美味しいお米作りには
1.土壌 2.環境 3.種籾 4.水 等が影響すると言いましたが
今回は、3.種籾を見てみましょう。
種籾は、通常の一般栽培では
種子更新された種を使用します。
自家採種をすると品種の退化が起こり、品質や収量が劣化することが多いと言われ
種子更新された種は、品質と収量を高めると言われているんですね。
そのため
種子更新された種の使用を薦めてくるんですね。
それはそれで一つの視点ですので、
否定はしません。
しかし、別の視点で見ると
稲の源となる種子はどんな種子なのだろう?
自然栽培では栽培期間中は、
農薬・肥料(化学肥料・有機肥料)は一切不使用です。
それでは、その種子はどうなのでしょう?
自然栽培をする方が考えるのは
農薬・肥料を使用してできた米粒には、
肥毒が含まれると捉えています。
稲は、水田の土壌の成分や水を吸い上げていますので
その環境下の影響を少なからず受けるということです。
人間の体で例えて言うと
20年間、田舎で自然から採られた食べ物を食べてきた人と
20年間、すごく発展した地域だけど工場で作られた食品添加物が多く入った食べ物を食べてきた人
もしかして、少なからず体の健康状態、病原菌に対する抵抗など違うかもしれませんね。
大分県の村田 光貴が育てる
農薬や肥料を一切使用しない自然栽培米ササニシキでは、
収穫後に次年度用の作付の為、ササニシキ種籾を保管しています。
いわゆる自家採種をして、
種子から純粋なササニシキを育てようとしています。
村田自然栽培米では
ササニシキの自家採種歴が11年
ヒノヒカリの自家採種歴が19年となっております。
より純粋な自然栽培米ササニシキ・ヒノヒカリを
皆様に届けていきたいと思っています。
Posted by 自然栽培米ササニシキ-在来種・伝統のお米産地直送専門店 at 10:33 / 伝統の自然栽培米作りの現場コメント&トラックバック(0)