大分県国東半島(くにさきはんとう)で
農薬も肥料も使用せずに自然栽培でササニシキを育てている米農家:村田 光貴さん。
食べた人が喜ぶササニシキを作りたいと
”喜び米”という名前を付け、
農薬を使用しない無農薬はもちろん肥料も使用しない自然栽培をし
自家採種も毎年続けています。
ササニシキは、
1963年(昭和38年)に宮城県古川農業試験場で
母がハツニシキ、父がササシグレの子として誕生しました。
1963(昭和38年)年から作付が始まり徐々に栽培面積が増え
1985年(昭和60年)には、作付面積は全国2位となりました。
(全国1位はコシヒカリ)
1993年(平成5年)までは、なんとずっと全国2位の座を保持していました。
一時は、
「東の横綱ササニシキ、西の横綱コシヒカリ」と言われていたくらいでした。
1993年(平成5年)の大冷害をきっかけに、生産量が激減し
2005年(平成17年)には、作付面積は全国16位となり、
全盛期には20万ヘクタール栽培されていたササニシキも
2005年には、1万ヘクタールとなりました。
現在では、作付面積全国20位にも入っていませんが、
自然栽培の世界で徐々に見直されてきています。
1979年から作付面積全国1位であるコシヒカリが日本のお米の代表品種となり、
甘味や粘りを追求したお米を重宝されるようになりました。
今でも、お米が美味しい時の表現を
「モチモチして美味しいです。」と言われる方がいます。
モチモチ感はコシヒカリの特徴でもあります。
それに対して、ササニシキは
あっさりとさらっとした味わいとなっています。
お米の味が控えめなのでおかずの味を引き立てるとも言われますね。
あっさりとしている為に胃に負担が来ないという方もいます。
健康面で言うと
コシヒカリの粘りの強いお米に比べ、
アミロースを多く含んでいるために、
食後の血糖値の上昇が緩やかになると言われています。
アトピーの方にとっては
モチモチ感があるお米だと
粘りの要素であるアミロペクチンが米たんぱく質の消化を困難にするために
反応する方がおられるようです。
そのためもち米の要素を含まないあっさりしたササニシキが見直されてきています。
村田自然栽培米では、
そのササニシキを
農薬も肥料も使用しない自然栽培で育てて
更に自然栽培の環境下で自家採種をしています。
安心安全にこだわった自然栽培米ササニシキを
大分県から心を込めて直送をしたいと思います。
Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 23:03 / なぜササニシキ・旭など伝統のお米コメント&トラックバック(0)