自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店

ササニシキはアレルギーに良いのか|自然栽培米ササニシキ

更新日:2022年4月30日 公開日:2016年5月6日

お子様が化学物質過敏症のため
食べ物に困っているという方からご連絡がありました。

その方は、
現在コシヒカリを食べているようですが、
コシヒカリとササニシキを比べるとササニシキの方が安全ですか?とよく聞かれます。

化学物質過敏症などのアレルギーをお持ちの方には
ササニシキがコシヒカリよりも安心だと言われていますが
明確な理由は分かっていないのではないでしょうか?

アレルギーの方には、ササニシキの方が安心?

化学物質過敏症などのアレルギーで悩まれる方に
アドバイスをしている方に聞くと
コシヒカリ系を食べている方にササニシキ系のあっさりしたお米に
代えてもらうとアレルギーが止まる傾向があると仰っていました。

明確な根拠が特定しにくいのですが
経験則としては、多くの方が実感されているそうです。

推測する根拠として、

ある説には
コシヒカリは、甘味と粘りを追求して品種改良したお米の為
アミロペクチンの含量が多いお米となります。
(アミロペクチンは、粘り気を生み、もち米はアミロペクチン100%)
アミロペクチンが、あるタンパク質の分解を妨げているため
そのタンパク質がアレルゲンとなっていると言われています。

アミロース アミロペクチン
出典:http://www.surugaya.co.jp/school/kisogaku/denpun_kiso.html
※アミロースは直鎖状ですが、
アミロペクチンは、樹枝状となっており粘りが増す。

または、
品種改良の過程で
本来なかったはずのタンパク質が生み出され
それがアレルゲンとなっているという説もあります。

あっさりとしたお米に大きなヒントがある?

コシヒカリやササニシキという品種の違いにより
アレルギー反応に違いが出ると経験則から言われていますが、
一概にそうは言えないこともあります。

ある農家さんは、コシヒカリを育て続けていますが
その栽培方法は
農薬や肥料を使用しない自然栽培歴9年目で、
自家採種も9年目となっています。
さらにきれいな水を栽培時に使用しています。

その方のコシヒカリを食べてみると
品種はコシヒカリですが
重くなく胃に負担がこないのですね。

コシヒカリなのに食べやすい。

その方のコシヒカリを
化学物質過敏症のアレルギーの方が食べており
アレルギーが治まったと連絡を受けているそうです。

共通する点は
あっさりしたお米にあるかもしれません。

白米

コシヒカリと言えども
自然栽培環境下で自家採種を続けるとあっさりとしてきます。

あっさりしたお米に大きなヒントがあるかもしれません。

粘りや甘味を追求したお米であっても
自然のままに育てると
徐々にあっさりした傾向になってきます。

つまり、
これが自然に存在する
人間が食べると良いお米なんだよというメッセージのように感じます。

 


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Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 18:17 / 食味を知る!伝統のお米コメント&トラックバック(0)

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