自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店

喜び米|自然栽培は土壌を喜ばす

更新日:2021年2月18日 公開日:2016年3月9日

喜び米は、人に喜んでもらうお米を目指しています。

人が喜ぶということは、
食べて健康になってもらうことであり、
人の腸内細菌も喜んでいる状態です。

そして、
この腸内細菌が喜ぶお米を作るには
土壌微生物も喜ぶお米作りをする必要があります。

どうやら

「環境に良い育て方をしたお米は、人間の体にも良い」と言えるのではないでしょうか?

畑土壌にいる微生物たち

土壌微生物の基礎知識(西尾道徳著)によると
畑1反(10アール:100m×10m)当たり約700kgの土壌生物がいると言われています。
そのうち
・70-75%がカビ類
・20-25%が細菌類
・5%以下がミミズなどの土壌生物だといいます。

畑1反の700kgの菌体の約80%は水で構成されており
水以外は140kg分あります。

そのうち
・炭素が70kg
・窒素が11kgあると言われています。

つまり、
土壌微生物を豊かに保てば
畑1反あたり自然と窒素11kg分の肥料があるのと同じになるわけです。

喜び米が自然栽培にこだわる理由

土壌の生成に必要なのは
風化作用土壌生物の働きです。

農薬を使用することは、
土壌生物を殺すことになりますので
土壌生成の仕組みを壊すことになります。

土壌消毒をして結果が出るのは1~2年間で
それ以降は徐々に問題が出てくると言われています。

土壌消毒を初めてした年は、病原菌だけでなく、土壌生物達を殺すので
多量の窒素、リン、カリが供給されるのですが
次の年からは、土壌生物達がいないので栄養素的に問題が起こるのです。

そのため、農薬を使用しない無農薬の栽培が大事だと考えています。

また
欠乏した窒素、リン、カリを補う化学肥料や堆肥が必要となってきます。

そうなると
栄養素重視思考となり、窒素、リン、カリの計算で栽培していくことになります。

でも、実際は
豊か土壌を見てみると
大事なのは、生物重視思考ではないかと思います。

自然に入ってくる有機物と土壌生物が豊かなら良い土壌ができます。

大分県国東半島の水田土壌

土壌生物達が喜ぶような自然栽培を行えば
土壌が豊かになり
そこから収穫できる作物も
生命エネルギーの高い食べ物になるのではと思っています。

それを食べてもらうと
人間の体が喜ぶ。

そのような喜びが生まれるような喜び米(自然栽培米)をお届けしていきたいと思っています。

 

 

 


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Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 09:05 / 伝統の自然栽培米作りの現場コメント&トラックバック(0)

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