このように全体が白い粒のお米を「粉状質粒」(別名シラタ)といいます。
乳白色になるのは、通常のお米と比べてデンプン蓄積が不足したことによります。
内部に空気の隙間が入り、白く濁って見える現象です。

長雨が続くなど日照時間の少なくデンプン量の生成が少ない場合や
特に稲穂の生育時期に高温になる事でデンプン量を消費するために発生するため
高温障害の一つといわれ、天候による影響で発生します。

黒くなっているお米

<Q>たまに黒くなっているお米が混じっているのですが食べても大丈夫でしょうか?

<A>お米は問題なく食べることができます。
この黒い斑点の正体は、カメムシ(クモヘリカメムシ)がお米を吸った痕です。

この斑点米をヤケとも呼びますが、このヤケが混入すると「お米の等級」が落ち取引価格が下落します。そのため一般にカメムシ防除のためラジコンヘリコプターで「ネオニコチノイド系農薬」を散布します。

「ネオニコチノイド系農薬」は、虫の神経系を狂わせる農薬であり、ミツバチが「ネオニコチノイド系農薬」の影響により、神経が狂い、方向性を失い、巣に戻れなくなり生態系を狂わせる現象が起きています。

黒い斑点があるお米に関しては、最大限、色彩選別機や手で取り除いて対応いたしますが、年によっては、黒い斑点のお米が多く入ることもございます。ナチュラルスタイルがお届けしている自然栽培米は全て無農薬を原則としていますので、黒い斑点米が混じる可能性がございます。

種みたいなものが混入

<Q>お米の中にお米以外の種みたいなものが入っています。これは何でしょうか?

ヒエの種

<A>写真の種は、ヒエの種です。除草剤を使用しないためにヒエの種が入ることがございます。

日本に農薬が入ってくる戦前まではこれらのヒエ類の種もお米に入っていたので食べても大丈夫です。選別機で最大限取り除いておりますが、入ることがございます。気になる場合は取り除かれて下さい。