世の中には”本物”を追求して
その技を磨き、道を追求していく人がいます。
私どもは、本物のお米をお届けしたいという想いから
数々の自然農法家さんと出会ってきました。
私が思うに
私達が食べるべき本物の食べ物とは
簡単に言うと
200年前にもあった食べ物だと考えています。
シンプルに
江戸時代にも食べられていた食べ物
これが、本来の私たちの食べると良い食べ物のヒントがあります。
世界農業遺産に認定された大分県国東(くにさき)半島で
農薬も肥料も使用していない自然栽培米ササニシキを育てている
村田 光貴さんという方がいます。
私は、この村田さんと会って話した時に
本物の自然栽培米ササニシキを追求している人だなと感じました。
ご自身が化学物質過敏症であったという背景もありますが
食べた人の事、環境の事、地域の事を考えています。
私は、
私達が本来食べると良い食べ物のヒントは
江戸時代の食事にあると言いました。
江戸時代での食事の基本は
1.お米
2.発酵食品(味噌、醤油、漬物、納豆等)
3.旬の食材 (大豆、野菜、魚、海藻等)
農民でもお米が少ない時は、
麦類、雑穀等を入れ穀物類を食べていましたが
お米を含む穀物類の食べる量は多かったと言います。
私達は、長い歴史の中
お米を中心とする穀物を食べる民族であることが基本にあります。
当時のお米の栽培方法は
肥料を使用するとしても
その地域にある有機物を使用していました。
特にその地域の人糞尿を使用していたようですが
これは、その地域内での有機物の循環ですよね。
村田自然栽培米ササニシキでは、
人糞尿などは使用しませんが
収穫時のコンバインの後ろから出る粉砕された稲わら
これが、有機物となります。
また、
土の中にも根っこが残っていますので、
これも有機物となります。
これらの有機物をエサに
土壌微生物が繁殖しさらに土壌を豊かにしていくのですね。
村田 光貴さんのササニシキは
一切外から有機物(堆肥、厩肥、ボカシ肥など)を投入しないのですが
これを自然栽培と呼んでいます。
本物を追求している
農薬も肥料も使用しない自然栽培米ササニシキですが
江戸時代の食べ物に本物の食べ物のヒントがある様に
江戸時代の農法・自然循環も参考になります。
私どもが
本物のお米を作っていると感じている農家さんは
下の条件を満たしているように感じます。
1.農薬を使用しない
2.肥料を使用しない(外からプラスアルファの肥料分を使用しない)
3.自家採種をしている
4.良いものを作るという良い想いの持ち主である
1~3は、実は江戸時代の方も同じだったのではと思います。
農薬は、1890年代に西洋から入ってきたので、
もちろん江戸時代は無農薬栽培。
肥料は、使用してもその地域の人糞尿。
当時の人は添加物等も無かったので
お米中心からできた有害な物質の少ない人糞尿だったかもしれません。
いずれにしても、その地域で有機物が回っていたわけです。
現在の自然栽培では、粉砕された稲わらが有機物として供給されます。
これもその田んぼ内で有機物が回っているのです。
自家採種も
当時は、現在のようなF1(一代交配種)の種子を売っているのでなく
農家が代々自家採種をして固定種となっていました。
本物のササニシキを追求して育てている
村田 光貴さんも
農薬も肥料も使用しない自然栽培をしており
自家採種歴10年以上のササニシキを育てています。
ぜひ、本物のササニシキを追求した
村田自然栽培米ササニシキをお試し頂けたらと思います。
Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 23:27 / なぜササニシキ・旭など伝統のお米コメント&トラックバック(0)