自然栽培米ササニシキ ~【世界農業遺産】大分県国東半島からお届けします~

大分県国東半島で私達が一生懸命作りました。 大分県国東半島で私達が一生懸命作りました。

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当店、自然栽培米専門店【Natural Style】がお届けする自然栽培米は、
農薬・肥料不使用、自家採種された安心安全のお米に限定しております。
村田自然栽培米は、週一回火曜発送となります。※日曜17時までのご注文を火曜日発送致します。
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世界農業遺産の大分県国東半島での雨不足の影響を受けた自然栽培米ササニシキ・ササシグレ

2018 年 11 月 11 日 日曜日

昨今、世界農業遺産の大分県国東半島での
ササニシキ・ササシグレの収獲が厳しくなってきています。

天候が両極端になってきているのですね。
雨が降る時は大雨になり、降らない時は日照り続きとなっています。

大分県の国東半島は
世界農業遺産に指定されていますが、
その地域に合った独自のため池文化が認められた土地なのです。

ため池文化が発達したという事は
昔から水不足に悩まされた土地だったのです。

その土地で、自然栽培米ササニシキ・ササシグレ・ヒノヒカリを育てる
村田光貴さんの喜び米自然栽培米ササニシキ・ササシグレは毎年、水をどうするかが課題なのです。

日照りのササニシキ

日照り続きの大分県国東半島の自然栽培米ササニシキ・ササシグレ

今年の8月は非常に雨が少なかったですね。
ササニシキやササシグレは9月頃収獲ですので
8月の稲穂が充実する時に雨が降らないと大きな影響を受けてしまいます。

大分県国東半島では、
8月に全く雨が降らず、”このままでは、枯れてしまう”と思った村田光貴さんは
ポンプを買い、川から水を引いて何とかこの水不足を乗り越えようと奮闘していました。
日照りのササニシキへ水

村田さんは、4月の種まきから稲達を大事に育てているので
稲が水不足で枯れるというのは何としても避けたいという想いで8月は奮闘していました。

ササニシキ・ササシグレの稲が水不足で枯れる

雨が少ない大分県国東半島では、ため池文化が発達しています。

上流のため池から水が放流され、地域の田んぼは利用していくのですが
下流の田んぼでは、水が回ってこないことがあります。

ポンプを回して、水を引いたりと奮闘するのですが
小面積の田んぼが散在しているので
どうしても手が回らない田んぼが出てくるのですね。

私も毎年、数々の自然栽培米農家さんの田んぼを訪れますが
始めて、枯れる稲を見ました。

日照りのササニシキ

種まきから大事に育てて
田植え、除草と手をかけてきたのに
収穫まであと1ヵ月となった8月に全く雨が降らない日照りを受けて枯れる。

村田さんは、わが子のように稲を育てるので
この状況は、非常に心が痛む状態です。

日本は、雨が多い地域なので
水のありがたさに気付きにくいかもしれませんが
このような稲の状態を見ると
普段の身の回りにある水がどれだけありがたいのか再認識できます。

日照りの中、逞しく育ったササニシキ・ササシグレ

これまでにないくらい日照りの影響を受けたササニシキ・ササシグレですが
逞しく育った稲もあります。

日照りでもガンバっているササニシキ

この稲穂も実は、かなり水不足の影響を受けています。

上の写真は8月末のササニシキですが
本来ならばもっと稲穂も充実して頭が垂れている状態になっているはずなのです。

枯れずに逞しく育っているのですが
8月の日照りの影響は、米粒の品質にも影響を及ぼします。

稲が夏の高温の影響を受けると
米粒がガンバって生きようと呼吸が多くなるので乳白色気味になります。

乳白色のお米は食感が柔らかくなってしまうので
お米の等級的には良くありませんが
今年は、一部高温・水不足の影響を受けた乳白色のお米が混ざることがございます。

今年は、これまでにない8月の日照り続きのため
水不足の影響を受けたササニシキとササシグレですが
逞しく育ったお米です。

自家採種もしていますので、
この厳しい環境下で生きぬいた遺伝子が残っていきます。

年々進化していくササニシキとササシグレをお届けしていきたいと思いますので
どうぞよろしくお願い致します。

土壌微生物の働きからみる無農薬米、自然栽培米の重要性

2016 年 3 月 13 日 日曜日

農薬も肥料も使用しない自然栽培は
土壌微生物達の多様性を守る事に大きな意味があります。

畑1反(10アール:100m×10m)当たりに約700kgの土壌微生物がいると言われ
その種類は
・70-75%が糸状菌(カビ類)
・20-25%が細菌類(放線菌も含む)
・5%以下がミミズなどの土壌生物と言われています。

下イラストは、参考に
有機物(堆肥)が入った時の菌の状態です。

土壌微生物
出典:YANMAR 営農プラス 土づくりのススメ
http://www.yanmar.co.jp/campaign/agri-plus/soil/knowHow/knowHow06.html

自然栽培米においては
有機物(堆肥)に当たる物は、
収穫時のコンバインの後ろから出てくる粉砕された稲わらになります。

さて、
自然栽培をする方たちは、多様な土壌微生物層を維持しようとしますが
土壌微生物の働きはどのようなものがあるのでしょうか?

土壌微生物の働き

1) 有機物分解
粉砕された稲わらは比較的大型のミミズ等の土壌生物により分解されたり
セルロース分解菌(糸状菌&細菌)により分解され、
糸状菌、細菌、放線菌によって、デンプンやたんぱく質に分解されます。

分解されにくいリグニン等の物質が残りますが、
徐々に糸状菌によって分解されます。

2) 腐植をつくる
分解されにくいリグニンの変質物と微生物の死骸(タンパク質)が
微生物の働きを受けて腐植を構成します。

腐植は粘土と結びつき、大きい孔隙と小さい孔隙を併せ持つ土壌形態となり
保肥性、保水性に優れながらも通気性に優れる土壌環境を作り出します。

3) 養分蓄積
菌体は畑1反(10アール:100m×10m)当たりに約700kgいると言われていますが
菌体の80%は水ですので残り140kgが菌体の個体部分となります。
その量を炭素、窒素、リン、カリで見てみると
炭素:70kg
窒素:11kg
リン:8kg
カリ:7kg
カルシウム:1kg程度存在すると言われています。
その養分量は、普通作物への施肥量にほぼ匹敵すると言います。
(土壌微生物の基礎知識、西尾 道徳著)

4) 根の養分吸収を助ける
根の周辺1㎜以内には、根圏微生物層が存在する。
根から糖やアミノ酸、ビタミンを分泌し、
また根から脱落した死細胞があるためにそれをエサとし、土壌微生物が集まります。
土壌微生物は、栄養分を根からもらう代わりに
根っこでは届かない所へ菌糸を伸ばし、栄養分を運びます。

5) 病原菌から植物を守る
根は、微生物の攻撃から自らを守るために
根から抗菌物質を分泌します。

この時、根圏微生物の中で非病原性の糸状菌は、繁殖でき
根の内部に侵入する。
病原菌よりも先に非病原性菌が占有すると
病気を抑制する効果がある。

土壌微生物達の働きを見てみてみると
土壌微生物達を守る農法が理にかなっているように感じる。

農薬を使用しない無農薬米や自然栽培米では
この土壌微生物たちの働き最大限に活かす考え方が根本にある。

村田 光貴が作る喜び米:自然栽培米ササンニシキもヒノヒカリも
土壌微生物を優先した考え方のもと栽培しております。

無農薬米が本来の日本のお米|村田自然栽培米ササニシキ

2016 年 2 月 15 日 月曜日

日本では、元来、農薬はありませんでした。

しかし、
明治から大正にかけて日本政府は農薬の技術輸入に努め
1891年に防虫菊粉を用いられたのを皮切りに
ボルドー液・青酸・ヒ酸鉛・硫酸ニコチンなど
諸外国で発明された農薬を日本でも使用開始しました。

1930年頃の昭和初期からは、日本の農村で本格的に普及し始めました。
特に野菜、果樹、茶には必要不可欠な物として認識されたようです。

1952年には、稲作の病害虫対策で
イモチ病に効果があるセレサン石灰(水銀剤)
ニカメイチュウに効果の高いホリドール(パラチオン)の使用を開始しました。

戦後は特に食料問題がありましたので
農薬や肥料の普及は仕方がなかったのかもしれません。

しかし、現在は日本では食べ物が余っている時代です。

食べ物に関して日本人の原点を考える時が来ているのではないかと考えています。

明治に西欧の文明が入る前の江戸時代では、
農薬は使用していなかったのですね。

江戸時代では、
今のように食材が豊富だったわけではありませんが
食生活は豊かでありました。

お米を中心として、
お味噌汁や漬物等の発酵食品、野菜や稀に魚料理とあり
食べる量もお米以外は多くはありませんでしたが
その食文化により飛脚に見れるような強靭な体力を発揮していました。

今の現代で農薬は本当に必要なのか?

戦後の食糧問題時は、
一時的も食料増産が必要だったと思います。

農薬や肥料はその一役を担ってくれたなら
それは感謝するべきことです。

しかし、時代が変化するように
農薬や肥料のあり方も変化してくるかもしれません。

歴史は、いろいろな事柄を教えてくれますが、

農薬の考え方は、
本来日本になかった考え方だったかもしれません。

農薬とは、自然にいる菌や虫たちを
人間の都合の良いようにコントロールする考え方です。

西洋のような資源が限られ、領地を奪うことを必要とした文化では
コントロールするという考えが根本にあったかもしれませんが
日本人の考え方は、
基本的には調和するです

自然の菌や自然の虫達と調和して
収穫できる分を自然から頂いていたのではないかと思います。

実際に江戸では
食べるものが無くて貧困に苦しんでいたとは聞いたことがありません。
むしろ、農薬を使っていなかった頃の
江戸時代の食は豊かであったと聞きます。

私達日本人のあり方を見たときに
本来の農業のあり方が見えてきそうです。
無農薬米、これが本来のお米のあり方ではないかと思います。

日本人の根っこには
調和するという考え方があるように感じます。

 

各国の農薬使用量から見る無農薬米・自然栽培米の意味

2016 年 2 月 8 日 月曜日

私どもがお届けする村田自然栽培米は
農薬・肥料を一切使用しない自然栽培米ですが
以前から無農薬米が流行りだし、
農薬を栽培期間中一切使用しない無農薬米が増えてきました。

日本産はすごく安心だというイメージがありますし
実際にそうであって欲しい。

では、
日本の国産米は、外国産米と比べて、安全性が高いと言えるのでしょうか?

2020年開催の東京オリンピックに際し
海外の選手たちの間では、日本の食事に疑問を抱いている人も多いようです。

海外選手たちは、放射能の問題がひかかっているようですが
2020年までに政府としても対応の必要性を迫らるかもしれませんね。

日本の農薬使用量を見てみる

では、放射能の問題がなければ安全な食と言えるのでしょうか?

日本の食は、安全な食とも言えるし
逆にそのために大きな犠牲を払ったとも言えるかもしれません。

下に
各主要国の農薬使用量推移のグラフを載せます。

主要国の農薬使用量

耕地面積当たりの農薬使用量の推移ですが、
2006年までは、日本の農薬使用量が世界トップ(14kg/ha)でした。

2007年からは、中国が農薬使用量世界トップとなり
急激に使用量が増加しています。

各主要国での農薬使用量を見てみると

主要国の農薬使用量 棒グラフ

日本が世界で農薬使用量が3位なのですね。

中国、韓国、日本と東アジア地域での農薬使用量が多いのですが
高温多湿という気候要因により病害虫が発生しやすくなるという原因もあります。

その他に
上記3国は東アジアを牽引する経済発展国ですが
経済発展と共に農業の集約化や品質安定を目指し
農薬使用量が増えたのではないかと思います。

無農薬米・自然栽培米を広める理由

過去に農薬分析を仕事としている人と話をしましたが
残留農薬はほとんどないから安全だと言っていました。

おそらく、農薬使用を肯定される方は、
日本では残留農薬がほとんどないし、
海外では、人口が増える中、食糧問題解決には必要だという人もいるでしょう。

農薬を使用することで
病害虫を殺し、商品ダメージがなくなることで
利益の確保ができると考えているのかもしれません。

農家さんも生活がかかっていますので
やむ得ない選択肢というのもあるかもしれません。

残留農薬を無くすこととその後の殺菌処理等で
ある意味日本の食は安全と言えるかもしれませんね。

しかし、

農薬を使用すると菌や虫は耐性を作りますので
更に進化した農薬が必要となり、いたちごっことなります。

自然農法に関わる人たちは
世の中に農薬や化学肥料等の不自然な物質が入ると
虫や微生物がそれを分解しようと働くことを知っています。

いわゆる
これが病害虫・病原菌と言われる存在になります。

でも実質は
彼らは、解毒作用をしている。

自然農法家たちが重視することは
土壌微生物や土壌動物が作り出す多様な生態系を維持することです。

土壌の土台があって、作物を頂いているという考えなのです。

そのため
農薬は、土壌微生物を殺しますので使用をしません。

豊かな土壌微生物が作り出す土で育った作物は
多くの微生物の働きを受けて育った作物だと捉えていますので
それを体に入れることが本当の健康につながると考えています。

無農薬米や自然栽培米のように
環境を重視した方法で栽培された作物こそが
実は、長い目で見ると
人間の健康に大きな影響を与えるのではないかと感じています。

 

無農薬米・自然栽培米の価格は高いのか安いのか?|村田自然栽培米ササニシキ

2016 年 2 月 5 日 金曜日

無農薬米は高いのか、安いのか?

無農薬米とは、
「栽培期間中、農薬一切不使用で栽培されたお米」と表示する必要があります。

私どもは、稲作は、一年中栽培期間だと捉えておりますので
一年中農薬は使用しない栽培となっております。

村田自然栽培米では、
農薬も肥料も10年以上使用していない田んぼを選んで
4年前から栽培しておりますので
14年以上は、農薬も肥料も入っていない田んぼで栽培しています。

無農薬米や自然栽培米は慣行栽培米より高い?

さて、
一般的に無農薬米や自然栽培米は
一般の慣行栽培のお米と比べると高めになっているかもしれません。

何故なのでしょうか?

結論を先にいいますと
1) 手間がかかるから
2) 収量が少なくなるから

この2つの影響が最も大きいと思います。

そもそも、なぜ稲作では戦後に農薬の使用が広がったのでしょうか?

それは、
雑草や病害虫に悩むことを回避するためですね。

除草剤を使用すれば、
わざわざ手で除草したり、チェーンを引っ張って除草したりする必要がありません。

坪枯れを起こすウンカなどの虫で煩わされることもありません。

農薬を使用することで
作業の手間を減らし、品質的にも均一なお米を獲れる経験をしたのですね。

戦後は、食料問題もありましたので
増産体制となり、農薬使用も時代の流れだったのだと思います。

しかし、食料の安全を重要視してきている現代では
手間をかけても無農薬でお米を作るという方が増えてきました。
自然栽培米 ササニシキ
写真:農薬・肥料一切不使用の村田自然栽培米ササニシキ

無肥料栽培の自然栽培米の価格に関して

更に自然栽培米に関しては
化学肥料はもとより、有機肥料すら使用しない無肥料栽培となります。
しいて言えば、収穫時のコンバインの後ろから出る稲わらの残渣が田んぼに返るくらいです。

肥料を使用する目的は、

土壌微生物層を豊かにするという良い目的もありますが
一方、
単に収量を多くするという目的の時もあります。

この考えの違いは
作物を土から作ると考えているのか
もしくは、作物を肥料から作ると考えているかの違いですが、
大きな違いだと捉えています。

それぞれの栽培方法での収量の違いを見てみると

一般の慣行栽培:
平均収量は約9俵/反(農林水産省統計部『作物統計』より)

無農薬栽培の無農薬米:
平均収量は慣行栽培の約80%になると言われ、約7俵/反の収量。

無肥料栽培の自然栽培米:
平均収量は慣行栽培の約60%になり、約5.5俵/反になります。

それぞれ理念の違いですが、
自分たちの信じる道で作物を作っていくだけなのだと思います。

 

残留農薬と無農薬米|村田自然栽培米ササニシキ

2016 年 1 月 28 日 木曜日

私の友人で農薬分析関係の仕事をしている人がいるのですが
10年ほど前に農薬を使用しても問題ないのかという話になりました。

私は、当時は自然農法で作物を作っていたので
もちろん農薬は使わない派

一方、友人は
食糧問題を回避するために
残留農薬がなければ農薬を使用しても良い派と話が分かれたわけです。

それぞれの価値観がありますので
どちらが絶対正しいということはないのですが、
本当の食ってなんだろう考えました。

残留農薬とは

そもそも農薬とは、人間にとって不都合をもたらす草や害虫を駆除するためのものです。

残留農薬とは、”農薬を使用した後、消失せずに農産物に残った農薬”のことです。

一般に作物は、自然界に暴露しておりますので
残留農薬は、雨や風で飛散したり、日光や微生物によっても分解されます。

徐々に消失していくのですが、そのまま残ったのが残留農薬です。

残留農薬の基準値は、下記の通り、作物によって異なります。
・キャベツの場合、0.82ppm(1kg中に0.82mg)
・玉ねぎの場合、0.33ppm (1kg中に0.33mg)
・玄米の場合は、0.5ppm(1kg中に0.5mg)
※参考に玄米の残留農薬のうち米ぬか部に83%蓄積(=精米すると83%除去)
お米を研ぐとさらに7%除去され、炊飯するとさらに4%除去されるようです。

残留農薬基準値は、
その農薬を一生涯にわたって毎日摂取し続けたとしても人に危害を及ぼさないとみなせる一日許容摂取量(ADI)をもとに割り出しており、
一日に食べるそれぞれの作物にその農薬が最大基準値量残留していたとしても
合計摂取量はADIの80%を超えないようになっているようです。

実際に食べる全ての物に最大基準値量含んでいることもなく
またお米にしても精米・研ぐ・炊飯という作業で残留農薬が94%のぞけるという事で
残留農薬のリスクは、無視できるほど小さいという見解のようです。

残留農薬の影響は小さいので安心して食べれるということか

無農薬栽培をされている60歳の方に
何故無農薬にするようになったのか聞いてみると
自分が農薬の全身に浴び栽培したことで農薬被害にあったと言います。

症状は、けだるさや吐き気、生汗が出てきて
農薬中毒症状と言われて、薬剤を使うことが怖くなり無農薬栽培に移ったそうです。

何のために農薬を使うのでしょうか?

農作業を楽にするため?
なるべく収量を上げるため?
病虫害の被害がないキレイなものを収穫するため?

世の中にはバランスがありますので
農薬使用を否定する気はありません。

ただ、無農薬栽培でお米を作っている方の話を聞いてみると
環境に優しいお米が人間が食べるお米だと言います。

無農薬栽培や自然栽培をされている方は、
土壌生物や微生物に目を向けていて、
土壌生態系を保全することでよい無農薬米を収穫するという考えがあるようです。

つまり
残留農薬が少ないから問題はないと言う話でなく
農薬自体が人にも環境にも良くないからもともと使用しないという考えのようです。

そして環境に良い無農薬栽培こそが人にとっても良い食べ物だと考えているのですね。

無農薬米の味はおいしい?|村田自然栽培米ササニシキ

2016 年 1 月 16 日 土曜日

無農薬米という名前でいろいろなお米が販売されていますが
一体どのような味がするのでしょうか?
という質問を受けることがあります。

まず、無農薬米という表現は
現在では”栽培期間中、農薬不使用”という表現に変える必要がありますが、
お米の栽培期間とは一年中と私たちは捉えていますので
田んぼを始めてからずっと農薬は使用しておりません。

村田自然栽培米に関しては、
10年以上自然放置された田んぼで
ヒノヒカリは4年間、ササニシキは2年間、
農薬も肥料も使用しない自然栽培しておりますので
ヒノヒカリは14年間以上、ササニシキは12年間以上、農薬が入ることのない田んぼで栽培をしております。

【世界農業遺産】自然栽培米ササニシキ 村田光貴

さて、
無農薬米の味に関しての質問なのですが、
もちろん過敏に反応される方は、
使用された農薬に反応される方もおられますが
一般にいう食味に関しては
大きくは、品種に影響されます。

甘味や粘りを追求したコシヒカリや
コシヒカリの遺伝を引き継いだひとめぼれやヒノヒカリの食味と
あっさり系のお米のササニシキのお米では、
全く食べたときの食味は異なります。

品種による食味の違い以外にも
肥料による食味の違いも生じます。

慣行栽培の稲作では、一般に肥料が使用されます。
窒素・リン・カリ(N・P・K)の割合を考えて
作付前の元肥や
作付後にも追肥で窒素分を加えます。

元肥に家畜糞堆肥を使用するところもありますよね。
昔、魚粕の天然アミノ酸といった肥料を使っている人もいました。

肥料は収量の面だけでなく、味にも影響があるでしょう。

無農薬米・無肥料米の味

肥料が食味に影響する理由は
農薬や肥料を使用しないお米は、
その栽培期間が長くなれば長くなるほど
徐々にあっさりとしたお米になってきます。

コシヒカリでさえ、農薬・肥料を不使用で5年以上栽培してくると
徐々にあっさりしてきます。

無農薬(農薬不使用)の影響というよりは、
無肥料(肥料を使用しない)の影響の方が大きいかもしれません。

自然の力(太陽・水・土の力)のみで育てた自然栽培米は
食べたときに体に負担が来ることなく、軽く食べれることが大きな特徴だと思います。

そのため
無農薬米はおいしい?という質問には
品種と肥料によりますという答えになります。

また、人により、
甘味や粘りのあるお米が好きという方はコシヒカリ系が良いだろうし
あっさり系が好きな方は、ササニシキ系で無肥料栽培したお米が良いでしょう。

 

 

無農薬米 九州産のこだわり米通販

2016 年 1 月 6 日 水曜日

日本に稲作が伝わってから
約3000年と言われていますが、
日本において稲作に農薬を使用されだしたのは、約65年くらいです。

私たち人間の欲求は

「大きく、早く、見た目が良いもの」に目が向いていたので
農薬は大活躍となったわけです。

市場で「大きく、見た目の良いもの」が高値で取引され
生産者の人は、高値で売れるため「大きく、見た目が良いもの」を喜び
消費者の方もそれを望んだという流れが、
農薬や肥料を推進した理由となっています。

これが、
良い悪いでなく、時代の流れだと思います。

必要だからこの過程を踏んだと思うのです。

日本人も然りです。
ここ数年前まで拝金主義の傾向が見えていました。

これは、
まさに「大きく、早く、見た目が良いもの」を至上とした
考え方に似ていませんか?

しかし、拝金主義者達の逮捕や
東日本大震災を経て、
日本人は、精神性の向上に進んでいるように感じます。

つまり、
もっと人間の根っこに焦点を当てようという傾向です。

こだわりの無農薬米とは

ここで記載する無農薬米とは
栽培期間中、農薬を一切使用していないお米を指します。
(栽培期間中に関し:私どものお米は、稲作は一年中栽培期間と考えています)

無農薬米は、「大きく、早く、見た目が良いもの」と表面的な事は求めていません。

無農薬米の根っこの部分は、「安心安全な食を作る」という事です。

人間が食べる本来の食べ物に戻ろうという傾向です。

私達がお届けするお米は、

人間が食べる本来のお米を目指しておりますので
栽培期間中は、農薬・肥料と一切不使用です。

私達は、農薬や肥料を一切使用しない自然栽培という方法で育てておりますが
「安心安全な食を作る」という視点では、
やはり、自然栽培で育てられた食べ物に行きつくと考えております。

自然農法に携わる私どもがお薦めしている
栽培期間中、農薬も肥料も使用しないお米はこちらとなります。
(稲作では一年中栽培期間中と考えておりますので、田んぼを開始した時から農薬は使用しておりません)

 熊本県自然栽培米ヒノヒカリ コシヒカリ

熊本県自然栽培米ヒノヒカリ・コシヒカリ 自然栽培歴5年以上のお米

熊本県自然栽培米ミナミニシキ

熊本県自然栽培米ミナミニシキ 自然栽培歴9年

大分自然栽培米ササニシキ

大分県ササニシキ・ヒノヒカリ 自然栽培歴4年

 

 

無農薬米が闘う虫たち|村田自然栽培米ササニシキ

2015 年 12 月 29 日 火曜日

村田自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリでは、
安心安全なお米をお届けするために
農薬・肥料を一切使用していない自然栽培米をお届けしております。

無農薬米というのは、よく聞かれるようになりましたが、
無農薬にするというのは、米農家さんにとって非常に大きな挑戦なのです。

稲の食害としては
ウンカの被害があります。

セジロウンカ、トビイロウンカ、ヒメトビウンカの三種類のウンカがいますが、
稲の被害で関わるのはセジロウンカ、トビイロウンカです。
特にトビイロウンカによる坪枯れの被害は一度は、目にしたことがあると思います。

収穫間近の9月末頃
下のような田んぼを見たことがありますでしょうか?

ウンカ被害

全く収穫できない状態となります。

歴史に残っている下記大飢饉は、このウンカの被害が影響していると言われています。

1731年の享保の大飢饉
1833年の天保の大飢饉

このような被害を受けた稲の根元を見てみると
ウンカ

小さなウンカが見えますでしょうか?
また、アブラムシと同様に排泄物がすすを付けたようになっています。

無農薬米は米農家さんにとって大きな挑戦

ウンカの被害を受けてしまうと
大きく収量を減らしてしまうために
無農薬で栽培するという事は、米農家さんにとっては大きな挑戦なのです。

農薬を使わないという強い信念がないと
その一歩は踏めないのです。

これまで自然農法をされてきた方とお話をすると
農薬や肥料を使っていて、ピタッと無農薬・無肥料にしても
始めの3年くらいは大変なようです。

病気も起こるし食害もあるし、収量が摂れないようです。

これまで施していた農薬や肥料が土壌に残っていますので
それを吸収してできた作物は、毒素を含んでいるために
自然界の微生物や虫たちが分解しているのだろうと言われています。

多くの自然農法家さんが言われるのが
5年ほど無農薬栽培を続ければ、収量が落ち着いてくると言われます。
※もちろんこれまでの農薬や肥料の使用歴などにより異なると思いますが。

そして、
なぜか病害虫の発生も少なくなるという不思議な現象に入っていきます。

下の写真は、2005年に携帯で撮った写真ですので
少し見にくいかもしれませんが、熊本県の自然農法家さんの田んぼの写真です。

ウンカ境界線

2005年のウンカの大被害の際に、
無農薬・無肥料で自然栽培していた米農家さんの田んぼは、
ウンカの被害に全く受けませんでした。

手前はウンカの被害を受けていますが、
奥の緑色の田んぼは、自然栽培をしていた農家さんの田んぼです。

まるで境界線があるかのようです。

自然界を見てみると
作物を全滅させるほど病害虫が発生するという事はありません。

よっぽど、不自然なものがそこにないと
自然界は分解して土に返そうとしません。

農薬や肥料を使用しない
自然と調和した作物こそが
実は長い目で見れば安定した収量を得れるのかもしれません。

九州産無農薬米通販|村田自然栽培米ササニシキ

2015 年 12 月 21 日 月曜日

無農薬米と聞かれて
どのように感じられますでしょうか?

20年ほど前には、無農薬米というのは珍しかったのかもしれません。

現在では、無農薬米という表記はできませんが
栽培期間中、農薬を一切使用使用しないということは
すごく稀だったことだと思います。

1940年ごろから農薬が日本に入りだし
1952年には、稲作用の農薬が誕生したと言われています。

農薬の存在は、
当時では、稲の収穫量を脅かす病害虫を退治する救世主のような存在でした。
水田では除草も大変ですね。
その除草も除草剤を使用することで労力が激減したわけです。

しかし、一部の方が農薬に対し疑問を持つようになりました。

昨日、自然農法を22年している方とお話をしましたが
その方が自然農法をしたきっかけが、自身が農薬障害になったためだと仰っていました。

生汗が出てきて、けだるく、自律神経がうまい事機能しないような状態だったそうです。

自分の体に異変を感じる農家さんも出てきて
現在では、無農薬米というのは、結構多くなってきたのではないでしょうか?

九州産無農薬米のお届け

私どものお届けするお米は
農薬も肥料も一切使用していないので
無農薬米ともいえるし、自然農法米ともいえるし自然栽培米ともいえます。

ややこしいですね。

しかし、いたってシンプルであり、
結局は、農薬も肥料も使用せずに自然の力で育てているお米です。

これまでは、あれも必要、これも必要と
いろいろな農薬は肥料をプラス、プラスと足してきました。

しかし、原則は至ってシンプルです。
これは、自然界の法則と言えるかもしれません。シンプルなのです。

これまで足してきたものを
引いて、引いて、
そして最終的には農薬も肥料も引いて、
残ったのは自然界の力(日、水、土の力)です。
そこに自然と共存するため人間の自然を活かす知恵が入ってくるわけです。

このように見ると
農薬も肥料も使用しないとは簡単なようで簡単でないのです。

自然界の土の力で収穫するわけですから
土作りをどれだけしているかという土台がいるのです。
大分県国東半島の水田土壌

急にポッと農薬・肥料を使用せずに
自然栽培しますとは簡単にいけないわけです。

自然栽培をするためには
土の土台と
その農家さんがどのような信念で栽培をするのかが重要になるのですね。

九州の大分県国東半島で
農薬や肥料を一切使用せずに栽培しているササニシキとヒノヒカリがあります。

ぜひお試し頂けたらと思います。