日本人の食生活はお米と共にありました。
江戸時代より精米技術が進み、白米が世に普及してきました。
現代で流通しているお米はほとんどが白米となっていますね。
しかしながら、健康意識の高い方々は玄米の栄養素や排毒作用などに注目し、昔の日本人が食べていた玄米食を実践する方が多くなってきました。
玄米食をされている方が、気にしているのはそのお米が無農薬かどうかです。
「玄米食をされる方がなぜ無農薬米かどうかを気にするのか?」その理由をお伝えいたします。
私たちの生活の主食として食べられているお米。
何千年以上も前からお米の文化は始まっていたとされています。
時代とともに食文化も少しずつ変化をしていますがやはり、私たちの主食がお米であることは変わりありません。
以前から、注目されている「玄米」
皆さんも低GI、低糖質といった言葉を聞いたことがありませんか?
実は、玄米は白米と比べてカロリーの差はありませんし、糖質の量もさほど変わりはありません。でも、太りやすさを考えたときに重要なのは血糖値の上がりやすさです。
食物繊維が多く含まれる玄米は食後血糖値の上昇がおだやかであると言われています。そして、GI値というのは、血糖値の上昇具合を表すもので、低いほど血糖値が上がりにくいとされています。
白米のGI値は80であるのに対し、玄米は55と差があることがわかっています。同じ糖質の量でも玄米のGI値は白米に比べて小さいため太りにくいということです。
では…そもそも玄米って何なのでしょうか。
玄米とは、精白されていない状態のお米のことを示します。稲の果実のある籾から籾殻を除去した状態です。
玄米には、先ほども言ったようにカロリーは白米と変わりありませんが、ビタミンやミネラル、食物繊維が白米に比べると多く含まれていると言われています。
ビタミンB1は白米の4倍以上、食物繊維は5倍、カルシウムは2.5倍、ビタミンB2は2倍も含まれています。そして、玄米からは1カップで1日分の重要な栄養分が摂取できるのです。
更には、酸化ストレスを低くし、心臓病やがんのリスクを低くし、若返りにも効果があります。そして、炎症を抑えるともされていて、体の痛みを減らせることも言われています。
このように、同じ量を食べるのなら白米より玄米のほうがいいかも…と思いませんか?
お米作り野菜作りに使われる農薬。どんな役目をしているのでしょうか。
まずは、害虫が稲につくのを防ぐ、稲についた虫を駆除する殺虫剤。雑草などを枯らすための除草剤、作物の病気の原因となるカビや細菌を防除する殺菌剤など、お米を作るためにおいて発生する有害な生物や病気から農作物を守るための薬剤が「農薬」です。
この農薬、お米を守るためという理由で使用していますが、体への害も分かっています。
農薬は、がんやアルツハイマー病、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの健康被害を及ぼす危険性があると言われています。
農薬そのものは直接、死に直結するものではありません。でも、ゆっくりゆっくりと腸に留まって健康被害を引き起こすリスクを上昇させるのです。そして、妊婦さんや胎児に影響し健康上の問題が子供へと影響することもわかっています。
玄米って体によさそうかも!玄米食べてみようかな…とおもったそこのア・ナ・タ。
実は、農薬は一般に脂に溶けやすいため脂質の多い糠や胚芽に溜まりやすく、糠や胚芽をつけたままの玄米は白米に比べて農薬が残りやすいのです。
前に記したように、農薬は体に悪そう…ということがわかってもらえたと思います。
だからこそ、無農薬を選ぶことが大切なのです。
せっかくの体に良いものを食すのに健康を害しては何のために!?となってしまいます。体に良いものを安全に摂取できることが一番ですね。
参考URL:https://www.nature.com/scitable/blog/green-science/the dangers₋of₋pesticides
https://www.healthline.com/nutrition/is-brown-rice-good-for-you
Tags: 玄米、無農薬米、健康
Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 13:35 / 食味を知る!伝統のお米コメント&トラックバック(0)