自然栽培米ササニシキ

3種のご飯を腐敗比較実験|稲本薫自然栽培米と慣行栽培米の違い

2021年3月20日

3種類のお米比較

熊本県八代市の稲本薫さんは、自然栽培歴38年以上という大ベテランの自然栽培米農家さんです。

稲本さんはこれまで、書籍、新聞等さまざまなメディアを通じて自然栽培米の素晴らしさを発信してきました。

稲本さんが自然栽培米に確信を持っている根拠は何なのか!?

その根拠の一つが、
3種類の炊いたご飯の腐敗比較実験なのです。

なんと、この炊いたご飯は、平成20年(2008年)に水に漬けたもので10年以上経っています。

さて、それぞれがどんな変化をしていったのか?稲本さんに聞いてみました。

3種のご飯を10年間以上浸水させ比較研究している稲本さん

稲本薫と井田

稲本さんは、3種類のご飯を12年間浸水させ比較研究しています。3種のご飯とは、コンビニおにぎり・慣行栽培米・自然栽培米のご飯です。

市販おにぎりは、保存料・添加物が入った市販のおにぎり。
慣行栽培米は、農薬と肥料を使用した一般的なお米。
自然栽培米は、無農薬、無肥料で稲本さんが育てたお米。

このお米を炊いた状態で浸水させて10年以上経ってどうなっているのか?

3種類のご飯腐敗実験

画像は、左から市販おにぎり・慣行栽培米・自然栽培米のご飯ですが、おもしろい違いが見ることができました。

左側の市販のおにぎりは、保存料・添加物等が入っているので最も形を保つだろうと思われていましたが、もはや原型をとどめず、黒くなってきました。
※ご注意:市販のおにぎりといっても安全にこだわる市販のおにぎりもたくさんありますので、ここでの市販おにぎりは稲本さんが10年以上前に買った市販のおにぎりに関してです。

真ん中のご飯は、慣行栽培米のご飯ですが、粒が潰れて糊のように白く沈殿しています。

右側の自然栽培米のご飯は、今も米粒の輪郭がはっきりと残っています。

なぜこんな変化が現れた?

稲本と比較実験

10年以上前に購入した市販のおにぎりには、保存料・添加物が多く含まれていたので一番形を保つイメージがあったのですが、腐敗していきました。

2000年頃から食の安全性を求める声が高まってきたことを背景に、健康食ブームが到来し、最近では添加物不使用のコンビニのお弁当やごはんが出てきました。現在の市販のおにぎりは当時より良くなっていることを願います。

今回の大きな違いは、粒の残り具合ですね。

自然栽培米とは、無農薬・無肥料栽培で育てたお米です。
そのため、稲が自ら根っこを張り、栄養分を吸い上げ、自らの力を最大限発揮して育ちます

肥料を使用せず、じっくり育った自然栽培米は、お米の細胞が強くなっていると考えられます。

見た目は、同じような米粒でも栽培方法により、その中身は全く異なるお米となるのですね。

まとめ

稲本自然栽培米玄米

3種類(市販のおにぎり、慣行栽培米、自然栽培米)のご飯の腐敗比較実験を10年以上にわたり経過を見てきて、非常におもしろい変化が見られました。

稲本さんの自然栽培米は、形が崩れずしっかりしており、栽培方法により米粒の細胞の強さが異なることが見れたと思います。

稲本さんは「健康な体作りには、細胞のしっかりしているお米が必要だ」と考えています。

お米の逞しさは、食べる人も逞しくする。
自然の力で稲自身が逞しく育った自然栽培米をこれからも届けていきたいと考えています。

稲本さんの研究と栽培における挑戦は、まだまだ続きます。

稲本薫の自然栽培米稲本さんの自然栽培米はこちらから


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Posted by 自然栽培米ササニシキ-日本に残したい伝統のお米を農家直送の通販サイト at 21:27 / 井田のササニシキなど伝統米を残す活動コメント&トラックバック(0)