自然栽培米ササニシキ

無農薬ササニシキの美味しさの秘密は南阿蘇の天然湧水!?

2021年6月13日

湧水を飲む大森さん

こんにちは!自然栽培米専門店ナチュラルスタイルの井田です。

熊本県南阿蘇の大森博さんは無農薬・無肥料の自然栽培米ササニシキを作っています。

大森さんの無農薬ササニシキの美味しさの秘密は「南阿蘇の天然湧水」にあると言えます。

「火の国」と呼ばれる熊本は、「水の国」とも呼ばれているほど、良質な水が豊富に湧き出る地域です。

世界最大級のカルデラを有している阿蘇地域は、阿蘇山の地下水が湧き出る水源の宝庫。中でも南阿蘇には、環境省の名水百選にも選ばれている「南阿蘇湧水群」があります。

南阿蘇湧水群には古い歴史や言い伝えがあり、昔から人々の生活には欠かせない自然の恵みでした。湧水は、飲料水などの生活用水をはじめ農業用水にも利用されています。

今回は、大森さんの無農薬米ササニシキの美味しさの秘密である南阿蘇の湧水に焦点を当て、水と私たちの生活が密接に関係していることをお伝えいたします。

日本の名水百選に選ばれた南阿蘇湧水群とは

南阿蘇の湧水

熊本県北東部、阿蘇山の南部に位置する南阿蘇村は、西日本最大の人口を有する村です(ただし沖縄を除く)。

村内には、日本名水百選に選ばれている白川水源をはじめ全部で9つの水源があり、全国的にも名水の里として知られています。

南阿蘇村には、江戸時代に整備されたと言われている縦10㎏の水路が村内を走っています。その周辺には神社や社が点在し、水神祭などが継承されています。

(参考:熊本県「平成の名水百選(環境省選定)」 https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/51716.pdf)

南阿蘇湧水群には言い伝えがある

大森さん利用湧水

水と共に生きる南阿蘇では、水にまつわる言い伝えが受け継がれています。

池の川水源には、兜石と呼ばれる大きな石が2つあります。水源の水量が多くなり兜石が見えなくなると凶作、見えていると豊作になるという言い伝えがあります。

妙見神社の池では妙見様を水源として祀り、水神様として地域住民に信仰されています。
明神池水源(みようじんいけすいげん)の水は「誕生水」とも呼ばれ、子宝に恵まれる水として昔から親しまれています。

南阿蘇は、人間と水が密接に繋がっていることを思い出させてくれる地域なのです。

南阿蘇湧水群の現在

南阿蘇村では昔から、水源保全への取り組みが盛んに行われてきました。水源全てに「水源保存会」が発足され、戦前から今日まで大切に守られてきたのです。

生活・農業・灌漑など生活や産業に必要な水全てを湧水でまかなっている南阿蘇村にとってこれらの湧水群は、村の維持と発展のために不可欠な基盤です。よって水源保全に対する人々の意識も高いのです。

南阿蘇村が推進する環境保全農業

南阿蘇の環境保全農業

水への意識が高い南阿蘇村では、美しく豊かな自然環境を守るための農業「南阿蘇村環境保全農業」が推進されています。これは、水と自然環境を守るために、一般的な農業で使われる化学合成肥料や農薬を使用せずに作物を育てる農業に力を入れています。

化学肥料や農薬の使用は、水質を汚染するだけでなく、生態系を破壊することが分かっています。さらに地球温暖化の原因である温室効果ガスを排出するとも言われており、化学肥料や農薬は、農作物そのものだけでなく自然環境にも大きな影響を及ぼしているのです。

(参考:農林水産省「農業生産活動に伴う環境影響について p.2」https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kikaku/bukai/10/pdf/h160514_03_siryo.pdf)

南阿蘇は、湧水群に恵まれた地域性を最大限に生かし、安心安全で美味しい農産物づくりに取り組んでいます。農業従事者と地域住民が連携し南阿蘇ブランドを確立することは、地域活性化にもつながっているのです。

(参考:南阿蘇村環境保全農業推進協議会 https://minamiaso-kanpo.jp/about/)

無農薬ササニシキを南阿蘇の湧水で育てる大森博さん

大森さん水を守る

南阿蘇の米農家大森博さんは、南阿蘇の天然湧水を使用して無農薬・無肥料の自然栽培米ササニシキを作られています。

大森さんは、2012年に南阿蘇で農業を始められましたが、この地域の水に魅了されたと言います。

大森さんが使用している農業用水も、南阿蘇の湧き水です。

早速、大森さんの水田に使用している農業用水の水源に連れて行ってもらいました。

水源へ向かう大森と井田

少し歩くと見えてきました。

この水源は、神聖な場所として扱われており、境界が区切られています。

その境界より奥には、決められた人しか入ってはいけないようです。

大森自然栽培米水田に使用している湧水

この湧水は、そのまま農業用水として、水路を通っていきます。

しかし、農業用水といえども、なんと飲むことができます。

私も飲ませて頂きましたが、まろやかで美味しい!

湧水を飲む井田

私は、九州各地の農地を回りますが、農業用水が、そのまま飲める水環境は、かなり珍しいです。

ササニシキは、非常に繊細な稲で作る米農家さんが減ってきている中、ササニシキをこの綺麗な天然湧水で育てていることは、大森さんの無農薬ササニシキの特徴でしょう。

【自然栽培米ササニシキの美味しさの秘訣-南阿蘇の天然湧水-】

まとめ

大森さんと井田in南阿蘇

今回は、熊本県南阿蘇の大森博さんの無農薬ササニシキの美味しさの秘密を知るために水を調査させて頂きました。

南阿蘇村の人々の暮らしを支えている湧水は、飲料水だけでなく、農業用水としても使用されており、農業用水なのに飲めるほど綺麗でした。

戦後から、農薬や肥料を多用しだし、農業面でも水を汚してきました。
私たちは、次世代の子ども達に、綺麗な水を残していきたいと考えています。

大森さんはササニシキの栽培において無農薬・無肥料を徹底的に守っています。

安心安全のお米作りははもちろんのこと、環境保全にも貢献している大森さんの活動は、南阿蘇にとっても非常に心強い存在であることでしょう。

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