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自然栽培とナウシカの腐海|村田自然栽培米ササニシキ

更新日:2021年2月18日 公開日:2016年4月9日

多くの人が、
宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」をご覧になられたことがあるかと思います。

漫画を映画化されたのか1984年ですが、
この世界観には感心します。

宮崎駿監督の持つ自然感は、
「となりのトトロ」も「千と千尋の神隠し」等、他の作品においても垣間見れますね。

風の谷のナウシカにおいては
腐海という独特の生態系を持つ森がでてきます。

そこには、巨大な菌類のような樹木が茂り
まるで原生林のような深い森となっています。

そこには、蟲(むし)と呼ばれる生物が生息し
王の蟲とかいて、王蟲(オーム)がナウシカには中心的に出てきますね。

腐海
出典: www.h2.dion.ne.jp

腐海の植物の見た目は、まるで菌類です。
(腐海の植物は胞子によって増えるとあったので菌類と同じですね。)

この腐海の特徴は、「瘴気」と呼ばれる毒性の空気を放出する特性があります。
腐海の中の蟲は、外部から侵入してきた者が、蟲に危害を加えると
森にすむあらゆる蟲が一斉に襲いかかるという攻撃性もあります。

瘴気を発し、蟲が棲む腐海は、人間には忌み嫌われる存在ですが
ナウシカは旅を進めていくうちに
実は、腐海の役割は浄化作用という事に気づきます。

汚染された土や物質から毒素を排出するために
土を浄化し、有害物質を空気中に排出し、無毒化された物質が土に返るという仕組みです。

自然栽培の世界

この宮崎駿監督の世界観すごいと思います。

自然栽培・自然農法における世界観と似ています。

私達は、作物に虫が発生するのは
その作物が不自然なものなので
虫や微生物が分解して、無毒化して土に返している捉えています。

例えば、余分な窒素肥料を入れてしまうと
その作物に亜硝酸態窒素が増えてしまい、
人間の体に良くないよということで虫が発生し、分解しているのだと捉えています。

文明が発達して
私達は、作物を命の宿る食べ物というより
見た目が良く、栄養素を含む食べ物となり、
農薬や化学肥料が広まってきました。

でも食べ物の本質は、命を頂くということだと思っています。

その食べ物がどのような命を宿しているのか。

自然栽培や自然農法の世界では
土壌生態系を重視します。

土壌に住む微生物や生物を重要視した栽培をすると
土壌に住む命が豊かになり
そこに育つ作物も生命力が強くなると感じています。

風の谷のナウシカは、30年ほど前に映画化されていますが
そこに描かれている自然感は、
まさに自然栽培・自然農法と同じ自然感だと感じています。

 

 

 

 

 


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Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 13:05 / 伝統の自然栽培米作りの現場コメント&トラックバック(0)

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