自然栽培米ササニシキ ~【世界農業遺産】大分県国東半島からお届けします~

大分県国東半島で私達が一生懸命作りました。

手作りホームページへようこそ。どうぞごゆっくりご覧くださいませ。
当店、自然栽培米専門店【Natural Style】がお届けする自然栽培米は、
農薬・肥料不使用、自家採種された安心安全のお米に限定しております。
村田自然栽培米は、週一回火曜発送となります。※日曜17時までのご注文を火曜日発送致します。
川﨑・前田自然栽培米は、ご注文後3-4日以内に発送致します。
※玄米麺・胚芽麺シリーズが一時欠品しております。
                   

‘ササニシキ’ カテゴリーのアーカイブ

有機栽培米のササニシキ・ヒノヒカリを直送します!

2016 年 8 月 19 日 金曜日

大分県国東(くにさき)半島の
村田 光貴さんは、
農薬も肥料も使用せずにササニシキとヒノヒカリを育てています。

農薬も肥料も使用しないので
普通は、この栽培で育てたお米を自然栽培米と言います。

一方、
有機栽培米という言葉もありますが
有機栽培米 ササニシキ・ヒノヒカリと聞くと
どのような印象があるでしょうか?

有機栽培米 ササニシキ・ヒノヒカリとは

自然栽培に携わっている方が
「有機栽培も自然栽培も根本は同じだ」と仰っていました。

これは、
どういう事か有機栽培(有機農業)の語源を調べると

有機農法とは
「1971年に農協役員だった一楽照雄が、経済領域を超えた大きな価値を有する
豊かな地力と多様な生態系に支えられた土壌から生み出された
あるべき農業のあり方を考案し、それを有機農業と呼んだ」(Wikipedia:有機農業)とあります。

確かに
有機栽培も自然栽培も同じだと言っていた方も
・土壌の地力
・多様な生態系
この2語をキーワードにしていました。

有機栽培米では、
その後、有機JAS認定でルールが定められ
「化学的に合成された肥料および農薬の使用を避ける」ことが記載されています。

このルールの中では、
有機肥料や一部の天然由来農薬(無機合成農薬)の使用は認められます。

現在の
自然栽培米と有機栽培米の名称の違いは
この有機肥料や一部の天然由来農薬(無機合成農薬)の使用の有無が関わってきています。

有機栽培の原則の考え方は自然栽培!?

1971年に一楽氏が有機農業を提唱した時の思想の根本には
・土壌の地力
・多様な生態系 がありました。

土壌の地力を向上させようとすると
適度な有機物が必要となります。

多様な生態系を向上させようとすると
農薬は使用せずに
適度な有機物が必要となります。

有機物は少ないと土壌の活力がなくなるし
有機物が多すぎると水質汚染にもなるし
生産された農産物も有害な物になる可能性があります。

では、
適度な有機物とは一体どれくらいなのでしょうか?

江戸時代の農業形態を見てみると
そこにヒントがあるように感じます。

江戸時代には
お金を持っている農家は、金肥といって
お金を払って、魚粕や油粕等を購入することができましたが

お金のない農家は、
刈草、草木灰、牛や馬を飼っている場合は厩肥、
人糞尿と自分たちで肥料を自給していました。

お金のない農家さんの自給肥料は
その地域で循環していた有機物を使用しています。

適度な有機物とは
その地域で循環するくらいの量ではないかと思います。

自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリの有機物は地域で循環する量である

自然栽培米と聞くと
無肥料栽培ですので、肥料不足となり、土壌が劣化していくと
考えられる方もいます。

しかし、
20年以上自然栽培米を育てている方もおられ
収量はずっとある程度一定しています。

長年、自然栽培をされている方は
有機物を栄養分と捉えていません。
土壌微生物

上の写真で
堆肥を地域の有機物と置き換えてくださいね。
すると
有機物を与える理由は、
土壌生態系を豊かにすることだと見えてくると思います。

有機栽培の根本にある概念ですね。

自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリにおける有機物とは!?

自然栽培の無肥料栽培だからといって
有機物はゼロというわけではありません。

自然栽培米では、
外部から投入される肥料はゼロですが
その地域にある有機物は、存在します。

主に下の3つですね。
1)  地上部の収穫後の粉砕された稲わら
2) 地下部の残根
3) 冬の間に育った植物

1)  地上部の収穫後の粉砕された稲わら
稲わら収穫残渣

粉砕された稲わらは、太陽・水・土のエネルギーを吸収した
土壌微生物が喜ぶ有機物です。

2) 地下部の残根
自然栽培米の根
自然栽培米での根っこは
一般の慣行栽培の根っこよりも多くなると言われています。
無肥料栽培なので、根っこを広く伸ばす必要があるためだと思います。
そのため
地下部の有機物も増え、土壌微生物が豊かになります。

3) 冬の間に育った植物
冬の水田
収穫後に冬の間に
太陽エネルギーを当てて、草を生やしています。
この有機物も次の代かきには土に戻していきます。

自然栽培米といっても
地域で循環している有機物があります。

有機栽培米の基本の概念である
「豊かな地力と多様な生態系に支えられた土壌から生み出されたあるべき農業」
に一致しているようにも感じます。

有機栽培米ササニシキ・ヒノヒカリも
自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリも
許可された有機肥料や資材等を使用するかどうかの違いはあるものの
根本的な土壌と生態系に目を向けた点では同じなのかもしれません。

 

 

 

 

無農薬で育てるササニシキ|村田 光貴の自然栽培米ササニシキ

2016 年 7 月 20 日 水曜日

大分県国東(くにさき)半島の村田 光貴さんは
農薬、肥料を一切使用しない
無農薬で育てられた自然栽培米ササニシキを育てています。

村田 光貴さんは
2011年に大分県に移住してきましたが
始めにヒノヒカリの自然栽培米を作り
2013年からササニシキ自然栽培米を作り始めました。

村田 光貴さんは,
ご自身が化学物質過敏症であったことから
自分が食べる物には気を付けてきました。

そのため、自分が栽培して育てる作物は
農薬や肥料が含まれていないことが大事だったのです。

村田 光貴の自然栽培のきっかけと想い

村田さんは、
新しく田んぼを始める際には、
その田んぼでずっと農薬や肥料を使用していない所を選んでいます。

例えば、
ヒノヒカリは、
農薬・肥料不使用歴(無農薬、無肥料歴)5年ですが、
田んぼを開始する際に、
10年以上農薬や肥料が一切含まれていない
自然放置された田んぼを選んでいるので
農薬が15年以上は入っていない田んぼとなっています。

ササニシキは、
農薬・肥料不使用歴(無農薬、無肥料歴)3年ですので
農薬が13年以上は入っていない田んぼとなっています。

無農薬栽培米のササニシキ

通常は、無農薬栽培という言葉は使われず
栽培期間中、農薬不使用という表現を使うことになっています。

村田自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリでは、
栽培期間中とは1年中を指しますので
村田さんの田んぼには、
13年以上は農薬が入っていないことになります。

ここ10年で無農薬米という言葉も聞くようになりましたが
無農薬米の割合は多くはありません。

2011年に行われた有機農業普及の調査において
有機農業の面積は、全体耕地面積の0.36%というデーターが残っています。

有機農業は、
自然由来の一部の農薬の使用は許されていますが
ほぼ無農薬だと捉えても良いでしょう。

無農薬で栽培する方は、
まだまだ少数派のようです。

また、
ササニシキは、
1985年には、全国作付面積2位となり
1990年には全国で約20万ヘクタールも栽培される主要品種でした。

しかし、1993年の冷害で大きな被害を受け
冷害に強い”ひとめぼれ”へ転換され、
作付面積は大幅に減少しました。
(現在、ひとめぼれは、全国作付面積2位です)

2013年には、
ササニシキにの作付面積は3000ヘクタールほどと言われています。

村田 光貴さんは、
ご自身が農薬や肥料を使用した食べ物が食べれないことから
農薬や肥料を使用せずに(無農薬、無肥料)自然栽培でササニシキを育てています。

ぜひ、あっさりとした食感で
体にスッと入ってくる
自然栽培米ササニシキをご賞味いただければと思います。

大分自然栽培米ササニシキ540
村田 光貴の無農薬、自然栽培米ササニシキはこちら

 

 

 

 

 

あっさり系のお米ササニシキ|自然栽培米ササニシキ

2016 年 7 月 17 日 日曜日

近年では、
美味しいお米の代名詞は、コシヒカリとなりました。

コシヒカリは、食味で言うと、
甘味と粘りを追求したお米です。

多くの方が、
「モチモチして美味しいお米ね」とか
「甘くて美味しいお米ね」とか言われますね。

まさにコシヒカリの食味 = 美味しい となっています。

コシヒカリは
1956年(昭和31年)に福井県で誕生し
1979年(昭和54年)には全国作付面積1位となり、
それ以降毎年、1位を維持しています。

30年ほど前から
美味しい米の代名詞は、コシヒカリとなったわけです。

江戸時代、明治時代に流通していたお米はあっさり系?

30年前にコシヒカリが作付面積1位となり
甘味や粘りがあるお米が美味しいという価値観となり、
多くのお米農家もコシヒカリ系の品種を好んで栽培しました。

今も、全国の品種作付面積順位を見てみると

平成27年度うるち米品種別作付面積
1位から10位まで全てコシヒカリの遺伝が含まれています。
例えば
1位:コシヒカリ
2位:ひとめぼれ (コシヒカリ×初星)
3位:ヒノヒカリ (コシヒカリ×黄金晴)
4位:あきたこまち(コシヒカリ×奥羽292号)
5位:ななつぼし (コシヒカリの遺伝を含む)

9位のあさひの夢が最もコシヒカリから遠いかもしれませんが
親が”あいちのかおり”ですので4代前にコシヒカリがあります。

今では、
流通しているお米は、
甘味や粘りのあるコシヒカリの遺伝子が含まれているのが
当たり前となっています。

しかし、
200年前の江戸時代
100年前の明治や大正時代
この頃のお米は、あっさり系のお米だったと思われます。

この当時の人のお米の消費量は
一人、1日5合と言われいます。
(現代人の平均お米の消費量は、1日1合と言われています。)

1日5合食べるとなると
あっさり系のお米でないと食べれません。

また、明治時代にうまいお米として流通していたのが
東の【亀の尾】
西の【旭】
【亀の尾】、【旭】ともどちらもあっさり系のお米です。

あっさり系のお米ササニシキ

あっさり系のササニシキは、
1963年(昭和38年)に宮城県で誕生し、
1985年(昭和60年)には、全国作付面積2位となりました。

1位のコシヒカリ、2位のササニシキと
両横綱として地位を確立していました。

甘味や粘りのあるコシヒカリ
あっさり系のササニシキ
この2種の食味特性は、全く異なるのですが
品種の系統的には親戚関係にあります。

コシヒカリ・ササニシキ系統図

「農林1号」と「農林22号」の交配から直接生まれたのは
【コシヒカリ】と【ハツニシキ】です。

その【ハツニシキ】の耐倒伏性を改善するために【ササシグレ】と交配し
【ササニシキ】が誕生しました。

コシヒカリとササニシキは
系譜図で見るとすごく近いようですが
ここが食味の分岐点のように
粘り系とあっさり系とはっきりと分かれています。

私どもは
200年前にあった食べ物が本来の食べ物だと捉えていますので
あっさり系のお米が本来のお米ではないかと思っています。

農薬や肥料を使用しない自然栽培米を作ると
例え、コシヒカリとしてもあっさりとしてきます。

やはり、
自然のままに育てるとあっさり系のお米になってくるのだろうと思います。

ササニシキは、もともとあっさり系の品種ですが
さらに農薬・肥料を使用しない自然栽培をし
自然栽培米水田で自家採種を続けることによって
さらにあっさり系のお米となり、
体にスッと入ってくる食べやすいお米となります。

ササニシキとヒノヒカリの違い|自然栽培・無農薬のお米

2016 年 7 月 1 日 金曜日

自然栽培米農家の村田 光貴さんは
大分県国東(くにさき)半島で
農薬も肥料も使用せずに自然栽培でササニシキとヒノヒカリを育てています。

この九州においては
ササニシキは、ほとんど栽培されていませんが
ヒノヒカリは、最も主要な品種となっています。

ササニシキとヒノヒカリは
一体どのような違いがあるのでしょうか?

ササニシキとヒノヒカリの違いを見てみましょう。

誕生と親

ササニシキの誕生は、
1963年(昭和38年)に宮城県古川農業試験所で
母がハツニシキ、父がササシグレの子として生まれました。
ササニシキ系統図
一方、ヒノヒカリは
1989年(平成元年)に宮崎県農業試験所で
母が黄金晴、父がコシヒカリの子として生まれた
比較的若い品種です。
ヒノヒカリ系統図

 ササニシキ、ヒノヒカリの栽培地、栽培面積

ササニシキが宮城県の農業試験所、
ヒノヒカリが宮崎県の農業試験所で生まれたのを見て分かる様に
主要な栽培地は、
ササニシキが東北地方で栽培され
ヒノヒカリは九州地方で栽培されています。

ササニシキは、
主に宮城県で栽培され、
その他にも山形県、秋田県、岩手県、福島県でも一部栽培されています。

1985年(昭和60年)には、作付面積は全国2位となり(1位はコシヒカリ)、
1993年(平成5年)の大冷害を受けるまでは、ずっと2位を維持していました。

全盛期には、全国で20万ヘクタール栽培されていたササニシキも
2005年には、1万ヘクタールとなり、
近年では、3000ヘクタール程度の栽培となっているようです。

ヒノヒカリは、
多くの県で奨励品種となっており
九州を中心に中国・四国・近畿地方の西日本で栽培されています。

コシヒカリは、全国区で栽培される品種ですが
ヒノヒカリは、西日本で最も栽培されており、
日本全体では、3番目に多く作付されている有名品種です。
(1位:コシヒカリ、2位:ひとめぼれ)
平成27年の水稲全国作付面積が約150万ヘクタールであり、
その9%がヒノヒカリですので、約13.5万ヘクタール栽培されています。

平成27年米品種作付順位
出典:米穀機構 米ネット http://www.komenet.jp/jishuchousa/144.html

 ササニシキとヒノヒカリの食味の違い

1979年から作付面積全国1位を維持しているコシヒカリが
日本のお米の代表品種となり
甘味や粘りを追求したお米が重宝されるようになりました。

ササニシキとコシヒカリは、
実は、遺伝的には近く、
「農林22号」と「農林1号」との交配から生まれたお米が
コシヒカリとハツニシキであり、
ササニシキは、ハツニシキの倒伏性を少し改善するためにササシグレと交配してできた品種です。

そのため、コシヒカリとササニシキは、兄弟親戚品種なのです。

ヒノヒカリは、
九州に適した品種を作るため
母が黄金晴、父がコシヒカリとして生まれたので
コシヒカリの特徴である甘味と粘りを持った品種となります。

ササニシキとヒノヒカリは、
そう遠くはない関係のように見えますが、
食味は全く異なります。

極端に違いを一言で言うと
ササニシキは、さらっと
ヒノヒカリは、もちっとです。

ササニシキは、
さらっと淡泊であり、胃に負担が来ないお米です。
ヒノヒカリは、
モチモチ感があり、甘味があるお米です。

私どもがお届けしているお米は
農薬も肥料も一切使用していない自然栽培米ですが
ヒノヒカリも自然栽培で自家採種を続けていくと
徐々にあっさりと淡泊になってきます。

大分県国東(くにさき)半島の村田 光貴さんが育てる
自然栽培米ヒノヒカリもさらっとしてきています。

私達、自然栽培に関わる人間としては
自然状態に近く育てれば、さらっと淡泊になることから
それが本来のお米の姿ではないかと思っています。

 

 

無農薬ササニシキを直送|大分県産【喜び米】

2016 年 6 月 12 日 日曜日

世界農業遺産に認定された
大分県国東半島で無農薬・無肥料の自然栽培で
ササニシキとヒノヒカリを作っている村田 光貴さんがおられます。
村田 光貴

無農薬栽培米ササニシキという表現は
現在では、栽培期間中、農薬を一切使用していないという意味ですが、
村田 光貴さんの場合、
一年中、お米の栽培期間と考えていますので
一年中、除草剤も含め農薬は一切使用しておりません。

今年で
ササニシキは自然栽培歴3年目
ヒノヒカリは自然栽培歴5年目となりますが
村田さんは田んぼを選ぶ際に10年以上自然放置された田んぼを選んでいるので
ササニシキは、13年以上農薬も肥料も入っていない田んぼで栽培し
ヒノヒカリは、15年以上農薬も肥料も入っていない田んぼとなっています。

農薬・化学肥料使用が慣行農法に

農薬は、本来日本にはありませんでしたが
明治時代の1890年代に西欧から入ってきました。

稲作に関しては、
1952年(戦後7年目)に病害虫対策で
イモチ病に効果があるという事でセレサン石灰(水銀剤)
ニカメイチュウに効果の高いホリドール(パラチオン)の使用を開始しました。

農薬や肥料の使用目的は
生産効率化です。
いかに、単位面積で多収で傷のない形の良いお金になる農産物を作るか。

戦後は、特に食料が不足し、
西欧の文化が日本に入り込んできましたので
これまで日本にはなかった不自然な農薬や化学肥料が普及してきました。

西洋から農薬が入ってくる前の
1890年より前は
有機農法(無農薬栽培、地域の有機物還元)が日本の慣行農法でした。
しかし、いまでは、
農薬や化学肥料を使用することが、慣行農法と呼ばれるようになっています。

稲作3000年の歴史の中で
120年ほど前に入ってきた不自然な物質を使用する農法が
慣行農法と呼ばれるのは、何だか変な感じです。

現在でも、
新しく農薬・肥料不使用の自然栽培米に挑戦される方もおられますが、
周りの農家さんから
除草剤を使用しないからうちの田んぼに草が入ってくるじゃないか。
とか
農薬を使用しないからうちの田んぼに害虫や病気がくるじゃないかと
言われる方もいます。

農薬や肥料を使用することが
慣行農法と呼ばれるようになったので
今ではそれが普通なのかもしれません。

無農薬栽培米は広がってきているのか?

農薬を使用していた農家さんに健康被害があったり
農薬を使用している食べ物に化学物質過敏症を示す方がおられたりと
約30年ほどくらい前でしょうか、
無農薬栽培をされる方が徐々に現れてきました。

無農薬で栽培されている方がどれくらいいるのかという統計はございませんが
2010年に有機農業(無農薬、無化学肥料)の普及率を調べた統計を見てみますと
下記のようになっております。

2011有機農業普及率
出典:農林水産省 有機農業の推進に関する現状と課題 平成25年8月

統計年によって異なるかもしれませんが
2010年では約1.2万戸(全体の0.5%)の農家さんが
1.6万ヘクタール(全体の0.4%)で有機栽培されているそうです。

徐々に無農薬で栽培される方は増えてきているのですが
2010年時点の統計では、
有機農業(無農薬・無化学肥料)は約0.4%。

まだ、大きく普及しているわけではなさそうですが
一歩一歩ですね。

無農薬栽培でササニシキは育つのか?

ササニシキは、1985年(昭和60年)には、全国作付2位となりましたが
1993年(平成5年)の大冷害をきっかけに、生産量が激減し
ササニシキの全盛期には20万ヘクタール栽培されていましたが
2005年では、約1万ヘクタールとなり
現在では、ほとんど栽培されていません。

しかし、化学物質過敏症の方を中心に
あっさり系のお米が少しずつ見直されてきています。

江戸・明治時代に普及していたお米は
現在のような粘り・甘味のあるモチモチ系のお米ではなく
サラッと淡泊なあっさり系のお米だったと言われています。

あっさり系のお米が日本人に合った
本来のお米なのではないかと思っています。

このほとんど栽培されることが無くなったあっさり系のササニシキを
無農薬栽培で育てる挑戦をされている方が、村田 光貴さんです。

2013年に農業世界遺産に登録された大分県国東半島で
農薬も肥料も使用しない自然栽培でササニシキを育てています。
自然栽培米 ササニシキ

農薬や肥料を使用せずに
無農薬・無肥料の自然栽培で育てたあっさり系のササニシキを
ぜひ味わって頂けたらと思います。

心も体も喜ぶようなお米を作りたいという想いから
【喜び米】と名付けて皆様にお届けしております。

 

 

 

授乳期にササニシキは良いのか?|村田自然栽培米ササニシキ

2016 年 5 月 15 日 日曜日

母乳育児中は、お腹いっぱいに食べても
摂取したエネルギーが母乳となり赤ちゃんに与えられますので
すぐにお腹がすいてくると思います。

授乳期には、どのような食べ物が良いのでしょうか?

食べるとすぐにエネルギーとなる食べ物が良いと言われ
主食の炭水化物がまさに母乳の元になりやすいと言われています。

でも炭水化物にもいろいろありますよね。

お米が良いのか?
うどんが良いのか?
パスタが良いのか?
パンが良いのか?

授乳期に食べると良い炭水化物

炭水化物の原料には主に大きく分けて2つありますね。

1) お米

2)小麦

この2つのうちどちらが良いと言われているのでしょうか?

まず考えることは、
お米と小麦の違いは何でしょうか?

お米の生育期間は、5月末頃から10月末頃まで
小麦の生育期間は、11月頃から6月頃までですね。

日本では、一年中、
お米か小麦の炭水化物を栽培しています。

温帯に位置するアジアでのお米や小麦は、
陰陽で見ると中庸の性質があるようです。

ただお米にしても小麦にしても精白すると
体を冷やす陰性の方に傾くようですね。

ママの体を冷やしてしまうと、母乳を飲んだ赤ちゃんの便が腸に張り付き、
便秘しやすくなるという傾向があるようです。

玄米食は食べにくく、厳しいとしても
分搗き米や胚芽米、もしくは雑穀を入れる等が良いかもしれませんね。

また、
最も影響があるのは、
食べる時の組み合わせかと思います。

お米に合う食べ物は
味噌汁、漬物、魚、野菜、お茶等があります。
一方
パンに合う食べ物は
マーガリン、バター(油脂類)、乳製品、肉、野菜

パンに合う食べ物は、乳脂肪や油脂分が多いものが多く
乳製品の摂り過ぎは、乳腺を詰まりやすくすると言われています。

お米を主食とすると
組み合わせが発酵食品や野菜、お茶等となり
和食は、血液をサラサラにし、母乳の質が良くなると言われています。

ササニシキとコシヒカリ系どちらが良いのか?

ササニシキとコシヒカリどちらが良いのかは一概には言えないようです。

傾向として、雑穀米やモチ米系は、母乳の出が良くなるようですので
モチ米の遺伝子が入っているコシヒカリが良いかもしれません。

しかし、
逆にもち米系遺伝子が入っていると
体質によっては、乳腺が詰まりやすいと言われています。

母乳の根本を見ると
血液からできています。

そのため「血液が綺麗であるか」、「血行が良いか」
母乳の詰まりに大きく関わっているそうです。

血行を良くするとなると
それぞれの体質により異なるかもしれませんが
体温を下げないような食べ物を選び
ご飯はサラッとしており
その他、発酵食品や旬の野菜を取り入れた食事が宜しいかと思います。

 

 

有機栽培米と自然栽培米ササニシキの違い

2016 年 5 月 13 日 金曜日

私達は、農薬も肥料も一切使用しない
自然栽培米ササニシキとヒノヒカリを
大分県国東(くにさき)半島よりお届けしております。

自然栽培米とは、農薬はもちろん
肥料(化学肥料、有機肥料)を使用しませんので、
稲はきちんと生育するのか?という質問をよく受けます。

私どもは
自然農法に携わる者ですが、
自然農法の原則は、土の威力を発揮させることにあります。

土の威力を発揮させるという事は、
どのような土壌の状態をイメージされるでしょうか?

土の威力を発揮させる状態とは

土壌の生成ステージを見てみると
何が最も土壌の威力を発揮するのに大事なのかが見えてきます。

岩石から土壌まで

自然界では、人間が何も手を加えずとも
栄養分豊かな土壌になっていきますが、
そのためには、”生物の働き”がキーポイントになっています。

つまりは、
土壌微生物や土壌生物の命の豊かが
そのまま土壌の栄養分の豊かさに繋がっていくのです。

有機栽培米や自然栽培米において土壌生物を豊かにするには

土壌微生物や土壌生物の命の豊かさが
良い土壌を作っていくのに大事なキーポイントと分かりましたが、
ではどうすれば
土壌微生物や土壌生物が豊かになってくるのでしょうか?

簡単に言えば
農薬を使用せずに=土壌微生物・生物を減らさずに
有機物がある= 土壌微生物・生物の餌があることです。

有機栽培米に関し

有機栽培米の農薬に関しては、
許可された天然由来の農薬等はありますが
ほとんど使用される方は少ないかもしれませんね。

有機栽培米の肥料に関しては
有機肥料の使用は認められていますが
肝心なのは、どのような肥料を使用しているかというところでしょう。

有機物投入の本来の目的は
土作りです。土壌微生物を豊かにして土を威力を発揮させることです。
土壌微生物

しかし、
有機物投入を収量を増やすための肥効を狙って入れる方もおられます。
収量を増やすことは別に良いのですが
必要以上に施肥することで窒素分の多い作物になる可能性があります。
そして、
そのような作物には、虫や菌が付きやすいとも言われています。
不自然な作物は、虫や菌によって自然界に戻されるのかもしれません。

自然栽培米に関し

自然栽培米とは、
農薬や肥料(化学肥料、有機肥料)を使用せずに作られたお米のことです。

肥料を施さなければ、土が痩せていくと言われる方もおられますが
自然栽培においても有機物が入っています。

自然栽培米においての有機物
1)収穫時のコンバインの後ろからでる粉砕された稲わら
稲わら収穫残渣
稲わらは、太陽と土と水のエネルギーでできた
貴重な有機物ですね。
これを田んぼに鋤き込むことで土壌の微生物が増えだします。

2) 地下部の稲の残根

地下部には、地上部と同量の有機物が作られると言われますが
自然栽培米の根は、農薬や肥料を使用する慣行栽培よりも多いと言われています。
自然栽培米の根
自然栽培米と慣行栽培米の根っこを調べた方がおられますが
上の写真のように自然栽培米の根の方が
太根が多く(細根も多いかと思います)、
根の張りが良かったようです。

良い土壌を作るには、土壌微生物が必要で
土壌微生物の働きを活発にするには
有機物が必要となります。

有機栽培米と自然栽培米とでは、
有機物の種類に大きな差があります。

有機栽培米は、田んぼの外から持ち込んだ
動物糞を堆肥化した厩肥や魚粕ベースとした肥料もあります。
どのような有機肥料を使うかは、
生産者さんの思想によります。

一方、自然栽培で入る有機物は、主には
・収穫時の粉砕された稲わら
・地下部の稲の残根

田んぼの外から持ち込んで投入することはありません。
その田んぼ内で生産された有機物が活用されます。

有機栽培米と自然栽培米では、有機物の種類が異なるので
繁殖する土壌微生物も異なるのかもしれません。

外からの有機物を投入せずに
田んぼ内の有機物を循環させて栽培する
自然栽培米ササニシキがより自然な作り方ではないかと思っています。

ササニシキはアレルギーに良いのか|村田自然栽培米ササニシキ

2016 年 5 月 6 日 金曜日

お子様が化学物質過敏症のため
食べ物に困っているという方からご連絡がありました。

その方は、
現在コシヒカリを食べているようですが、
コシヒカリとササニシキを比べるとササニシキの方が安全ですか?とよく聞かれます。

化学物質過敏症などのアレルギーをお持ちの方には
ササニシキがコシヒカリよりも安心だと言われていますが
明確な理由は分かっていないのではないでしょうか?

アレルギーの方には、ササニシキの方が安心?

化学物質過敏症などのアレルギーで悩まれる方に
アドバイスをしている方に聞くと
コシヒカリ系を食べている方にササニシキ系のあっさりしたお米に
代えてもらうとアレルギーが止まる傾向があると仰っていました。

明確な根拠が特定しにくいのですが
経験則としては、多くの方が実感されているそうです。

推測する根拠として、

ある説には
コシヒカリは、甘味と粘りを追求して品種改良したお米の為
アミロペクチンの含量が多いお米となります。
(アミロペクチンは、粘り気を生み、もち米はアミロペクチン100%)
アミロペクチンが、あるタンパク質の分解を妨げているため
そのタンパク質がアレルゲンとなっていると言われています。

アミロース アミロペクチン
出典:http://www.surugaya.co.jp/school/kisogaku/denpun_kiso.html
※アミロースは直鎖状ですが、
アミロペクチンは、樹枝状となっており粘りが増す。

または、
品種改良の過程で
本来なかったはずのタンパク質が生み出され
それがアレルゲンとなっているという説もあります。

あっさりとしたお米に大きなヒントがある?

コシヒカリやササニシキという品種の違いにより
アレルギー反応に違いが出ると経験則から言われていますが、
一概にそうは言えないこともあります。

ある農家さんは、コシヒカリを育て続けていますが
その栽培方法は
農薬や肥料を使用しない自然栽培歴9年目で、
自家採種も9年目となっています。
さらにきれいな水を栽培時に使用しています。

その方のコシヒカリを食べてみると
品種はコシヒカリですが
重くなく胃に負担がこないのですね。

コシヒカリなのに食べやすい。

その方のコシヒカリを
化学物質過敏症のアレルギーの方が食べており
アレルギーが治まったと連絡を受けているそうです。

共通する点は
あっさりしたお米にあるかもしれません。

白米

コシヒカリと言えども
自然栽培環境下で自家採種を続けるとあっさりとしてきます。

あっさりしたお米に大きなヒントがあるかもしれません。

粘りや甘味を追求したお米であっても
自然のままに育てると
徐々にあっさりした傾向になってきます。

つまり、
これが自然に存在する
人間が食べると良いお米なんだよというメッセージのように感じます。

 

ササニシキは体にいいのか?|村田自然栽培米ササニシキ

2016 年 4 月 22 日 金曜日

ササニシキは、
一時は、「東の横綱ササニシキ、西の横綱コシヒカリ」と呼ばれる存在で
1985年(昭和60年)には、全国作付面積2位となりました。
(全国作付面積1位はコシヒカリ)

しかし、1993年(平成5年)の大冷害をきっかけに、生産量が激減し
全盛期には20万ヘクタールも栽培されていたササニシキも
2005年では、約1万ヘクタールとなり、
現在では、全国作付面積20位にも入っていません。

しかし、
最近、農薬も肥料も使用せずに栽培する自然栽培米の世界で
ササニシキが見直されてきました。

ササニシキのお米の特徴

コシヒカリは、甘味と粘りを追求したお米であり、
1979年から全国作付面積1位を維持しており
美味しいお米の代名詞はコシヒカリとなっていますね。

食味で言うと
ササニシキは、コシヒカリとは全く異なる性質があると言っても過言ではありません。

ササニシキの食味は
淡泊であっさりしています。

コシヒカリは、ご飯がメインとなりえますが
ササニシキは、おかずがメインでおかずを引き立てるという立ち位置です。

ササニシキが見直されてきた理由は、
化学物質過敏症の方がお米を食べた際に
コシヒカリに比べて反応が出にくいという方が増えたからだそうです。

コシヒカリは、品種改良を重ね、甘味と粘りを追求してきましたが
粘りの要素であるアミロペクチンが米たんぱく質の消化を困難にするために
反応される方がおられるようです。
このあたりの科学的な実証は、今後必要になってくるかと思います。

化学物質過敏症の方にアドバイスをされている方に伺うと
その方は、化学物質過敏症の方には、
ササニシキや古い品種のお米を薦めていますが
お米を変えてからはお米アレルギーが止まっている人が多いと仰っていましたが
経験則の面もありますので、今後は化学的な実証も必要になるでしょう。

自然栽培米で自家採種をしていると体にいいのか

化学物質過敏症の方が反応するかどうかは
自然栽培米であることも影響しているかと思います。

農薬や肥料を使用せずに育てている自然栽培米では
お米には不純な物をなるべく入らないように育てています。

さらに大事なのが
自家採種”です。

自然栽培環境下で自家採種を続けていくと
種籾自身が段々と純粋になってきます。

自然栽培米コシヒカリを育てている方がいますが
その方はコシヒカリなのですが、
自家採種を続けているので、食味があっさり目なのです。

この自然栽培米コシヒカリを
化学物質過敏症の方が食べているのですが
反応が出ないので安心して食べれると仰っています。

自然栽培米で自家採種もしていて
さらにササニシキであれば、
かなりあっさりな食味はなるかと思いますが
本来の体に良いお米に近づくと思います。

 

本物のササニシキを追求|村田自然栽培米ササニシキ

2016 年 4 月 3 日 日曜日

世の中には”本物”を追求して
その技を磨き、道を追求していく人がいます。

私どもは、本物のお米をお届けしたいという想いから
数々の自然農法家さんと出会ってきました。

私が思うに
私達が食べるべき本物の食べ物とは
簡単に言うと
200年前にもあった食べ物だと考えています。

シンプルに
江戸時代にも食べられていた食べ物
これが、本来の私たちの食べると良い食べ物のヒントがあります。

本物のササニシキを追求している村田 光貴

世界農業遺産に認定された大分県国東(くにさき)半島で
農薬も肥料も使用していない自然栽培米ササニシキを育てている
村田 光貴さんという方がいます。

村田 光貴

私は、この村田さんと会って話した時に
本物の自然栽培米ササニシキを追求している人だなと感じました。

ご自身が化学物質過敏症であったという背景もありますが
食べた人の事、環境の事、地域の事を考えています。

私は、
私達が本来食べると良い食べ物のヒントは
江戸時代の食事にあると言いました。

江戸時代での食事の基本は
1.お米 
2.発酵食品(味噌、醤油、漬物、納豆等)
3.旬の食材 (大豆、野菜、魚、海藻等)

農民でもお米が少ない時は、
麦類、雑穀等を入れ穀物類を食べていましたが
お米を含む穀物類の食べる量は多かったと言います。

私達は、長い歴史の中
お米を中心とする穀物を食べる民族であることが基本にあります。

当時のお米の栽培方法は
肥料を使用するとしても
その地域にある有機物を使用していました。
特にその地域の人糞尿を使用していたようですが
これは、その地域内での有機物の循環ですよね。

村田自然栽培米ササニシキでは、
人糞尿などは使用しませんが
収穫時のコンバインの後ろから出る粉砕された稲わら
これが、有機物となります。
稲わら収穫残渣
また、
土の中にも根っこが残っていますので、
これも有機物となります。

これらの有機物をエサに
土壌微生物が繁殖しさらに土壌を豊かにしていくのですね。

村田 光貴さんのササニシキは
一切外から有機物(堆肥、厩肥、ボカシ肥など)を投入しないのですが
これを自然栽培と呼んでいます。

本物を追求している
農薬も肥料も使用しない自然栽培米ササニシキですが
江戸時代の食べ物に本物の食べ物のヒントがある様に
江戸時代の農法・自然循環も参考になります。

本物のササニシキを考える上での農薬、肥料、自家採種

私どもが
本物のお米を作っていると感じている農家さんは
下の条件を満たしているように感じます。
1.農薬を使用しない
2.肥料を使用しない(外からプラスアルファの肥料分を使用しない)
3.自家採種をしている
4.良いものを作るという良い想いの持ち主である

1~3は、実は江戸時代の方も同じだったのではと思います。

農薬は、1890年代に西洋から入ってきたので、
もちろん江戸時代は無農薬栽培。

肥料は、使用してもその地域の人糞尿。
当時の人は添加物等も無かったので
お米中心からできた有害な物質の少ない人糞尿だったかもしれません。
いずれにしても、その地域で有機物が回っていたわけです。
現在の自然栽培では、粉砕された稲わらが有機物として供給されます。
これもその田んぼ内で有機物が回っているのです。

自家採種
当時は、現在のようなF1(一代交配種)の種子を売っているのでなく
農家が代々自家採種をして固定種となっていました。

本物のササニシキを追求して育てている
村田 光貴さんも
農薬も肥料も使用しない自然栽培をしており
自家採種歴10年以上のササニシキを育てています。

ぜひ、本物のササニシキを追求した
村田自然栽培米ササニシキをお試し頂けたらと思います。