点があります。

それは、実際に生産者に会い、 話をして、
その生産者さんの想いを聞き取るという事です。

「想いが農産物の形になる」
私どもは捉えていますので、すごく大事なポイントなのです。

今回、お届けできる玄米麺・胚芽麺を作り
無農薬・無肥料の自然栽培米ササニシキを育てる農家さんは
大分県国東(くにさき)半島の村田 光貴さんです。
村田 光貴

村田さん自身が、
化学物質過敏症でアレルギー体質であったために
食べれる物が制限されていました。

食べれる物が少ないなかで
それならば、自分で食べれるお米を作ろうという事で
自然栽培米ササニシキの栽培を始めました。

私たちがお届けする
玄米麺・胚芽麺は、
無農薬・無肥料の自然栽培米ササニシキ100%を原料として
添加物やグルテン、デンプン等の繋ぎを一切使用せずに作っております。

完全グルテンフリーの無添加安心麺ですので
アレルギーの方にも安心して食べて頂ければと思います。

⇒ 玄米麺・胚芽麺 – 自然栽培米ササニシキ100%使用 –

 

発芽する村田自然栽培米ササニシキ玄米 -喜び米大分県国東半島産

2016 年 10 月 17 日 月曜日

2013年に【世界農業遺産】に認定された
大分県国東半島で農薬も肥料も使用しないで
村田 光貴さんは、自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリを育てています。

稲が育つ喜び、豊作の喜び
食べた人が喜ぶようなお米をお届けしたいという想いから
「喜び米」と名付けております。

農作物は、天候の影響を多大に受けますが
今年は、夏の水不足や高温により
稲にとっては、ストレスのある環境となりました。

収量は、
例年と比べて大幅に減ってしまいましたが
残ってくれた自然栽培米に感謝です。

新米の時期になると
毎年発芽実験をしていますので
その結果をお伝えします。

自然栽培米ササニシキの発芽の様子

大分県でのササニシキは
8月の暑い時期を超えて9月に収穫をするため
今年は、夏の高温の影響を受けましたが
自然栽培米ササニシキは元氣に発芽してくれました。

村田自然栽培米ササニシキ発芽浸水12時間後
上の写真は、
浸水後12時間たった状態のササニシキです。

胚芽の部分が、
プクッと膨らんできているのが分かると思います。

さらに
浸水後24時間後の状態を見てみると
村田自然栽培米ササニシキ発芽浸水24時間後
もっと胚芽の部分が膨らんで
ちょこっと芽のような突起が出てきていますね。

通常は、これ以上浸水する必要もないのですが
さらに浸水を続けてみました。

下の写真が
108時間後(浸水後4日半)の状態です。

村田自然栽培米ササニシキ発芽浸水108時間後
胚芽の部分から
かなり長い芽が伸びていますね。

今年の自然栽培米ササニシキも
元氣に発芽してくれて良かったです^^

発芽する自然栽培米ササニシキ玄米を大分県よりお届けいたします

私どもがお届けしているお米の特徴は
下記の4つを満たしています。

1.  農薬を使用していない
2.  肥料を使用していない
3.  自家採種をしている
4.  農家さんが良い想いの持ち主である

大分県の村田 光貴さんの自然栽培米ササニシキは
大分県での自然栽培歴は3年目となり
栽培を開始する前に
10年以上農薬も肥料も使用されていない自然放置された田んぼを選択しているので
農薬も肥料も13年以上入っていない田んぼで栽培しています。

また、ササニシキの種籾は
自然栽培水田で12年自家採種されている種籾となっています。

そして、
私が最も大事と思っている点が
農家さんの想いの部分です。

私は、
「農家さんの想いがお米という形になっている」と捉えていますので
農家さんが、どのような想いで自然栽培米を作っているのかを大事にしています。

村田さんのお米の名称「喜び米」に込められている想いは
食べた人に喜んでもらい、
そして自然に感謝する想いです。

農薬も肥料も使用しないで
自然栽培で育てたお米の生命力を
ぜひ皆様の生命力の糧にして頂きたいと思います。

乳白色のお米に関し-無農薬・無肥料栽培のお米

2016 年 10 月 15 日 土曜日

【世界農業遺産】に認定された大分県国東半島で
農薬も肥料も使用せずに自然栽培米ササニシキとヒノヒカリを育てて
皆様にお届けしています。

農作物は、天候の影響を受け
天候が良い日が続くと稲の収量は増加すると言われています。

しかし、
天候が良くても高温時期が続き過ぎると
逆に収量も減るし、お米の品質も下げてしまいます。

2016年の夏は、水不足と非常に高温時期が続きました。
そのため夏の高温の影響を受けて
お米が乳白色がかっております。

大分県のササニシキは、9月中旬頃には収穫をします。
2016年8月の夏時期の高温の影響を受けて
9月に入り収穫時期を迎えたササニシキはその影響を受けてしまいました。

自然栽培米は、ある程度環境変化に柔軟な面もあるのですが
今年は気温の影響を受けてしまいました。

乳白色の米

例年の玄米と色を比べると
お米の色が乳白色がかっているのが分かります。

お米が乳白色になる理由

一般に夏の昼間の温度が35度、夜の温度も30度近くあると
稲に高温障害が起きる可能性があると言われています。

あまりに暑すぎると
昼と夜に稲の中で何が起こっているのでしょうか?

今年の夏は、
水不足と高温時期が長かったのですが
植物体内の水の動きを見てみましょう。

蒸散・光合成
出典:気孔の働きは? http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/publications/annual_exhibitions/PLANT2002/01/05.html

ポイントは、
水H2Oと二酸化炭素CO2が出入りする気孔の開閉にありそうです。

昼間が暑すぎると、
葉からH2Oが出るのを防ぐために気孔を閉じます。
そのためCO2も吸収できません。
光合成産物(デンプン等)量が減ります

夜間が暑すぎると、
昼間に生成した光合成産物(デンプン等)を稲に蓄えていきますが
気温が高く暑いと呼吸量が大きくなります。
呼吸により光合成産物(デンプン)を消費します

米粒が充実してくる初期から中期に高温状態に当たると
稲のデンプン合成酵素の活性が阻害され、
米粒内のデンプン量が不十分となり、米粒内に空気の隙間が残ります。

デンプンとデンプンの間に空気があると
光を乱反射して、不透明になり乳白色に見えるのです。

食味の面でいうと
例年のお米と比較して
粒感が弱くなったように感じます。

お米と人間は似ている?

私たちは、
無農薬・無肥料(一年を通して農薬・肥料を使用しない)で
自然栽培米ササニシキを育て、届けております。

自然の環境で育つ野生児の生命力が高いように
私たちも生命力のあるお米を皆様にお届けしたいと思っています。

2016年は、夏の水不足と高温の影響を受け
収量も減りましたが、力強く育ってくれた稲が残りました。

今年の新米ササニシキを発芽させてみました。
村田自然栽培米ササニシキ発芽浸水108時間後
4日間で上の写真の状態まで発芽してくれました。

2016年は
夏の水不足と高温の影響により
乳白色がかったお米となってしまいました。

夏の昼間と夜間の高温により
光合成産物量が減ったり、呼吸量が増えて
体内のでんぷん質を消費したためです。

このことは、
人間も同じですよね。
夏場に暑い外に出されていると汗が出てきて、
働く気力が落ちてきて
呼吸も速くなってきますよね。

そして、体力が奪われていきます。

人間は、陰の下に移動したり
水分補給したりと自己防衛できますが
稲は、移動ができないので、自らの体力で踏ん張るのみです。

そのように考えると
稲達は、今年の夏の水不足と高温をよく踏ん張ってくれたと思います。

2016年度喜び米-自然栽培米ササニシキ収穫-

2016 年 10 月 3 日 月曜日

9月末に
大分県国東(くにさき)半島で農薬も肥料も使用しない
喜び米-自然栽培米ササニシキの収穫がありました。

自然栽培米の田んぼでは
例年のごとく、綺麗に緑色が抜けてくれますので
収穫時期には美しい黄金色の田んぼ風景を見せてくれます。

2016年自然栽培米ササニシキ

今年は、夏の水不足で田んぼに水が入ってこないこともあり
草が繁茂してしまいました。

上写真では、見えないのですが
田んぼの地表面にはコナギが生えていました。
別の田んぼでは、ヒエ類が生えていました。

村田自然栽培米ササニシキでは、
除草剤等の薬剤は一切使用しませんので
田植え後にチェーン除草により、除草作業を行っています。

水を入れたい時に水を入れることができない田んぼもあり
ヒエ等の草の勢いが強くなり
今年は、収量が減ってしまいましたが
元気に育ってくれました。

2016年度自然栽培米ササニシキ

今年のササニシキを見てみると
夏の水不足や高温の影響により
お米が乳白色がかっております。

ちょうどササニシキの収穫が9月ですので
夏の高温の影響を受けてしまいました。

今年は、
夏の水不足と高温により
例年と比べ、乳白色のお米が多いように感じます。

大分県でササニシキを育てる村田 光貴さんは、
元々は岩手県で自然栽培をしており
今年で、大分県国東半島で自然栽培を始めてから5年が経ちました。

国東半島で田んぼを開始する際も
より純粋な自然栽培米を皆様にお届けするために
農薬や肥料の影響を10年以上受けていない田んぼを選ぶなど
徹底して純粋なお米作りを目指しています。

今年は、
天候の影響を受けてしまいましたが
食べた方の体と心が喜んで頂けるように
愛情を込めて自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリの栽培に取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

マクロビオティックの玄米食とは|自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリ

2016 年 8 月 29 日 月曜日

私どもは
農薬や肥料を一切使用しない
自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリをお届けしておりますが
よく、マクロビを実践していますというお客さんがおられます。

今では
マクロビオティックの知名度は高いですが
一体、マクロビオティックですが、
どういうものなのでしょうか?

マクロビオティックとは

私どものお客さんでも
私の親戚でもマクロビを実践しているという方がおり
自然食レストランに行ってもマクロビという言葉を耳にします。

このマクロビオティックとは
3つの文字が繋がって作られた言葉のようです。

マクロ = 大きい、長い
ビオ = 生命
ティック = 術・学

マクロビ

出典:マクロビオティックとは https://macrobioticweb.com/about/about.shtml 

「大きな視野で生命を見る術」とは
すごく大事な視点のように感じますね。

マクロビとは具体的に何を実践するの?

マクロビ実践の基本は「食」ですが
どのような食が好まれるのでしょうか。

マクロビ実践をするうえで
柱となるのが、下記の3つのキーワードです。
「身土不二」「一物全体」「陰陽調和」

・「身土不二」とは
人間の体と土地は切り離せない関係にあり
その土地でその季節にとれたものを食べるのが健康に良いという考え方です。

体と土地は切り離せないというのは
その土地の旬の食べ物を食べようという話だけでなく
農薬や肥料も同様かもしれませんね。

農薬を投入した土地の食べ物は、
人間の体にも何かしらの農薬の影響があるということかもしれません。

近年では、
海外の食べ物やフルーツ等もありますが
四季のある日本では、季節ごとの旬の食材をとることで
体のバランスがとれるのだと思います。

・「一物全体」とは
一つの物を丸ごと食べることです。
食物は、丸ごと全体でバランスが保たれているという考えです。

そのため
お米なら精白していない玄米
野菜なら皮や葉もすべて摂るとバランスが良いという考えです。

・「陰陽調和」とは
全ての物には「陰」と「陽」があり、そのバランスが大切という考え方です。
陰性の食材とは、
上に向かって伸び、体を冷やす作用があり、比較的水分の多い食材です。
例えば、ナス、トマト、バナナ、豆乳、コーヒー等です。

一方、
陽性の食材とは、
地球に向かって伸び、体を温める作用があり、比較的水分の少ない食材です。
例えば、ニンジン、ゴボウ、魚、肉類、卵、醤油、味噌等

また、
陰陽中庸の食物を摂ることが一番理想ですが
中庸の食べ物としては
玄米、5分搗き、小麦粉、もち、大根、ひじき、わかめ等があるようです。

詳しくは、下記を参照されてください。
参照:食べ物の陰陽

マクロビの肉・魚食について

マクロビを実践している方の話を聞いた時
玄米菜食で肉や魚は食べないと聞きましたが
実際は、食べても良いようですね。

肉食は、控え目にというのが本当の表現でしょうか。

確かに日本の食の歴史を見てみても
肉食は、ゼロではないですよね。

日本人がまだ狩猟民族(縄文時代以前)の時も肉食だろうし
海に囲まれた日本は魚介類が豊富なため魚も食べていました。

江戸時代初期までは、肉食の風習があったようですね。
1663年に刊行された日本初の料理本「料理物語」には
鹿、猪、狸、兎等の料理方法が載っていたようです。

1687年 江戸幕府第五代将軍綱吉の「生類憐みの令」により
獣肉食が衰退し、魚を食するようになったようです。

マクロビにおいては、
動物性タンパク質を摂る場合は
白身魚を週1~2回、
肉や卵は、月1~2回程度が良いとされているようです。

マクロビにおいては、玄米食が良い!?

マクロビにおいては
陰性の食べ物が良いとか、陽性の食べ物が良いとかではなく
陰陽のバランスがとれた中庸の状態が良いとされています。

また
一物全体の考えもあり、玄米食が推奨されています。

玄米食は、
発芽させたりとかいろいろな炊き方があり
美味しく食べる方法を見つけられると良いと思いますが
私達、自然栽培、自然農法に関わる者にとって
玄米食にこだわっているわけではありません。

自然農法を提唱した岡田茂吉氏は
5分~7分搗きのお米を推奨していたので
私の知る自然農法家さんは、
5分~7分搗きくらいで食べている方が多いように感じます。

基本は、
体が喜ぶような美味しい食べ方をすることだと思います。

玄米も発芽玄米にすると
柔らかくなるので食べやすく美味しいし(さらに便通も良くなるし)
5分搗きも
お米のエネルギーを感じながら美味しく食べることができます。

いずれにしても
私達ができる事は、良い自然栽培米を届ける事です。

自然の摂理に従った方法で
農薬や肥料も使用せずに育ったササニシキやヒノヒカリを
これからも届けていきたいと思います。
 

有機栽培米のササニシキ・ヒノヒカリを直送します!

2016 年 8 月 19 日 金曜日

大分県国東(くにさき)半島の
村田 光貴さんは、
農薬も肥料も使用せずにササニシキとヒノヒカリを育てています。

農薬も肥料も使用しないので
普通は、この栽培で育てたお米を自然栽培米と言います。

一方、
有機栽培米という言葉もありますが
有機栽培米 ササニシキ・ヒノヒカリと聞くと
どのような印象があるでしょうか?

有機栽培米 ササニシキ・ヒノヒカリとは

自然栽培に携わっている方が
「有機栽培も自然栽培も根本は同じだ」と仰っていました。

これは、
どういう事か有機栽培(有機農業)の語源を調べると

有機農法とは
「1971年に農協役員だった一楽照雄が、経済領域を超えた大きな価値を有する
豊かな地力と多様な生態系に支えられた土壌から生み出された
あるべき農業のあり方を考案し、それを有機農業と呼んだ」(Wikipedia:有機農業)とあります。

確かに
有機栽培も自然栽培も同じだと言っていた方も
・土壌の地力
・多様な生態系
この2語をキーワードにしていました。

有機栽培米では、
その後、有機JAS認定でルールが定められ
「化学的に合成された肥料および農薬の使用を避ける」ことが記載されています。

このルールの中では、
有機肥料や一部の天然由来農薬(無機合成農薬)の使用は認められます。

現在の
自然栽培米と有機栽培米の名称の違いは
この有機肥料や一部の天然由来農薬(無機合成農薬)の使用の有無が関わってきています。

有機栽培の原則の考え方は自然栽培!?

1971年に一楽氏が有機農業を提唱した時の思想の根本には
・土壌の地力
・多様な生態系 がありました。

土壌の地力を向上させようとすると
適度な有機物が必要となります。

多様な生態系を向上させようとすると
農薬は使用せずに
適度な有機物が必要となります。

有機物は少ないと土壌の活力がなくなるし
有機物が多すぎると水質汚染にもなるし
生産された農産物も有害な物になる可能性があります。

では、
適度な有機物とは一体どれくらいなのでしょうか?

江戸時代の農業形態を見てみると
そこにヒントがあるように感じます。

江戸時代には
お金を持っている農家は、金肥といって
お金を払って、魚粕や油粕等を購入することができましたが

お金のない農家は、
刈草、草木灰、牛や馬を飼っている場合は厩肥、
人糞尿と自分たちで肥料を自給していました。

お金のない農家さんの自給肥料は
その地域で循環していた有機物を使用しています。

適度な有機物とは
その地域で循環するくらいの量ではないかと思います。

自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリの有機物は地域で循環する量である

自然栽培米と聞くと
無肥料栽培ですので、肥料不足となり、土壌が劣化していくと
考えられる方もいます。

しかし、
20年以上自然栽培米を育てている方もおられ
収量はずっとある程度一定しています。

長年、自然栽培をされている方は
有機物を栄養分と捉えていません。
土壌微生物

上の写真で
堆肥を地域の有機物と置き換えてくださいね。
すると
有機物を与える理由は、
土壌生態系を豊かにすることだと見えてくると思います。

有機栽培の根本にある概念ですね。

自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリにおける有機物とは!?

自然栽培の無肥料栽培だからといって
有機物はゼロというわけではありません。

自然栽培米では、
外部から投入される肥料はゼロですが
その地域にある有機物は、存在します。

主に下の3つですね。
1)  地上部の収穫後の粉砕された稲わら
2) 地下部の残根
3) 冬の間に育った植物

1)  地上部の収穫後の粉砕された稲わら
稲わら収穫残渣

粉砕された稲わらは、太陽・水・土のエネルギーを吸収した
土壌微生物が喜ぶ有機物です。

2) 地下部の残根
自然栽培米の根
自然栽培米での根っこは
一般の慣行栽培の根っこよりも多くなると言われています。
無肥料栽培なので、根っこを広く伸ばす必要があるためだと思います。
そのため
地下部の有機物も増え、土壌微生物が豊かになります。

3) 冬の間に育った植物
冬の水田
収穫後に冬の間に
太陽エネルギーを当てて、草を生やしています。
この有機物も次の代かきには土に戻していきます。

自然栽培米といっても
地域で循環している有機物があります。

有機栽培米の基本の概念である
「豊かな地力と多様な生態系に支えられた土壌から生み出されたあるべき農業」
に一致しているようにも感じます。

有機栽培米ササニシキ・ヒノヒカリも
自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリも
許可された有機肥料や資材等を使用するかどうかの違いはあるものの
根本的な土壌と生態系に目を向けた点では同じなのかもしれません。

 

 

 

 

無農薬で育てるササニシキ|村田 光貴の自然栽培米ササニシキ

2016 年 7 月 20 日 水曜日

大分県国東(くにさき)半島の村田 光貴さんは
農薬、肥料を一切使用しない
無農薬で育てられた自然栽培米ササニシキを育てています。

村田 光貴さんは
2011年に大分県に移住してきましたが
始めにヒノヒカリの自然栽培米を作り
2013年からササニシキ自然栽培米を作り始めました。

村田 光貴さんは,
ご自身が化学物質過敏症であったことから
自分が食べる物には気を付けてきました。

そのため、自分が栽培して育てる作物は
農薬や肥料が含まれていないことが大事だったのです。

村田 光貴の自然栽培のきっかけと想い

村田さんは、
新しく田んぼを始める際には、
その田んぼでずっと農薬や肥料を使用していない所を選んでいます。

例えば、
ヒノヒカリは、
農薬・肥料不使用歴(無農薬、無肥料歴)5年ですが、
田んぼを開始する際に、
10年以上農薬や肥料が一切含まれていない
自然放置された田んぼを選んでいるので
農薬が15年以上は入っていない田んぼとなっています。

ササニシキは、
農薬・肥料不使用歴(無農薬、無肥料歴)3年ですので
農薬が13年以上は入っていない田んぼとなっています。

無農薬栽培米のササニシキ

通常は、無農薬栽培という言葉は使われず
栽培期間中、農薬不使用という表現を使うことになっています。

村田自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリでは、
栽培期間中とは1年中を指しますので
村田さんの田んぼには、
13年以上は農薬が入っていないことになります。

ここ10年で無農薬米という言葉も聞くようになりましたが
無農薬米の割合は多くはありません。

2011年に行われた有機農業普及の調査において
有機農業の面積は、全体耕地面積の0.36%というデーターが残っています。

有機農業は、
自然由来の一部の農薬の使用は許されていますが
ほぼ無農薬だと捉えても良いでしょう。

無農薬で栽培する方は、
まだまだ少数派のようです。

また、
ササニシキは、
1985年には、全国作付面積2位となり
1990年には全国で約20万ヘクタールも栽培される主要品種でした。

しかし、1993年の冷害で大きな被害を受け
冷害に強い”ひとめぼれ”へ転換され、
作付面積は大幅に減少しました。
(現在、ひとめぼれは、全国作付面積2位です)

2013年には、
ササニシキにの作付面積は3000ヘクタールほどと言われています。

村田 光貴さんは、
ご自身が農薬や肥料を使用した食べ物が食べれないことから
農薬や肥料を使用せずに(無農薬、無肥料)自然栽培でササニシキを育てています。

ぜひ、あっさりとした食感で
体にスッと入ってくる
自然栽培米ササニシキをご賞味いただければと思います。

大分自然栽培米ササニシキ540
村田 光貴の無農薬、自然栽培米ササニシキはこちら

 

 

 

 

 

あっさり系のお米ササニシキ|自然栽培米ササニシキ

2016 年 7 月 17 日 日曜日

近年では、
美味しいお米の代名詞は、コシヒカリとなりました。

コシヒカリは、食味で言うと、
甘味と粘りを追求したお米です。

多くの方が、
「モチモチして美味しいお米ね」とか
「甘くて美味しいお米ね」とか言われますね。

まさにコシヒカリの食味 = 美味しい となっています。

コシヒカリは
1956年(昭和31年)に福井県で誕生し
1979年(昭和54年)には全国作付面積1位となり、
それ以降毎年、1位を維持しています。

30年ほど前から
美味しい米の代名詞は、コシヒカリとなったわけです。

江戸時代、明治時代に流通していたお米はあっさり系?

30年前にコシヒカリが作付面積1位となり
甘味や粘りがあるお米が美味しいという価値観となり、
多くのお米農家もコシヒカリ系の品種を好んで栽培しました。

今も、全国の品種作付面積順位を見てみると

平成27年度うるち米品種別作付面積
1位から10位まで全てコシヒカリの遺伝が含まれています。
例えば
1位:コシヒカリ
2位:ひとめぼれ (コシヒカリ×初星)
3位:ヒノヒカリ (コシヒカリ×黄金晴)
4位:あきたこまち(コシヒカリ×奥羽292号)
5位:ななつぼし (コシヒカリの遺伝を含む)

9位のあさひの夢が最もコシヒカリから遠いかもしれませんが
親が”あいちのかおり”ですので4代前にコシヒカリがあります。

今では、
流通しているお米は、
甘味や粘りのあるコシヒカリの遺伝子が含まれているのが
当たり前となっています。

しかし、
200年前の江戸時代
100年前の明治や大正時代
この頃のお米は、あっさり系のお米だったと思われます。

この当時の人のお米の消費量は
一人、1日5合と言われいます。
(現代人の平均お米の消費量は、1日1合と言われています。)

1日5合食べるとなると
あっさり系のお米でないと食べれません。

また、明治時代にうまいお米として流通していたのが
東の【亀の尾】
西の【旭】
【亀の尾】、【旭】ともどちらもあっさり系のお米です。

あっさり系のお米ササニシキ

あっさり系のササニシキは、
1963年(昭和38年)に宮城県で誕生し、
1985年(昭和60年)には、全国作付面積2位となりました。

1位のコシヒカリ、2位のササニシキと
両横綱として地位を確立していました。

甘味や粘りのあるコシヒカリ
あっさり系のササニシキ
この2種の食味特性は、全く異なるのですが
品種の系統的には親戚関係にあります。

コシヒカリ・ササニシキ系統図

「農林1号」と「農林22号」の交配から直接生まれたのは
【コシヒカリ】と【ハツニシキ】です。

その【ハツニシキ】の耐倒伏性を改善するために【ササシグレ】と交配し
【ササニシキ】が誕生しました。

コシヒカリとササニシキは
系譜図で見るとすごく近いようですが
ここが食味の分岐点のように
粘り系とあっさり系とはっきりと分かれています。

私どもは
200年前にあった食べ物が本来の食べ物だと捉えていますので
あっさり系のお米が本来のお米ではないかと思っています。

農薬や肥料を使用しない自然栽培米を作ると
例え、コシヒカリとしてもあっさりとしてきます。

やはり、
自然のままに育てるとあっさり系のお米になってくるのだろうと思います。

ササニシキは、もともとあっさり系の品種ですが
さらに農薬・肥料を使用しない自然栽培をし
自然栽培米水田で自家採種を続けることによって
さらにあっさり系のお米となり、
体にスッと入ってくる食べやすいお米となります。