ササニシキは、
もともと1953年(昭和28年)に宮城県古川農業試験場で誕生しました。
そのため、ササニシキの主産地は宮城県であり
その他、山形県、岩手県、秋田県等で栽培されております。
寒さにも暑さにも弱く、また稲が高く(長稈)であり
稲を刈る前に倒れやすく、栽培上、難しいお米とされてきました。
栽培地のデーターを見ても
九州での栽培データーが載っていなく
九州でササニシキを栽培している米農家さんはごく少数です。
九州の大分県国東半島で自然栽培米ササニシキを栽培している
村田 光貴さんは、2011年に人のご縁で
世界農業遺産にも認定された大分県国東半島に移り住みました。
2005年から自然栽培に携わっていましたが
この九州大分の地でも自然栽培に携わり
現在は、農薬・肥料を一切使用しない自然栽培米ササニシキとヒノヒカリを栽培しています。
通常九州でササニシキが育つのか?と疑問に思いましたが
秘密は自家採種歴11年目のササニシキの種籾にあると感じました。
その地で自家採種をするということは
その地に合った特性が遺伝的に含まれていきますので
自家採種をすればするほど、
九州大分県で自然栽培の環境下でも育つ独自のササニシキとなってきているのではと思います。
2015年9月中旬の収穫時期の写真は下の通りです。
自然栽培で育てていますので緑が抜け、綺麗な黄緑色になっており
稲穂も黄金色に輝いていました。
自家採種を続けている
九州大分県国東半島の自然栽培米ササニシキをぜひお試し頂けたらと思います。
【世界農業遺産】大分県国東半島で育った九州産自家採種歴11年の自然栽培ササニシキ。
大分県での自然栽培歴2年目ですが10年以上自然放置した田んぼを選んで栽培(12年間農薬も肥料の何も入っていない田んぼでの栽培)
Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 19:32 / なぜササニシキ・旭など伝統のお米コメント&トラックバック(0)