大分県国東(くにさき)半島の村田 光貴さんは
農薬、肥料を一切使用しない
無農薬で育てられた自然栽培米ササニシキを育てています。
村田 光貴さんは
2011年に大分県に移住してきましたが
始めにヒノヒカリの自然栽培米を作り
2013年からササニシキ自然栽培米を作り始めました。
村田 光貴さんは,
ご自身が化学物質過敏症であったことから
自分が食べる物には気を付けてきました。
そのため、自分が栽培して育てる作物は
農薬や肥料が含まれていないことが大事だったのです。
村田さんは、
新しく田んぼを始める際には、
その田んぼでずっと農薬や肥料を使用していない所を選んでいます。
例えば、
ヒノヒカリは、
農薬・肥料不使用歴(無農薬、無肥料歴)5年ですが、
田んぼを開始する際に、
10年以上農薬や肥料が一切含まれていない
自然放置された田んぼを選んでいるので
農薬が15年以上は入っていない田んぼとなっています。
ササニシキは、
農薬・肥料不使用歴(無農薬、無肥料歴)3年ですので
農薬が13年以上は入っていない田んぼとなっています。
通常は、無農薬栽培という言葉は使われず
栽培期間中、農薬不使用という表現を使うことになっています。
村田自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリでは、
栽培期間中とは1年中を指しますので
村田さんの田んぼには、
13年以上は農薬が入っていないことになります。
ここ10年で無農薬米という言葉も聞くようになりましたが
無農薬米の割合は多くはありません。
2011年に行われた有機農業普及の調査において
有機農業の面積は、全体耕地面積の0.36%というデーターが残っています。
有機農業は、
自然由来の一部の農薬の使用は許されていますが
ほぼ無農薬だと捉えても良いでしょう。
無農薬で栽培する方は、
まだまだ少数派のようです。
また、
ササニシキは、
1985年には、全国作付面積2位となり
1990年には全国で約20万ヘクタールも栽培される主要品種でした。
しかし、1993年の冷害で大きな被害を受け
冷害に強い”ひとめぼれ”へ転換され、
作付面積は大幅に減少しました。
(現在、ひとめぼれは、全国作付面積2位です)
2013年には、
ササニシキにの作付面積は3000ヘクタールほどと言われています。
村田 光貴さんは、
ご自身が農薬や肥料を使用した食べ物が食べれないことから
農薬や肥料を使用せずに(無農薬、無肥料)自然栽培でササニシキを育てています。
ぜひ、あっさりとした食感で
体にスッと入ってくる
自然栽培米ササニシキをご賞味いただければと思います。
Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 21:49 / 伝統の自然栽培米作りの現場コメント&トラックバック(0)