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無農薬米の味はおいしい?|村田自然栽培米ササニシキ

更新日:2021年2月18日 公開日:2016年1月16日

無農薬米という名前でいろいろなお米が販売されていますが
一体どのような味がするのでしょうか?
という質問を受けることがあります。

まず、無農薬米という表現は
現在では”栽培期間中、農薬不使用”という表現に変える必要がありますが、
お米の栽培期間とは一年中と私たちは捉えていますので
田んぼを始めてからずっと農薬は使用しておりません。

村田自然栽培米に関しては、
10年以上自然放置された田んぼで
ヒノヒカリは4年間、ササニシキは2年間、
農薬も肥料も使用しない自然栽培しておりますので
ヒノヒカリは14年間以上、ササニシキは12年間以上、農薬が入ることのない田んぼで栽培をしております。

【世界農業遺産】自然栽培米ササニシキ 村田光貴

さて、
無農薬米の味に関しての質問なのですが、
もちろん過敏に反応される方は、
使用された農薬に反応される方もおられますが
一般にいう食味に関しては
大きくは、品種に影響されます。

甘味や粘りを追求したコシヒカリや
コシヒカリの遺伝を引き継いだひとめぼれやヒノヒカリの食味と
あっさり系のお米のササニシキのお米では、
全く食べたときの食味は異なります。

品種による食味の違い以外にも
肥料による食味の違いも生じます。

慣行栽培の稲作では、一般に肥料が使用されます。
窒素・リン・カリ(N・P・K)の割合を考えて
作付前の元肥や
作付後にも追肥で窒素分を加えます。

元肥に家畜糞堆肥を使用するところもありますよね。
昔、魚粕の天然アミノ酸といった肥料を使っている人もいました。

肥料は収量の面だけでなく、味にも影響があるでしょう。

無農薬米・無肥料米の味

肥料が食味に影響する理由は
農薬や肥料を使用しないお米は、
その栽培期間が長くなれば長くなるほど
徐々にあっさりとしたお米になってきます。

コシヒカリでさえ、農薬・肥料を不使用で5年以上栽培してくると
徐々にあっさりしてきます。

無農薬(農薬不使用)の影響というよりは、
無肥料(肥料を使用しない)の影響の方が大きいかもしれません。

自然の力(太陽・水・土の力)のみで育てた自然栽培米は
食べたときに体に負担が来ることなく、軽く食べれることが大きな特徴だと思います。

そのため
無農薬米はおいしい?という質問には
品種と肥料によりますという答えになります。

また、人により、
甘味や粘りのあるお米が好きという方はコシヒカリ系が良いだろうし
あっさり系が好きな方は、ササニシキ系で無肥料栽培したお米が良いでしょう。

 

 


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Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 23:25 / 食味を知る!伝統のお米コメント&トラックバック(0)

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