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農林22号の特徴と魅力とは!|山本自然栽培米のどか米

更新日:2023年8月30日 公開日:2023年8月30日

自然栽培米農家山本友花さんと農林22号

こんにちは!自然栽培米専門店ナチュラルスタイルの井田敦之です。

現在、多くの日本人に好まれているお米は、「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」「ヒノヒカリ」など、粘りや甘みがあるお米です。

そして、多くの新しい品種が「コシヒカリ」を元として生まれています。しかし、この「コシヒカリ」は粘りや甘みが控え目で歯ごたえのある「農林22号」から生まれたことをご存知でしょうか?

本記事では、現在、多くの品種の先祖となっている「農林22号」の特徴と今なお自然栽培で「農林22号」を育てる若手の農家さんを紹介します。

記事の最後には、米農家さんに動画で「農林22号」の特徴をお話頂いたので、ぜひご覧ください。

農林22号とは?

自然栽培米「農林22号」

皆さま「農林22号」をご存知でしょうか?

お米関係者やお米通の人が「おっ!」と思うお米です。

型番のような品種名で馴染みが無いと思いますが、農林22号は日本の稲作の歴史の中で、非常に重要な役割を担ったお米です。

農林22号の系譜

現在、出回っている数多くの品種の先祖であり、日本で最も栽培されている「コシヒカリ」の母親にあたります。また自然栽培米の世界で特に有名な「ササニシキ」の2代前が「農林22号」なのです。

下の写真は菜畑遺跡(佐賀県唐津市にある縄文時代~弥生時代の遺跡)の資料館の写真ですが、「農林22号」は、日本の在来種である「穂増」や「旭」と名を並べて博物館にも展示されるほど、実は非常に重要な稲なのです。

菜畑遺跡で農林22号の説明

展示の写真を見ての通り、農林22号は背丈が高いお米なのですね。これは昔のお米の特性の一つです。

自然栽培で農林22号を作る山本友花

自然栽培米農家山本友花

山本友花さんは、山口県で無農薬・無肥料の自然栽培で農林22号を育てています。

写真で伝わりますのでしょうか。山本さんは元氣があり生き生きした方です。稲もそのパワーを受けて育っているでしょう。

農林22号の栽培に関しては、もともとは山本さんの自然栽培米作りの師匠である石田拓成さんがコシヒカリやササニシキの先祖であり、日本の稲作文化の鍵となった「農林22号」に惹かれたのがきっかけです。

農林22号は山口県の気候に適しているので元氣なお米が届けれると栽培を続けているのです。

山本さんは師匠の想いを引き継ぎ、現在ではほとんど栽培されていない「農林22号」を今も作り続けています。

農林22号の特徴と魅力とは!?

伝統品種米

農林22号はコシヒカリの親なので、コシヒカリの稲の立ち姿をイメージするかと思いますが、その姿は全く違います。

コシヒカリをはじめとする多くの品種は、背丈が低くなるように品種改良されてきました。それは、肥料を与えても倒れないようにするためです。

しかし、農林22号は背丈が高く、これは昔のお米の品種の特徴です。肥料を使用すると倒れてしまうので、農林22号は昔のように無肥料の自然栽培でないと栽培が難しい品種です。

そして、農林22号のもう一つの特徴、それは食味です。

現在では粘りや甘みがあり、柔らかいお米が一般的に好まれますが、農林22号はあっさりして歯ごたえがあるお米です。これも昔のお米の特徴ですね。

自然栽培米農林22号のおにぎり

このような昔ながらの食味のお米を、私たちは日本に残していきたいと思っています。

山本さんご本人に農林22号の特徴について伺った動画です。ぜひご覧ください。

農林22号の特徴とは!?

最後に:日本の稲作文化の鍵「農林22号」を守り継いでゆきたい

日本のお米文化の中でも非常に重要なお米である「農林22号」ですが、現在ではほとんど栽培する人がいません。

その理由は、コシヒカリやササニシキの先祖でありながら背丈が高く栽培しにくいこと、そして、あっさりした歯ごたえのある食味で現代の主流である粘りや甘みのあるお米とは異なるためです。

私は、農林22号を食べる時には”昔の人は、このようなお米を普段から食べていたのだろうなぁ”と思いをはせてほしいお米だと思っています。農林22号は、現代に残していきたい品種の一つです。

どうぞ昔ながらの味わいを持つ農林22号をおにぎりなどにして味わっていただければ幸いです。

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Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 09:57 / 食味を知る!伝統のお米コメント&トラックバック(0)

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