村田自然栽培米では
農薬も肥料も使用しない自然栽培米を育てております。
自然栽培米の場合の平均的な収量は5.5俵/反あたりです。
各栽培方法での平均収量の目安は下記の通りです。
慣行栽培米:約9俵/反
有機栽培米:約7俵/反
自然栽培米:約5.5俵/反
別の言い方をすると
有機栽培米は慣行栽培米の収量の約80%
自然栽培米は慣行栽培米の収量の約60%
収量の面だけ見ると農薬も肥料も使用OKの慣行栽培ですね。
有機栽培の普及率が0.4%ほどですので
99.6%はこの慣行栽培で作られた作物となっています。
自然栽培米は
肥料も農薬も使用しませんので
元々存在する自然のエネルギーのみで収穫しているのです。
稲作は連作ですので
何年も同じところで稲作をします。
自然栽培で20年以上されている方も収量は、ほぼ変わらず一定です。
自然のエネルギーとは、
すなわち
1) 土のエネルギー・栄養分
2) 水のエネルギー・栄養分
3)太陽光によるエネルギー
加えて、
前年度の収穫時にコンバインの後ろからでた粉砕稲わらが肥料となっています。
元々のこの自然界にある分で
約5.5俵/反の収量があるのですね。
そこに有機肥料を入れると1.5俵/反分多く獲れて
農薬や化学肥料をさらに加えると3.5俵/反分増えるという計算です。
つまりこの増えた分は、
人間の加えた物でできているように感じます。
私どもは
別に農薬も肥料も否定はしません。
それぞれに考え・視点がありますので
良い悪いの判断は非常に難しいものです。
ただ私たちは、
農薬や肥料は、不必要だと考えているだけかもしれません。
農薬は、人間界で言うと抗生物質や解熱剤等の薬です。
化成肥料は、人間界で言うとサプリメント、栄養剤です。
有機肥料は、含まれている窒素分が多ければ、肉類や油脂類。
私達は、自然界から
土・水・太陽のエネルギーが凝縮された自然のエネルギーを頂きますので
農薬や化成肥料・有機肥料を加えてしまうと濁ってしまうように感じます。
自然の力で採れた
純粋な物を届けたいという想いと
環境にいい栽培方法で作れた農産物は、人間の体にも良いと考えています。
Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 22:54 / 伝統の自然栽培米作りの現場コメント&トラックバック(%)