自然栽培米ササニシキ ~【世界農業遺産】大分県国東半島からお届けします~

大分県国東半島で私達が一生懸命作りました。 大分県国東半島で私達が一生懸命作りました。

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当店、自然栽培米専門店【ナチュラルスタイル】がお届けする自然栽培米は、農薬・肥料不使用、自家採種した安心のお米に限定しております。
・川﨑・前田自然栽培米は、ご注文後3-4日以内に発送致します。

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乳白色のお米に関し-無農薬・無肥料栽培のお米

2016 年 10 月 15 日 土曜日

【世界農業遺産】に認定された大分県国東半島で
農薬も肥料も使用せずに自然栽培米ササニシキとヒノヒカリを育てて
皆様にお届けしています。

農作物は、天候の影響を受け
天候が良い日が続くと稲の収量は増加すると言われています。

しかし、
天候が良くても高温時期が続き過ぎると
逆に収量も減るし、お米の品質も下げてしまいます。

2016年の夏は、水不足と非常に高温時期が続きました。
そのため夏の高温の影響を受けて
お米が乳白色がかっております。

大分県のササニシキは、9月中旬頃には収穫をします。
2016年8月の夏時期の高温の影響を受けて
9月に入り収穫時期を迎えたササニシキはその影響を受けてしまいました。

自然栽培米は、ある程度環境変化に柔軟な面もあるのですが
今年は気温の影響を受けてしまいました。

乳白色の米

例年の玄米と色を比べると
お米の色が乳白色がかっているのが分かります。

お米が乳白色になる理由

一般に夏の昼間の温度が35度、夜の温度も30度近くあると
稲に高温障害が起きる可能性があると言われています。

あまりに暑すぎると
昼と夜に稲の中で何が起こっているのでしょうか?

今年の夏は、
水不足と高温時期が長かったのですが
植物体内の水の動きを見てみましょう。

蒸散・光合成
出典:気孔の働きは? http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/publications/annual_exhibitions/PLANT2002/01/05.html

ポイントは、
水H2Oと二酸化炭素CO2が出入りする気孔の開閉にありそうです。

昼間が暑すぎると、
葉からH2Oが出るのを防ぐために気孔を閉じます。
そのためCO2も吸収できません。
光合成産物(デンプン等)量が減ります

夜間が暑すぎると、
昼間に生成した光合成産物(デンプン等)を稲に蓄えていきますが
気温が高く暑いと呼吸量が大きくなります。
呼吸により光合成産物(デンプン)を消費します

米粒が充実してくる初期から中期に高温状態に当たると
稲のデンプン合成酵素の活性が阻害され、
米粒内のデンプン量が不十分となり、米粒内に空気の隙間が残ります。

デンプンとデンプンの間に空気があると
光を乱反射して、不透明になり乳白色に見えるのです。

食味の面でいうと
例年のお米と比較して
粒感が弱くなったように感じます。

お米と人間は似ている?

私たちは、
無農薬・無肥料(一年を通して農薬・肥料を使用しない)で
自然栽培米ササニシキを育て、届けております。

自然の環境で育つ野生児の生命力が高いように
私たちも生命力のあるお米を皆様にお届けしたいと思っています。

2016年は、夏の水不足と高温の影響を受け
収量も減りましたが、力強く育ってくれた稲が残りました。

今年の新米ササニシキを発芽させてみました。
村田自然栽培米ササニシキ発芽浸水108時間後
4日間で上の写真の状態まで発芽してくれました。

2016年は
夏の水不足と高温の影響により
乳白色がかったお米となってしまいました。

夏の昼間と夜間の高温により
光合成産物量が減ったり、呼吸量が増えて
体内のでんぷん質を消費したためです。

このことは、
人間も同じですよね。
夏場に暑い外に出されていると汗が出てきて、
働く気力が落ちてきて
呼吸も速くなってきますよね。

そして、体力が奪われていきます。

人間は、陰の下に移動したり
水分補給したりと自己防衛できますが
稲は、移動ができないので、自らの体力で踏ん張るのみです。

そのように考えると
稲達は、今年の夏の水不足と高温をよく踏ん張ってくれたと思います。

化成肥料を入れない無添加のお米|村田自然栽培米ササニシキ

2016 年 1 月 31 日 日曜日

化成肥料(化学肥料)は、農業界において
肥料成分の計算のしやすさ、使いやすさ、即効性がある等で役に立ってきました。

農業の教科書には、
葉物には窒素成分、実物にはリン酸、根物にはカリウムが必要であり、
各野菜には、必要な窒素、リン酸、カリの割合が示されていました。

そのため化学肥料は肥料成分の計算はしやすいわけです。

化成肥料は、無機質資材から化学合成して人工的に大量生産が可能です。
特徴としては、
・肥効が早い
・価格が安価
・大量生産できるので安定供給可能

現在でも化成肥料(化学肥料)は大量に使用されているのが現状です。

化成肥料の考え方

ここでは、化成肥料を否定するつもりはありません。

そのうえで化成肥料とは、何かなと考えたときに
作物にとっての化成肥料は
人にとってのサプリメントと一緒のように感じます。

化成肥料-サプリメント
出典:http://www.oogui.jp/

化成肥料の考え方の基礎が西洋的思考ですね。

東洋的思考は全体性がありますが、西洋的思考は部分を見ます。
医療にしても
東洋医学は体全体を見て施術を考えますが
西洋医学ではポイントを絞って、部分をみて、悪い部位へのアプローチです。

化成肥料も肥料・栄養分という側面を見て
この栄養素を与えれば作物がしっかり計算通りに育つはずだというアプローチですね。

でも実際には、計算通り化成肥料で
必要な栄養素を与えていても元気な作物が摂れるとは限りません。
むしろ土壌が硬くなってくるので、作物を獲るのが難しくなってきます。

化成肥料を使用しない理由

化成肥料は、人間でいうサプリメントに相当すると考えています。
サプリメントは、命のあるものでなく、工場で作られた人工物ですね。

私は、化成肥料はサプリメント同様に不自然な物質だと捉えています。

(もちろん、体に良いと思って飲まれている方は、
何かしらの実感があったと思いますので飲まれても良いと思います)

化成肥料は肥料成分というポイントに絞った視点では栄養を与えるという側面があるけれども、

自然農法に関わる私たちは
自然の摂理、いわゆる生態系の維持を考えますので
土壌有機物を増やし、微生物を増やし、生態系を作り出すことに重きを置きます。

また自然界以外の人工物を入れると土を破壊するという考えがありますので
化成肥料は使用しないのですね。

思想にはいろいろありますが
私どもは化成肥料を使用しない無添加のお米をお届けしていきたいと思っています。