自然栽培米ササニシキ ~【世界農業遺産】大分県国東半島からお届けします~

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ササニシキ・ミナミニシキに含まれるアミロースとはどんな成分なのか

2020年3月10日

戦後、わたしたちの食は大きく変化しました。

それまで使われることのなかった農薬が急速に普及したことで
戦後陥った食糧難が解決し、日本の食卓は豊かになりました。
さらにその後、欧米の食文化が日本にも広く浸透し
だれもが手軽に、様々な食を楽しむことができるようになったです。

今現在、日本において美味しいとされるお米は
粘りと甘さのあるお米です。
そのようなお米の代名詞ともされるコシヒカリの遺伝子は
粘りと甘さのあるお米のほとんどに含まれています

しかしそれらのお米は、戦後、人為的な操作により作られたお米です。
それまで日本人は、あっさりとしたお米を食べていました。

大昔から食べられていたあっさりとしたお米である
ササニシキとミナミニシキについてご紹介いたします。

ササニシキ・ミナミニシキとは

2016年自然栽培米ササニシキ

私たち日本人が本来食べていたお米が
あっさりしたものであると考える理由は二つあります。

まず一つ目は、江戸時代の人が一日に5合のお米を食べていたという点です。
あっさりしていたからこそ、食べられる量です。

そして二つ目は、コシヒカリであっても
自家採種を続けていくとあっさりしたお米に変化してゆくという点です。

つまり、昔ながらの自然栽培で育てれば、
あっさりしたお米になっていくのが自然本来のお米なのです。

そしてササニシキは、1953年に宮城県古川農業試験場でハツニシキ×ササシグレから生まれ
1953年-1963年の育成期間を経て、1963年に世の中に出ました。

ササニシキ系統図

ミナミニシキは、1967年に宮崎県総合農業試験場で南海43号(トヨタマ)×秋晴から生まれ
1967年-1975年の育成期間を経て、1975年に世の中に出ました。

ミナミニシキ系譜図

系譜の通り、二つともコシヒカリの遺伝子は含まれていません。
そして、二つの品種は名前は似ていますが、系譜を見るとお分かりの通り
親は同じではありません。二つとも、全く違う出所なのです。

ササニシキ・ミナミニシキに含まれるアミロース

アミロースとアミロペクチン

お米は、アミロースとアミロペクチンという2種類の性質の異なった成分からできています。
この二つの成分が、お米のもちもちした粘りに関係しています。

うるち系では、アミロース:アミロペクチンが2:8で、もち系では0:10です。
アミロースが多いと糖度が低く、程よい硬さ・あっさりした食味になる性質があり
アミロペクチンが多いと、もち米のように粘りと甘さが多くなる性質があります。

つまり、粘りのあるお米を作りだすには
いかにアミロースを減らすか、という点がポイントです。

このアミロースを減らすため、コシヒカリ系統の中には「低アミロース米」を目指して
品種改良がなされたものもあるようです。

しかし、このような粘りのお米を食べることで
アレルギー症状を訴える人も増えているようです。いわゆる米アレルギーです。

米アレルギーのタイプにもよりますが、特定のでんぷん質がアレルゲンとなっている場合においては
ササニシキ・ミナミニシキをはじめとした品種がアレルギーを起こしにくいことが分かっています。

ササニシキ・ミナミニシキはあらゆる疾患に効果が期待されている!

マスクと薬

戦前まで、日本にはアレルギーの人はあまりいなかったといわれています。
戦後、急激に増加したというデータがあります。

その原因は様々ですが
戦後に開発され各地に流入された化学物質が、主な原因ともいわれています。

コシヒカリをはじめとする粘り気のあるお米に比べ
ササニシキ、ミナミニシキはアミロースを多く含んでいます。

従って、アレルギーに効果が期待されているだけでなく
アトピー体質にも有効的であると考えられています。

おにぎりを食べる子ども

さらにアミロースが多く含まれるお米は
消化吸収されにくいでんぷんを多く含んでいるので
コシヒカリなどに比べ、糖の吸収が遅いといわれています。
近年では、糖尿病の食事療法に利用できる食品として、期待が高まっているお米なのです。


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Posted by 自然栽培米ササニシキ-【世界農業遺産】大分県国東半島より直送します at 09:00 / ササニシキコメント&トラックバック(0)