自然栽培米ササニシキ

                   自然栽培の伝統のお米を残す

手作りホームページへようこそ。
当店は、自然栽培米専門店ナチュラルスタイルです。
当サイトは、「日本に残したい自然栽培米ササニシキなど伝統のお米」をお届けしております。

ササニシキとミナミニシキ、似た名前でも系統は全く別!その違いとは?

2020年2月18日

2016年度自然栽培米ササニシキ

ササニシキとミナミニシキというお米をご存知でしょうか。
昔から食べられていた、粘りのないあっさりとした食味のお米です。

現在では、モチモチとした粘りと甘さが多くの人に人気であるため
この二つのお米の生産は、昔に比べると大幅に減り
主食として食べている家庭も少ない傾向にあります。

しかし、ササニシキとミナミニシキは
少ない粘りと控えめな甘さという特徴を生かした料理には最適です。

例えば酢飯。ササニシキとミナミニシキはサラサラとしているので
調味料を加えてもべたつきません。
今でも多くの寿司店では、ササニシキが使われています

また、この二つのお米は
お米のでんぷん質が原因で引き起こされる米アレルギーが起にくいといわれています。

さらに、アミロースという物質を多く含んでいるため
食後における血糖値の上昇が緩やかになり、糖尿病にも効果が期待できます。

でも、この二つのお米、名前は似ていますが
系統は全く別です。誕生した時期も同じではありません

二つのお米を比較して見えてくるそれぞれの特徴をご紹介します。

ササニシキとミナミニシキの出自は?

父にササシグレ、母にハツニシキを持ちます。
1963年に宮城県古川農業自然所で誕生しました。

ササニシキ系統図

一方ミナミニシキは、
父に秋晴、母に南海43号(トヨタマ)を持ちます。
1967年に宮崎県総合農業試験所で誕生しました。

ミナミニシキ系譜図

系譜を見てお分かりの通り
同じニシキという名前がついていますが
親は全く違います。

ササニシキとミナミニシキの栽培の違い

ミナミニシキの稲

大分県で自然栽培でササニシキを育ている農家さんの栽培時期は
田植えが5月末頃、収穫は9月中旬頃となります。

一方、熊本県で自然栽培でミナミニシキを育てている農家さんは
田植えが6月末頃、収穫は10月末頃となります。

ミナミニシキの栽培期間が2週間程長いです。

この栽培期間が長いという点は、
土壌や水、太陽の光を浴びている時間が長いということで
自然栽培農家も意識している点です。

お米

作付面積においては
ササニシキは、かつてコシヒカリと共に両横綱と言われた人気品種で
1990年には、作付面積が全国2位の20万ヘクタールまで伸びました。

しかし、2005年には1万ヘクタールまで減少し、全国16位となり
その後2015年には、20位にも入らないほどに。

ミナミニシキの作付面積ピークは
1986年に3.5万ヘクタールまで伸び全国11位。しかし1989年以降、激減しました。
2000年のデータでは、作付面積は327位となり、
今ではほとんど栽培されておらず、熊本で栽培されているのみです。

ササニシキとミナミニシキの食味の違い

土鍋炊き立てご飯

ササニシキとミナミニシキは、どちらも甘味や粘りを追求したお米ではなく
昔ながらのサラサラとしたあっさり系のお米なのですが
あえて違いを付けるならば【ミナミニシキ】の方がよりあっさりしています

長期間、この2種類のお米を食べ続けると徐々に違いが分かってきます。
ササニシキは、コシヒカリ系のお米よりは胃に負担無くあっさりと食べることができます。

ミナミニシキは、さらにササニシキよりもあっさりしており
少し粘りが必要と感じる人には物足りないかもしれませんが
体にスッと入ってくる感覚があります。

ササニシキ・ミナミニシキは、甘みも控えめですので
おかずの味をより引き立て、胃もたれもしません。

おにぎりミナミニシキ

今ではあまり見かけなくなったこの二つのお米ですが
本来わたしたち日本人が食べていたお米に近い種のお米です。

あっさりしているからモリモリ食べられる。
ササニシキとミナミニシキの体になじむ味わいをお楽しみください。


タグ:

Posted by 自然栽培米ササニシキ-日本に残したい伝統のお米 at 09:00 / ササニシキコメント&トラックバック(0)