無農薬米と聞かれて
どのように感じられますでしょうか?
20年ほど前には、無農薬米というのは珍しかったのかもしれません。
現在では、無農薬米という表記はできませんが
栽培期間中、農薬を一切使用使用しないということは
すごく稀だったことだと思います。
1940年ごろから農薬が日本に入りだし
1952年には、稲作用の農薬が誕生したと言われています。
農薬の存在は、
当時では、稲の収穫量を脅かす病害虫を退治する救世主のような存在でした。
水田では除草も大変ですね。
その除草も除草剤を使用することで労力が激減したわけです。
しかし、一部の方が農薬に対し疑問を持つようになりました。
昨日、自然農法を22年している方とお話をしましたが
その方が自然農法をしたきっかけが、自身が農薬障害になったためだと仰っていました。
生汗が出てきて、けだるく、自律神経がうまい事機能しないような状態だったそうです。
自分の体に異変を感じる農家さんも出てきて
現在では、無農薬米というのは、結構多くなってきたのではないでしょうか?
私どものお届けするお米は
農薬も肥料も一切使用していないので
無農薬米ともいえるし、自然農法米ともいえるし自然栽培米ともいえます。
ややこしいですね。
しかし、いたってシンプルであり、
結局は、農薬も肥料も使用せずに自然の力で育てているお米です。
これまでは、あれも必要、これも必要と
いろいろな農薬は肥料をプラス、プラスと足してきました。
しかし、原則は至ってシンプルです。
これは、自然界の法則と言えるかもしれません。シンプルなのです。
これまで足してきたものを
引いて、引いて、
そして最終的には農薬も肥料も引いて、
残ったのは自然界の力(日、水、土の力)です。
そこに自然と共存するため人間の自然を活かす知恵が入ってくるわけです。
このように見ると
農薬も肥料も使用しないとは簡単なようで簡単でないのです。
自然界の土の力で収穫するわけですから
土作りをどれだけしているかという土台がいるのです。
急にポッと農薬・肥料を使用せずに
自然栽培しますとは簡単にいけないわけです。
自然栽培をするためには
土の土台と
その農家さんがどのような信念で栽培をするのかが重要になるのですね。
九州の大分県国東半島で
農薬や肥料を一切使用せずに栽培しているササニシキとヒノヒカリがあります。
ぜひお試し頂けたらと思います。
Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 11:07 / なぜササニシキ・旭など伝統のお米コメント&トラックバック(0)