自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店

自然栽培米から学ぶ子育て・人育て

更新日:2021年2月18日 公開日:2016年6月24日

私どもは
農薬や肥料を使用しない自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリを
大分県国東半島よりお届けしています。

自然栽培という世界は
私達に生きるヒントや知恵をくれます。

何気なく、自然栽培農家が話したことや
していることを見るとすごく学びになる事があります。

自然栽培は、環境を作っている

私達がお届けしている自然栽培米は
シンプルに
農薬や肥料を一切使用せずに自然の摂理に従って栽培されたお米です。

私達が、
重要視していることは
土作りです。

いわゆる
作物が育つための環境作りです。

実は、ここがすごくポイントで
重要視していることは
作物作りではなく、
環境作りなのです。

自然栽培米の主役は稲

自然栽培家と稲の話をしていて
彼らがよく口にする言葉があります。

それは、

「環境を作れば、あとは稲が勝手に育ってくれる」

「稲が育つ手助けをしているだけだよ」 です。

一方、
慣行栽培では、
農薬を散布して、不都合な菌や虫を殺したり
肥料を散布して、作物に直接栄養を与えようとします。

収量を上げて、見た目の良いものを作る必要があるためですね。

自然栽培と慣行栽培の
決定的な違いがそこにあります。

よく比較してみると

”主役”が異なります。

自然栽培の主役は、稲です。

慣行栽培の主役は、生産者です。

もちろん、慣行栽培でも減農薬であったりと
中間の方もおられますので
主役が稲傾向か生産者傾向かという捉え方が良いかもしれません。

自然栽培が教えてくれる子育て・人育て

自然農法家は
自家採種している自分の種籾に対して
稲自身が自分で育つ力がある”と信じています。

稲の育ち方の違いも次のように言えるかと思います。

自然栽培:作物自身の能力で最大限育つ

慣行農法:生産者の意図で最大限育つ

自然栽培で育った作物は
小さいのですが、実が詰まり、
しっかりとそのものの味を出しています。
さて、
この自然栽培と慣行栽培の違いを
人間に例えるとどうなのでしょうか?

生産者 = 自分
作物 = 子供や後輩、 部下、社員
と置き換えると
子供や人の接し方を考えさせられます。

自分が親だとしたら
私は、自然栽培のように
子供の能力を最大限引き上げるような環境を作ろうとしているだろうか?

自分の意図(こういう子になって欲しい)で
子供をコントロールしようとしていないだろうか?

褒める、叱るにしても
根本に
”子供は自分で育つ力が既にある”と
自然農法家のように思いたいものです。


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Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 21:45 / 伝統の自然栽培米作りの現場コメント&トラックバック(0)

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