自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店

団子だけじゃない!米粉の幅広い活用術とは

更新日:2021年2月18日 公開日:2020年3月26日

団子

祭事や祝い事には欠かせない、団子。

団子は日本では、縄文時代には既に食べられているとされています。
その後江戸時代には「花より団子」とかるたで歌われているように
お花見には欠かせない主役として、団子は多くの人々に食べられていました。

さらに江戸時代中頃には
祭事などで神社に厄除けとして団子を売り始めたのがきっかとなり
各地で様々な団子が作られました。

砂糖や醤油などの調味料が使われるようになり
美味しさも彩りも豊かな団子が生まれたのです。

ところで、団子の原料は何かご存知でしょうか。
それは、米を挽いて粉にした米粉です。

この米粉について、ご紹介いたします。

米粉とは

米粉

米粉とはその名の通り、米の粉です。
歴史も深く、日本の祭事や祝い事には欠かせません。

昔は、石うすを使って人の手で挽いていました。

そこから時代を追うごとに製粉技術が発達し
近年では、粒子の細かい米粉の製造が可能になったことから
パンやケーキ、麺類などより幅広い用途で利用されるようになりました。

米粉食パン

さらに、洋食、洋菓子に欠かせない小麦粉の代用としても活躍し
小麦粉アレルギーの人でも美味しくパンケーキが食べられる
グルテンフリーの食品としても重宝されているのです。

また、主食用の米の国内自給率は100%とされていることから
米粉の普及は、食料自給率の向上につながることも期待されているのです。

こんなレシピにも!

米粉マフィン

米粉の使い道は、団子だけとは限りません。
様々な原料に代用できます。

例えば、天ぷら。
天ぷらの揚げ粉に、米粉をまぶして揚げることがでます。
小麦粉で揚げるよりもメリットがたくさんあります。

てんぷらに米粉

まず、小麦粉の給油率が50%弱に対し、米粉は30%弱。
衣が油を吸収しにくいので、カロリーと油分を抑えてくれます

そして、米粉はグルテンが含まれていないため
どんなに粉と水を混ぜたり、ぬるい水を使用したりしても
サクッとした衣に仕上がりつので、失敗しません。

しかも、冷めてもサクサクなんです!

そして次にオススメなのが、米粉うどん
米粉を手打ちして作ったうどんです。

米粉うどん

ツルツルとした喉越しと、モチモチとした食感が
グルテンフリーなうどんなので、小麦粉アレルギーの方でも
安心で美味しく食べることができます。

自然栽培米ササニシキから米粉・玄米粉を作っている川﨑さん

川﨑さんと田んぼ

熊本県天草市の自然栽培農家、川﨑さんご家族は
30年以上前に、天草で無農薬栽培を開始しました。

10年前からは、肥料も使用しない自然栽培に取り組み
現在では、天草の特産であるコシヒカリをはじめ
いまでは希少となったササニシキも栽培しています

川﨑さんが米粉・玄米粉を作ったきっかけは、

「子どもには、なるべく小麦でなくお米を使ってお菓子を作ってあげたい」

という、川﨑さんのお米を食べている方からのご要望でした。

川﨑米粉

この要望に応えるべく川﨑さんは
米粉パンケーキ、焼き菓子の原材料、揚げ物、ご家庭の料理等にも
自然栽培米を活用してもらいたい、と思い米粉・玄米粉を作ることに。

より安心できて、上質な米粉・玄米粉をお届けしたいと考えていた川﨑さんは
製粉を他所に依頼したら、他所の米粉が混じる可能性がある
という懸念を抱きました。

そこで、無農薬・無肥料の自然栽培米のみを製粉する機械が必要であると思い
ご自分で自然栽培米専用の製粉機を導入し、加工所を作りました

川崎自然栽培米ササニシキの米粉製粉機

高温状態での製粉は、米粉の品質劣化に繋がります。

しかし、川﨑さんの製粉機は
製粉時に製粉機の周りを冷たい水が循環するので
製粉時の温度を上げずに製粉できるという最大のメリットがります。

誰もが安心して美味しい食生活を送ってほしい。

そんな川﨑さんの想いが込められた米粉・玄米粉です。


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Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 23:04 / 自然栽培農産物の知識コメント&トラックバック(0)

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