平成25年5月30日、国連食糧農業機関(FAO)の国際会議において
大分県国東半島が【クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環】として
世界農業遺産に認定されました。
この国連食糧農業機関(FAO)の創設した制度の
【世界農業遺産】というのを聞いたことがあるでしょうか?
【世界農業遺産】(Globally Important Agricultural Heritage Systems:Giahs)
社会や環境に適応しながら何世紀にもわたり発達し、形作られてきた
農業上の土地利用、伝統的な農業とそれに関わって生まれた文化、景観、
生物多様性に富んだ、世界的に重要な地域を次世代へ継承することを目的として
2002年に国連食糧農業機関(FAO)の創設した制度です。
大分県国東半島では、
瀬戸内海式気候に属して、年間を通し降水量が少ないのです。
そのため、
古来よりため池を利用する文化があったのですね。
ため池の周りにクヌギ林を植えており
クヌギ林とため池群によって持続的に維持されている
日本一の原木しいたけ生産を始めとする農林水産業システムができあがりました。
ため池を利用した
・原木しいたけ栽培
・水田農業
これが、国東半島の大きな魅力となっているのですね。
Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 11:55 / 伝統の自然栽培米作りの現場コメント&トラックバック(%)